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ブリュノ・ドルプレール(Vc)+ナタナエル・グーアン(Pf) デュオ・リサイタル
行ってまいりました、浜離宮朝日ホール!
今帰りの電車の中です。
毎回、「素晴らしい、素晴らしい」と申しておりますが、世界のトップの演奏とは…
うーん書けません。
そういう感じになれません。
ピアノのグーアン氏は本当に凄い。
私のような者がどう凄いのか説明するのも、評するのも申し訳ないくらい凄い。
そして、チェロのドルプレール氏、その若さでベルリンフィルの第1ソロ・チェリストを務めるという、その実力。
ちょっとだけ頭に浮かんだ言葉を挙げますと、繊細、芳醇、大胆、流麗、そして、その琥珀のような音色。
プロフィールを読むと、楽器はゴフリラー。
ゴフリラーと言えば、私の中ではカザルスでしたが、今日からは、「カザルスとドルプレールのゴフリラー」と心に焼き付けました。
プログラムは、
・シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
イ短調 D821
・プーランク:チェロ・ソナタ
・ショパン:チェロ・ソナタ ト短調op.65
アンコールはサン=サーンスの白鳥でした。
今回も仕事から抜けてきた娘と一緒に観たのですが、娘も私も感想は同じ、こんなに素晴らしいチェリスト、ピアニストがいるんだから、世界のトップというのは凄いものだね、と。
会場には高そうなテレビカメラが何台も設置されていて、
「きっとNHK BSプレミアムのクラシック倶楽部だね」
と娘と話していたのですが、帰りに会場の方にお尋ねしたところズバリ正解でした。
クラシック倶楽部といえば、
昨日23/3/7はスティーヴン・イッサーリス、
今朝23/3/8はミッシャ・マイスキー
(私が以前記事にした…あれれ?消えてる💧
…サントリーホールでのバッハ無伴奏全曲演奏会の2日目)
と、
世界の一流のチェリストが続いて取り上げられたので、録画して鑑賞中です。
凄い人たちの演奏を聴くのは本当にありがたい体験なんですが、ことチェロとなると、今すぐ練習しなきゃ、と気がはやって困ります。
一体自分を誰と比べてるんだよって話ですが、今この歳でこんなところで足踏みしてる場合じゃないだろって、(冷静に考えるととても無駄な)焦りが…😅
とにかく、今日から私はブリュノ・ドルプレール氏の大ファンになりました。
そういえば、今日の会場、いつになく若い女性の比率が高い。
男の私から見ても、ブリュノ氏は背が高くて、細くて、画像の写真よりカッコいいんです。
気になる方は、是非、"ブリュノ・ドルプレール" で検索してみてください。
練習しなきゃ…。
ではまた。
(画像は本日のプログラムの表紙の一部を引用させていただきました)