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ありがたきチェロ弾き仲間

その1. ジャクリーヌ・デュプレ編

昨日、初めてフォローさせていただいたチェロ弾きの方から、初めて好きになったチェリストはジャクリーヌ・デュプレと伺いました。

noteで出会った方でお二人目です。

noteをきっかけにやりとりさせていただいた四人の方々のうち、お二人がデュプレが最初に好きになったチェリストとのことです。

(かく言う私も、カザルスの次はデュプレにどっぷりどハマり、というのは以前にも書きました)

絶対数が少ないから統計的にはわからないけれど、他のお二人とは、そういう話までしてないので、今のところなんと100%です。

昨日やりとりした方とは、デュプレがバレンボイムと出逢う前の婚約者、コヴァセヴィッチ(当時の名前はスティーブン・ビショップ。ご存知の通り、後にアルゲリッチと結婚し離婚した、あの名ピアニストです)と録音したベートーヴェンのソナタ(3番5番収録)のCDの盤による音質の違いについて伺いました。

その方が所有している、オリジナルアナログマスターからそのままデジタルリマスターしたと思われる輸入盤は、国内盤や輸入全集BOXの比ではない音質だそうです。

それは聴いてみたいと、中古盤を検索しましたが、見つからず。

某大型中古レコード店の会員である私は(←店員さんではないですよ。会員です)、入庫のお知らせリストにデュプレの名前を入れました。

海外ネットオークションを覗けばあるかもしれないけど、円安だし、レア盤だし、送料考えると相当な高値だろうし、夜中に見つけちゃったら衝動的にポチッてしまう性格なので😅、そちらは敢えて検索しないことにしました笑。

ちなみに、個人的には、バレンボイムとの同曲録音より前に録音された、このコヴァセヴィッチ盤の方が断然好きです。

そうでない方の書き込みも見たことがあるので、人それぞれですね。

デュプレ好きの方なら、ジャクリーヌのお姉さんが本で原作を書いた、映画「風の中のジャクリーヌ(邦題)」をご覧になった方も多いと思いますが、私はあの映画を観てから、バレンボイムのことが好きになれなくなってしまいました笑。

デュプレのファンでご覧になってない方は是非何かの機会に観てくださいね。

エルガーのコンチェルトが悲しく心に残ります。

先日の記事で、夭折したクラシックの演奏家で「ジネット・ヌヴーしかりです」と書きましたが、重要な人物を書き忘れてました。

一番は天才ピアニスト、ディヌ・リパッティ。

そして同じくピアニストのジュリアス・カッチェン。
あぁ、彼のブラームス…。

有名ではないですが、私の好きなヴァイオリニスト、故ワンダ・ウィウコミルスカ様の伴奏でも名録音を残したアントニオ・バルボーザ。

調べたら、チェロではあのフォイヤマンも早くに亡くなったったのだそうです。

あれれ。
また話が思わぬ方向に脱線しました。

話を元に戻しまして、やはり、趣味が同じ方とやりとりするのは楽しいですね。
note始めて良かった。

その2. エンドピン・弓編

エンドピンを買った話を、前回の「チェロライフ 現在」に書きました。

このときもnoteで初めて知り合った○様の情報がきっかけでした。

おかげさまで、とても良いエンドピンと出会えました。

エンドピンで音が変わるのは知っていましたが、ここまでの弾きやすさが得られるなんて、想像もしていませんでした

今日はその方の使っている特注品の弓より安い普通の市販製品(といっても市販製品の最高モデル)が、中古でとても安く出ていたので、事前に予約をして試奏してきました。

軽くてコシもあるし、良かったんですが、自分の弓と比べると、音が細く聴こえます。

もうひとつ、こちらも安くなっていた中古のベルナールのシルバーも試したのですが、やはり同様に聴こえます。

親切に対応してくれた、お話が明るくて親しみの湧くお若い女性の副店長さんにお詫びして、いずれも買わないことにしました。

初めて伺った秋葉原にあるこの店の店内は、こじんまりしている割に、展示してある楽器が初級者から上級者にも対応可能な数がありました。

目を引いたドイツの19世紀のオールドチェロを試奏室で弾かせてもらいましたが、軽く弾いただけで、ボディが鳴るわ鳴るわ。

「日によってウルフが凄いんですよ」というお話でしたが、こんなに鳴るなら、そりゃウルフも出るでしょうね。

幸い今日は私の日頃の行いの良さが功を奏して(?)ウルフは出ず。

少し前に、別の大型楽器店で500万円台のオールドのドイツチェロを弾かせてもらったときも思ったんですが、簡単にボディが鳴るんだけれど、音が硬い感じがして、好きになれない。

近くで聴いてるからそう聴こえ、聴き手の方にはそうは聴こえないのか、オールドを弾き慣れない私には謎です。

11月18日(金)から20日(日)まで、こちらの店の主催で弦楽器関連国内11社による「弦楽器大展示会2022」という展示販売イベントがあるそうで、事前にどういうものを探しているか情報をもらえれば、各社に在庫を問い合わせてあれば用意していただけるとのこと。

https://www.shimamura.co.jp/shop/repair-violin/article/product/20221029/6815

私は今使ってる弓の製作者、G.A.パウルスの後継者であるイエンス・パウルスの三つ星刻印の弓を弾いてみたいので、それと同等のドイツ弓も、とリクエストして帰りました。

在庫があったら連絡をくれるとのことです。
私はこういった楽器フェア的イベントに行ったことがないので、レッスン日の翌日、最終日に行ってみようと思っています。

こちらも○様の弓の情報がきっかけで広がった話です。

○様、いつもありがとうございます!
もう、ありがたいことこの上ないです。


その3. スケール編

あるクリエイターの方が、スケールと宇宙について書いている記事を上げていらっしゃいました。

私はボウイングに合わせて呼吸をするのが苦手で、先生から教わったようにはなかなかできません。

そこで、自分にも役立つ練習かもしれないと、思い切って、どんなスケールなのか、差し支えなければ教えてください、と問い合わせてみました。

その方からすぐにお返事が来て、私の記事を読んでくださっていて、私のチェロへの情熱を感じて、モチベーションにされている、と恐れ多いお言葉が。
(○○さま! 私、なんとか少しでも上手くなるよう精進しますので、いつか一緒に演奏しましょう!)

そして私の質問の答えには、フォイヤールのデイリー・エクササイズを参考にしていらっしゃるとのこと。

この手のスケール練習本は他にもあると思いますが、私もフォイヤールから今の自分に役に立ちそうなものを拾って、日課のように続けようと思っています。

これもありがたきチェロ仲間の情報がきっかけです。
○○さま、ありがとうございました!!

今日の締め

あんまりたくさんの方をフォローすると、何故か私の精神的なキャパを超えてしまいそうな気がするので、ほどほどにしておこうかなと思っています。

でもnoteで知り合ったチェロ弾きの同志の方々を身近に感じて、励みになっていることは間違いありません。

皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

ホントは昨日今日の練習のことまで書こうと思ってたのですが、睡魔に負けました。

今日はここまで。
また近々記事を書きますね。

(夜中に半分寝ながら書いて、知らぬ間に画面をタッチしてハッと目覚めては直すのを繰り返して完成したのですが、朝目覚めて読み直したらやはり文章がえらいことになっていたので、編集しました。
ありがたくも早速いただいていた「スキ」が消えてしまうかもしれませんが、まだnote初心者の私には残す方法がよくわかっていないので、ご容赦くださいませ)

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