
第三話 お菓子の国のティータイム
爽やかな風が吹く五月の末頃。スイートツリーハウスに手紙が届きました。
『パフェ様へ 今度、学校でお茶会を開くことになりました。ぜひ、ご参加ください。家族、友人、大歓迎です。日時は、5月31日 1時~3時となっております。ご参加いただくとき、何かお菓子を持ってきてもらえると幸いです。 スイーツ学園より』
「「な、何それー!!!」」
いちごとスピカは、目をキラキラさせて言いました。
「こういうのが、学校で年に一度開かれるみたい・・・私もよくわかんないけど。」
「ねえ?『友人大歓迎』だってよ??」
「お願い、お茶会に連れてってよ!!」
スピカといちごは、声を合わせて言いました。
「・・・わ、分かった分かった!!一緒に行こう!!」
「「やったー!!!」」
こうして三人は、お菓子の国でのお茶会に参加することになりました。
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「あ、お菓子を持って行かないといけないみたい!!」
スピカが言いました。
「何のお菓子が良いかな?いちご、スピカ、いい案ある?」
「どうせなら、スピカが知ってるお菓子の方が楽しめると思うけど・・・」
「だったら、ドーナツが良い!!パフェがお菓子の国に行ってる間に、いちごと一緒に食べたんだ!!美味しくて、最高だったよ!!!」
「よーし、お茶会には、ドーナツを持って行くことにしよう!!」
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そして、三人はたくさんドーナツを作り上げました。
「これで20個!!何人来るか分らないけど、これだけあれば十分でしょ!!」
「はー・・・疲れた・・・」
パフェといちごが言いました。
「よし、これで明後日のお茶会の準備は完璧だね!!」
ドーナツを冷蔵庫に入れ、いちごとスピカは家に帰りました。
~三日後~
「「「待ちに待った、お茶会だー!!」」」
「よーし、パフェの部屋のドアから、お菓子の国に行けるんだよ!行こ!!」
「いちご、パフェ、待ってよ~!!」
三人は部屋へと走って行きました。さあ、出発です!!
「「「レッツゴー!!」」」
続く!!!