コミュ障さんへ、コミュニケーション豆知識
コミュ障さんへ、コミュニケーション豆知識
コミュニケーションとは、意思疎通(いしそつう)、相互理解(そうごりかい)のことである。常にインタラクティブ(双方向性)であることでもある。
コミュニケーションをするのに、使える技術が3つある。
【言葉】:会話、メール、手紙など
【行動】:挨拶をして会釈をする。プレゼントをする。近づいていく。去っていくなど。
【態度・表情】:涙をみせる。顔を赤らめる。怒った表情や口調。笑顔など。
これらの技術を高めて、磨くために必要なものは、
『想像力』と『観察力』など…。
相手を思いやって、相手の気持ちを推し量る能力。それには、相手の言うことをよく聞いて、相手のことを良く観ること。相手を知ろうとする努力。自分の置かれている立場、状況など自分のことを良く知ると同時に、相手の立場を考えて常に<意思疎通>をはかること。
ボディー・ランゲージなどと言うモノもある。ボディー(身体)のランゲージ(言語・ことば)。例えば「しぐさ」のようなものだ。立ち振る舞い。姿勢。相手に(タッチ、接触する)親密さの度合いの距離感など。
相手に対する、自分に対する「気づき」「気遣い」「気配り」も大切なものであると想う。
電車に乗って座席に座り、前の座席の人、立っている人などのマン・ウォッチング(人間観察)をして、その人がどんな人生や生活をおくっている人かを想像する練習をするのは面白い。学生、サラリーマン、女子大生風、OL、オジサン、おばさん、親子連れ、オタク風、カバンや傘、携帯電話、パソコンとかの持ち物や衣服のセンスなど。見るべきもの、想像を導くアイテム、表情のサンプルはたくさん電車やバスなどの乗り物中にはある。と同時にそうした人と一緒にいる自分の有り様を振り返って身を慎むことを知る。優先席に座るべき人には、自分の席を譲るなど…。観察をすればするほど、人を知れば、自分を知れば知るほど、コミュニケーション能力は高くなる。
イギリスの推理小説、コナンドイルの「シャーロック・ホームズ」で探偵は、自分のオフィスに事件の依頼に来た人物の身なり風体を観て、その人の職業や相談の内容までをその場で見抜いて当てることが出来るとある。例えば洋服のそでの手首の部分がすり切れている、汚れているのを観察して、その人が印刷業をしていたことをその場で当ててしまったことなどがある。
バランスのとれた“正しい”想像力と観察力は、人生を楽しくするよ。
「寒い日の朝、梅が一輪咲きました。植物も笑うのです。花がほころんで…」
そんな詩的な、観察力や想像力。嬉しいじゃありませんか。!。
あなたは一人ではないです。太陽系の惑星の一つ、地球の上の生き物。人間のはしくれのひとりとして、世界を構成する一員として、社会の人々の情けのしっぽにつかまって生きる人として、あなたの存在が、その営み、働きが、社会を支える人々の中で意味のあるものとなる。
コミュ障さん、優しさに包まれたなら、優しさで人を包んだなら、自然天然の有り様が告げるメッセージを素直にありのままに受け入れることが出来るのです。
good lack!