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大相撲のうんちく話 気は優しくて、力持ち 力士の世界を知ろう!

大相撲観戦の豆知識

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力士の出世街道

沙菜子
@36sanako
#sumo 序の口 → 序二段 → 三段目 → 幕下 → 十両 → 幕内 テレビの中継ゴールデンタイムに化粧まわしをして土俵入りをして、毎月のお給料が貰えるようになるのは十両から上の人だ。大相撲、出世するのも一苦労。大変だ!

14:58 - 2016年1月17日
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↑上のは今年一月にtwitterでつぶやいたもの。日本の大相撲は日本の世相を
反映しているように私には思えて、力士の一日一番の勝負が好きで、よく
テレビ中継を見る。

Sumo is the oldest sport in Japan and was originally
practiced as a part of Shinto rituals for agricultural
fertility in ancient time.
Professional wrestlers appeared in the Edo period,
and bouts were performed to raise funds to build
temples and shrines.
In 1909,sumo was designated the national sport
of Japan.

In a sumo match,two wrestlers wearing only loincloths
wrestle in a 4.5-meter diameter ring until one of them
is pushed out or touches the ground with any part of
his body other than the soles of his feet.

There are six tournaments lasting 15 days every year,
three in Tokyo and one in Nagoya,Osaka and Fukuoka,
respectively.

【英文訳】
相撲は古代日本では五穀豊穣を祈願する神事として行われました。江戸時代にはプロの力士が生まれ、寺社などの勧進相撲も盛んでした。1909年には国技となりました。
相撲の取り組みでは、まわしのみ身につけた2人の力士が、直径4.5メートルの土俵の上で、どちらかが土俵から出るか足の裏以外の体の一部が地面につくまで闘います。
大相撲は15日間の興行期間で、東京が3回、名古屋、大阪、福岡が各1回、年間計6回行われます。

出典引用:英語で日本紹介ハンドブック(松本美江著)

大相撲は一年の奇数月につまり年6回、1月(初場所・東京)、3月(春場所・大阪)、5月(夏場所・東京)、7月(名古屋場所)、9月(秋場所・東京)、11月(九州場所・福岡)とそれぞれの月に15日間の興業で行われます。合間の偶数月は、地方へ巡業興業へ出掛けます。

ひと場所十五日間の興業で、一人の力士が一日一番、その日の対戦相手と相撲を取ります。力士の数は幕の内では東西の番付にそれぞれ15人~16人、計30人前後います。一回の場所15日(回)の取り組みということは8日(回)勝って7日(回)負けなら、その場所の一人の力士の勝率は勝ち越しとなります。これを給金を直すと言って、次の場所の番付(ランキング)に影響を与えてきます。

番付は東西の二手に分れ、幕の内では下は十六枚目~一枚目(筆頭)その上に小結、関脇という大関を含めて三役と呼ばれる地位があります。同じ枚数、同じ役なら西の力士より東の力士が優位ともされます。三役より下の力士を平幕といいます。
幕の内(平幕)のしたは十両力士です。

幕の内の中で、横綱と大関の地位は、一度昇進出世すれば不動の地位となります。横綱が負け越せば流れで引退でしょう。大関が仮にその場所負け越すと来場所を8勝以上上げないと大関陥落となります。これを大関の「かどばん」と言います。二場所続けて負け越して大関を陥落したら復帰するには次の場所十番以上勝たなければ大関には戻れません。

出典 http://www.amazon.co.jp

平幕の力士が横綱と対戦してこれに勝つと、金星と言います。金星を獲得すると力士褒賞金の支給標準額が10円の増加となるそうです。これは、勝ち越し20点分に相当し、獲得場所に負け越しても本場所ごとの褒賞金の支給額が、10円を4000倍した4万円まるまる昇給となります。金星はさらに引退後の年金としても毎月支払われます。

※豆知識:力士が、自分のお嫁さんを貰うことを、金星さんを上げるといいます。
勝ちを白星、負けを黒星と言って、横綱白鵬さんの奥さんの作る料理には、白星に見立てたつみれ団子などがよく入るそうです。     

人気力士が対戦をする、好取組の時にスポンサーから懸賞金がかけられることがあります。勝った方の力士がその場で即金でいただける。一部を広告費として渡し、半分の額を協会に個人名義の納税対策積立金として預け、懸賞一本あたり、手取りで祝儀袋の中には三万円程が入っているそうです。横綱などは四十本近く懸賞がつくことがあるので、一回の相撲で百万円その場で稼ぐこともあるそうです。

“気は優しくて力持ち”の力士の汗と涙、笑顔と、悲喜こもごもの姿を見るのは、楽しいです。

何かのお役に立てば幸いと、綴って行く所存で御座います。ご厚情に感謝致します。