東京うま店気まぐれ名鑑 Vol.1
うまいものは正義だ。
美味しいご飯を食べると誰でも幸せになれる。明日への活力を得られる。
今回はそんな食べたら幸せになるご飯が食べれるお店を紹介していく。あくまで、筆者のもった個人的な感想でしかないが、ちょっと近くに寄ったとき、何か美味しいものが食べたいなって思ったときの参考にしてもらえたら幸いである。
1.六本木 イマカツ
六本木や銀座、赤坂に店を構えるとんかつ屋さんだ。
ここでのおすすめはササミカツである。
筆者はこれまでササミカツというものを、ここに行くまでほとんど食べたことがなかった。しかし、ここのササミカツを食べた時点で、もう他のお店のササミカツは食べられない体になってしまった!そのくらい、ここのササミカツは美味しい。
一口食べたときのジューシーさはササミとは思えない。柔らかく、優しい口触り。しかし、うまさの初速が半端ではなく一瞬で意識が飛びそうになる。衣の薄く、パリッとしているので油のくどさみたいなのは全く感じられない。とにかく、ずっと美味しい!
2.銀座 三州屋
銀座の路地裏にひっそりと佇む大衆割烹は昼時を過ぎているのに、まだ混んでいた。昼時を過ぎても空かないお店に期待値が上がる。
お店のなかには所狭しとメニューの札が並んでいる。
今回注文したのは銀ムツの煮込み定食
出てきて、まず、量が多いことに驚いた!
内容はごはん、銀ムツの煮込み、お新香、鳥豆腐だ。
ご飯はどんぶりに山盛り。銀ムツの煮込みは大きな塊が三つ。味がしっかり染みてて、コラーゲンたっぷりのプリプリした部分が最高においしい。これがとにかくご飯を進める。食べきれるかな?って思うくらいにあった山盛りご飯はみるみるうちに無くなってった。魚のうまみとご飯のうまさが重なった途端にうまいが頭の中をかけめぐり、爆発しそうになる。破壊的なうまさだ。また、サイドで付いてくる鳥豆腐もめちゃくちゃうまい。ポン酢につけて、ご飯と一緒に食べる。うまい、うまい、、、
とにかく、破壊的なうまさが食べている間、ずっと続いていく。
3.蒲田 とんかつ檍
蒲田に本店を構えるとんかつの名店。HIPHOPユニットのDJ松永がここの豚汁がこの世で一番美味しいといっていたので、行ってみた。
この店はまさかの食券制。びっくりした。注文して、30分ほど店の前で待つ。店に入ると既に席が準備されていて、ちょっとした高級店に来た気分。
揚げたてのとんかつが提供される。びっくりするほど厚い上ロースかつ。見ているだけで食欲をそそられる。
衣はびっくりするくらいサクサク。そして、1口噛んだ時に、豚肉の旨みがジュワッと溢れ出して、記憶を飛ばしそうなくらいうまい。そのまま食べてもよし、塩をつけても、ソースをつけても。それぞれ違った味わいが楽しめる。
本題の豚汁である。これも信じられないくらい美味しかった。汁のコクと厚切りにした豚肉。そして、大根やにんじんなどの野菜が豚汁の汁をしっかり吸ってびっくりするくらい美味しくなってる。
今まで食べた豚汁の中でも軍を抜くくらい美味しかった。
世の中には美味いものがまだまだたくさんある。その可能性に気付かされたお店だった。
4.目白 寿司う月
目白の駅降りて徒歩3分のところにあるお寿司屋さん。回らないお寿司屋さんである。
ここのランチで出てくるイワシ丼を今回は紹介したい。
びっくりするくらい美味しかった。イワシと生姜と醤油と酢飯の組み合わせ。魚のちょっとした生臭さをいい具合に生姜が消し去り、米と魚の旨みだけがダイレクトに伝わってくる。これがとんでもなくうまい。
そして、僕が1番押したいのはこの値段で、こんなにぎっちりとイワシが入った丼が680円という破格のお値段で食べれる。信じられないことである。海鮮丼は当たり外れが多い割には値段が張るのが相場である。しかし、う月のイワシ丼はあたりのくせに値段が安い。なんだこれ?ってかんじだ。
また、梅雨になるにつれてイワシは脂をつけ始める。その時期にぜひ行って欲しい。
5.築地 多け乃
築地の場外市場のちょっと外れの路地裏にこのお店はある。
店の雰囲気は古い定食屋さんといった感じ。
店の中にはメニューが乱立する。今回、僕が頼んだのはメバルの煮魚定食。
醤油ベースの濃いめのタレで煮付けた特大のメバル。これまで食べたメバルが嘘なのではないかってくらいに身がふわふわ。ほぐした身を白米の上に乗せて、口の中に放り込む。こんなの美味しくないわけが無い。ご飯がススム、ススム。
半身だけでご飯を1杯完食してしまった僕は、2杯目をおかわりして、もう半身を食べた。
最後はちょっとお行儀が悪いけど、タレをご飯にかけていただく。最高の昼食。こんなにうまい魚料理を出す店が東京にあっただなって驚きだった。
6.学芸大学 うどんおりぜ
住宅街にひっそりとたたずむうどん屋さん。
あれ?こんなところにうどん屋さんなんてあったけぇ・・・
散歩しているときに、ふと見つけた。見つけたはめちゃくちゃ理想。これで美味しかったら100点満点。
入ってみた。
内装は民家を作り替えたような感じ。妙な落ち着きがある。席に座って、注文をした。
店全体に満ちる。木の気のにおい。とっても落ち着く。
席について、注文をした。
今回注文したのは、ちく天ぶっかっけ。
10分くらい待ってると、運ばれてきた。
見た目はとってもおいしそう。麺を口に運んでみる。
おいしい。麺のこし、絡んだつゆ。何もかもが完璧のように感じた。
麵だけでも十分に美味しかったが、これはちく天が予想を上回って美味しかった。
アツアツで薄めの衣がサクッという。あとからくるちくわのうまみ。最高だ。こんなところに天ぷらの美味しいうどん屋さんがあったなんて。とっても驚いた。これは通ってしまいそうだ。
7.高円寺 旅する喫茶
最後は喫茶店
高円寺にある大人気のお店。
高円寺駅から徒歩二分。順番待ちをして店の前で待つ。
待つこと一時間くらい。やっと入れた。
入ってみてギョッとした。とってもおしゃれな内観。雰囲気が良すぎる。まてまてまて。
メニューも気になるものばかり。
クリームソーダはこんなに種類があるのか!?
カレーも気になる、、、
ナポリタンなんて絶対美味しいやん。
こんなことを思っておきながら、結局プリンを頼んだ。
プリンの上にホイップクリームとサクランボ。
これぞ、喫茶店のプリンというもの。カラメルソースはちょっと苦め。プリンは固め。おいしい。
雰囲気がいいから、そこにいることを特別にしてくれる。
こんな空間、また来たくなっちゃう。
カレーを食べた友人は、カレーがとてもおいしいと言っていた。次はカレーを食べに来よう。