ネパール12日目 標高2864m
2023年11月1日
5:30起床。すっごいゆっくり寝た。9時間くらい。
チベタンブレッドを食べた。ほんのり甘くて、大きいけれど軽い。小麦だと思う。ブタの鼻の形。
tipを100Rs. シャーマニズムについて聞いてみた。病気を治療したりお医者さん的な感じだったと思うって。ヒンドゥー教もだよって。
あー、やっぱり一日を通してマガリの生活に触れてみたい。伝統的な生活に。
6:30ご飯って伝えて6:45に出てくる。分かってきた。だからただ、焦らず今にいるだけ。
AZさんとの会話が思い出される。私の中に彼はいる。生きている。それは嬉しいことで、冷たい空気に鼻がツンとする。
途中で会ったガイドの兄ちゃんがGorepaniに行くって。5hもあれば着くって。同じ目的地。よかった。
7:40
Ureli(1500m)
↓
12:00
Gorepani(2864m)
(4h20m)
Gorepaniに着いた。一つ目の宿で、宿代交渉に失敗。ここはいいよって言ってくれた。やっぱり小さくて家庭的なところがいい。雰囲気も。庭は森側で静か。
歩き始めてすぐ、学生と一緒になった。彼らは元気。中学生くらいの男の子たち。話しかけてくれる。アニメが好きだって。ワンピースは世界を繋いだなぁと。そのことは全身を逆撫でる。「ワンピース」。名前も。
日本での山仲間の曜子さんのおにぎりが食べたい。ウインナーと玉子焼き。唐揚げがあったら飛び跳ねる。帰ってきたら焼肉に行こう!と交わして来た。それを楽しみにしているとすぐ帰国しちゃいそうで少し控えなきゃ。まだベトナムがある。
道中で日本人の団体に会った。関西弁がうまく脳に入ってこなくてフリーズ。話し始めたら動き始めた。13人。50-60代。元氣やなぁ。
シャワー!あったかいお湯が出た。めっちゃ嬉しい。43℃。でもすぐ身体は冷える。明日、明後日は考えものだ。
今日の夕食は18時。もう少し早く食べたいところだけど仕方ない。なんてったって部屋代500Rsをまけてくれた。あーん。poor traveler。
宿のおばちゃんはパカパカタバコを吸う。裕福なのかもしれない。
みかんが美味しくない。皮が苦い。30分くらい置いておいたみかんは皮がパリパリ。そして甘みが増した気がする。ドライみかん作れるね。
シャワー浴びて、洗濯して。洗濯してたらお母さんがパトバニ(お湯)をくれた。椅子も、桶も。温かいのはお湯だけじゃない。ネパールに来て初めて桶で洗った。今ね、木に引っかかってたパンツを拾って来た。ふふ。裸足で歩く。手で食べる。I like it. Easy to connect with my body and earth. Earth is warm. 気づけば1時間もここにいる。まだまだ居られる。後ろの宿に人が増えてきた。ABCの話をしてる。結局みかんも全部食べちゃった。
明日行くpoon hillは標高3191m。4:30に出る。
まるで現地の人みたいに、洗濯してそのまま外で昼寝して、たまに落ちる洗濯物を掛け直す。
チンゲンサイ?白菜?屋根小屋。骨組みは木と竹と釘。写真を撮ってたら、「食べてみな!」って葉っぱくれた。ラディッシュも。美味しい。fresh。くれたみんなはチョコレート食べてる。
地面に横になりたかったけど、みんな布団を敷いて寝てるもんだから、なんかためらって細い木の椅子で寝た。でも、横になってみたらきもちいい。多分うんこいっぱいの土だけど身体は喜ぶ。
ネパールに来てからおならがめっちゃ出る。多分スパイス?山は特にブーーーが長い。笑。お腹の中で膨らんでる。
天気予報は見ない。昨日も今日も昼過ぎの山に雲が多い。雨が降りそうな雲ではない。
どうやらネパールは後払いシステム。
ストレッチ。ゆっくり息を吐きながら力を抜いていく。ふにゃふにゃになれそう。開脚を除いて。ここだけは重力で伸ばせない。
日本人の3人と一緒になった。横浜からだそう。3-4日。すごいね。70代。小走りで星に向かっていく。少女だ。
ご飯を一緒に食べた。人と食べる外食は初めてだ。少しずつ分けあって頂く。美味しい。一人ではできない経験。
隣の宿がドンチャカやってる。この音楽も、うるさいととるか、ネパールの音楽に包まれるととるかで変わると思う。あー、耳栓置いて来ちゃったなぁ。←
長渕のガンジスを部屋で聴いてたら、ドアを無理やり開けられた。何?って少し怒った。何に怒った?多分、浸ってしまっていたから、それを妨げられたことに。
トイレでお尻を洗うことに慣れて来た。(ネパールのトイレは紙はなく、バケツに入った水を桶に汲み、手で洗うシステム)。むしろ、快適。その後にお尻を拭けたら最高。
食べすぎて夜もうんこが出るなんて絶好調。生理なのが嘘みたい。
星は果てしない。美しい。
ドンチャカ音楽、流すなら流してほしいなぁ。途中で止めると氣になる。ここは誰も注意しない。そうか、それがこの国だ。だからきっと日本はきれいなんだ。誰かが何かを言うからちゃんとする。人の目が育てる。