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ネパール旅日記9日目 地元の家にhomestay

2023.10.29

会いたいなと思っていたマガール族の女の子は、またしても両親のいない子。

でも周りには家族の縁に恵まれた人がいて、手を差し伸べてくれている。

何を見せられているのか。
一目瞭然なのに、まだどこか、抗ってる。

力を抜きなさい。
力が入っていても、風に乗ってることには違いない。
*************
ホームステイをしたいと願っていたら、叶った。
美味しい地元ご飯。食事の前には必ず祈る。

困ったなあ。
全てはうまくいってる。

牛を食べないと誓いなさい。と言われて、やってみますと答えた。できるかな。
*************

ところで、いい言葉をもらった。
一年以上旅をしている日本のチョコミントアイスが好きなトルコ人の青年から。
改善KAIZENという言葉を使命に生きてる彼は
身体も自然の一部。ヒマラヤの山を歩きながら全てが一つだった。と美しい目で語った。
彼も私も
Free bird
あるがままに行くだけだ。って。
*************
困ったなあ。
やっぱり全てはうまくいってる。

部屋にドアがないことだけ、おならができなくて困る

free bird
僕たちは自由なんだ。

ヤラエルがくれた言葉。良い言葉。Yes, we are free bird.

今、観光地Bat caveのチケット売り場の中で、チケットをもぎるおいちゃんとおしゃべりしてる。私すごいなー。きっと、普通の旅でも経験できないことをたくさんさせてもらってる。
ここは緑に囲まれてる。緑はいい。彼らはいつも、元気?って聞いてくれてるような気がする。

お金は箱にバサっと入れてある

今朝、パッキングをして荷物を背負ったら、歩きたくなった。お世話になった宿を去り、1時間、ゆっくりゆっくり、少し汗をかくくらいで歩いた。行き先ばかり気にしていると、今、目の前にある美しいものを見落としてる。

ネパールでは髪の長さはhonestなんだって。一番長い民族はマガルともうひとつ。ここでもマガル。見た目も中身も、そうありたいなと思う。

リンゴとバナナをくれた。お手伝いさん?チケットもぎりのおいちゃんが、チャイを頼むとしばらくして持ってきてくれる人がここにはいる。だからといって誰も偉ぶることもなく家族のように。
今朝はヤラエルの作ってくれたトマトタマネギサラダとカレーピラフ(ナッツ入)。身体が喜ぶ。fresh foodを求めてたんだと思う。

今、bat caveにいるおいちゃんが私と話したいって言ってくれた。まっすぐ見てくれているのがわかるから嬉しい。うまく喋ることができないみたいで、お姉さんが間に入ってくれる。←って書こうとしてやめた。それを形にしたくない。そんなもの何の関係もないところに今いる。
そういえば、Rohil(ナルの長男)と字を書いた。多分彼は左利きの脳で右手でペンを持つ。たまに字がひっくり返ったり左右を逆に書いたりする。そして、もっと書きたいのがわかる。彼は脳腫瘍があり、ナルもシッタも筆談を諦めていたみたい。実際はネパール語が書けないだけでローマ字は書けた。2人はそれを見てすごく喜んだ。みんなが彼を諦めてる。それが一番彼の可能性を閉じ込める。ずっと一緒にいると慣れていくのもわかる。初心忘るべからず。それを胸に刻んでいたい。

ネパリ、書いてみた。すごく難しい。

会話中、気づけばわかったふりをしている私に気づく。でもいっかーと思う。小さなことを気にしない。相手はきっとわかって欲しいと思ってると思うけど。何が知りたいか言ってくれたら答えるよって。すこーしズレてるのはわかる。でも、気にしない。多分、彼は私のやりたいことをしてあげたい。ナルに、「ここにいる間に何がしたいの?」って聞かれる。それはきっと神(天?)からの言葉。私の内側からの。知りたいのは、
どんな人で、どんな生活をしているか。
ポカラでオススメのところ。

Bat cave.

今何時かも気にしてかなった。時間にも縛られていない。

「気をつけて。ナルといると、Kayではなく日本人がどういう人なのか評価されるよ」って。
そうね、ここはネパール。私は日本人。ナルに対して、きっとそういう見方もある。

Suraj(チケットもぎりのおいちゃん)のお家に来た。彼はナルのお友達。今夜は彼の家にhomestayする。

夕食。ダルバート。



彼の家の空き部屋を貸している人たちの中にマガール民族がいた。現れる。繋がる。オニサ。日本人みたいだ。そしてまた、家族の縁の薄い子。Surajの両親もすでにいないそう。でも、彼らの近くには豊かな家族がある。それを見なさい、知りなさい、と言われている。受け取るだけ。何を受け取るか選んでいる私。

AZに電話した。おもしろがってほしくて。折り返しはない。いらないと思ってかけたのに、帰ってこないとどんどん気になる。彼らと同じ。彼らは私。

Surajの貸してくれた部屋にはドアがない。ドアがないと落ち着かない。みんなごろんならいいのかな?どっちにしろおならができない。ぶーって出したい。

ここまで来て思う。私が求めているもの。英二さんは関係なく。内側が複雑。思考を揺さぶられるから。でも、間違いなく風は吹いてる。見せられてるから。

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