
第三話 続き
数分後、三人はお茶会の会場につきました。
「え、えー。今回は、お茶会にお集まりいただき、ありがとうございます。」
クッキーは言いました。
「それでは、素敵なティータイムをお楽しみください!!」
その時、ある人たちがこう話していました。
?「パフェの近くにいるあの二人誰?」
?「たぶん、パフェちゃんの友達じゃないのかなあ?」
クッキーの話が終わり、パフェ、いちご、スピカ、そしてその二人は、席に座りました。
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?「そこの二人。まずは自己紹介をしてくれます??」
「あ、私は・・・二つ星の、河井いちごです・・・」
?「ああ・・・あの、超真面目で有名なクッキーを、一発で攻略したって うわさの・・・」
「は、はい!!私は、スピカです!!・・・いちおう魔女です!!!」
「ふ~ん。私は梨子。こっちはくるみよ!」
「よろしくね!」
くるみは言いました。
「さあ、四つ星さんと二つ星さん、そして・・・魔女さんのお手並み拝見と行こうじゃない!」
梨子はにやりと笑いました。
「「「っ・・・!」」」
(なんか・・・すごそうな人たち!!)
スピカはそう思ったのでした。
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「あああっ!!!みんながドーナツ持ってきてるー!!」
スピカがドーナツの入った袋を開けた途端、梨子が、ひったくるように袋をとりました。
「ほ~・・・お、おいしそー・・・」
「あ・・・あの・・・?」
「ふふふ、梨子はねえ、ドーナツが大好きなのよ。」
くるみは三人に言いました。
みんなが持って来たお菓子が並び、ショートケーキ、モンブラン、チョコレート、たくさんのお菓子にテーブルが包まれました。
「わー、お菓子がいっぱい!!」
「ねーっ!!」
いちごとスピカは、素敵なお菓子を見て、目を輝かせていました。
「素敵なティータイムになりそうね!」
パフェは二人に向かって言いました。
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「「「「「いただきます!!」」」」」
くるみは、ドーナツを一口かじりました。
「えっ、このドーナツ、美味しいぃ~!お店みた~い!」
「・・・本当ですか!?」
いちごはびっくりして言いました。
「うん!!!!」
「そうだ!!みんななら、簡単に屋台とか作って、お菓子のお店とか開けると思うわ!」
梨子が言いました。
「・・・お、お店・・・!」
そう言われ、三人は思い出したのです。みんなでパティシエになろうと言ったことを・・・!!
「そういえば、私たち、パティシエになろうって言ったんだよ・・・」
「そうだよ!!きっと作れる!!やってみよう!!!」
「うん・・・!」
パフェとスピカといちごは、三人で言いあいました。
「私たちも協力する!」
「ありがとうございます!!」
そうやって話しているうちに、あっという間に時間が過ぎ、お茶会がお開きになる時間がやって来ました。
「みんな、今日はありがとね~」
くるみは言いました。
「またいつかあえたらいいね!」
「はい!!」
そうして、三人はスイートツリーハウスに帰りました。
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「・・・梨子さんが言ってたように、私たち、お店作ろうよ!!」
帰ってから、スピカが言いました。
「「賛成!!」」
「じゃあどうする??」
「お菓子を週替わりにする?」
「だったら・・・」
三人は、着々と、パティシエへと近づいているのです。
〈終わり〉 四話に続く!!