毛利文香さん(Vn.)祭り①の巻
画像:左 川口総合文化センター主催24/1/28公演チラシより
右 文京シビックホール主催24/1/26公演チラシより
連投ですみません。
毛利文香さん三昧
金曜日は文京シビックホールの大ホールで、毛利文香さんの参加するエール弦楽四重奏団の公演へ、そしてこの日曜日はピアニスト大須賀恵里さんが構成する川口リリア催し物広場でのリサイタルへ。
先日の所沢でのリサイタルは、チェロの練習をしなければと、予約してあった自由席を断腸の思いでキャンセルしたのですが、他にチケットを買ってある公演は全て行くことに決めていました。
エール弦楽四重奏団は、ずっと観たかった念願の公演。
というのも、数年前に彼らの公演の模様をeテレのクラシック音楽館で観て釘付けになってからというもの、公演日程を探しても、年に数回だけ、それも決まって平日の昼間に神奈川県内でしかやらないので、観られず仕舞いで何年も過ぎていたのです。
メンバーは毛利文香さんの他、
山根一仁(Vn.)
田原綾子(Va.)
上野通明(Vc.)
と、今をときめく若きヴィルトゥオーゾたち。
曲目は、
・ドビュッシー:月の光
・ドビュッシー:弦楽四重奏曲 Op.10
・シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 D.810
「死と乙女」
広い大ホールが8割以上埋まっていたでしょうか。
会場の響きもよく、演奏も期待以上の素晴らしさ。
有名だけど、こんなに難しい曲たちを一心同体のアンサンブルで聴かせられたら、堪りません。
弾いてる方も楽しいだろうなあ。
そして昨日の川口リリアのリサイタルは、136席のほぼ全てが埋まっていました。
席は先着順だったので、早目に行って最前列正面確保(笑)
曲目は、
・シベリウス:ソナチネ op.80
・シベリウス:6つの小品 op.79より
「思い出」
・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 op.8
ー 休憩 ー
・シューマン:幻想曲 op.131
・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
op.131
前半は初めて聴く曲ばかりだったけれど、シューマンの幻想曲は凄かった。
こんな難曲を弾きこなす毛利さん、頼もしい。
ちなみにこの曲は所沢のリサイタルのプログラムにも入っていたから、そのプログラムは、先日の三井住友銀行のロビーコンサートでのブラームスのソナタ2曲と合わせて半分以上聴けました。
そしてクライマックスのグリーグの3番。
ピアノの大須賀さんも言ってたけど、グリーグのヴァイオリン・ソナタと言えば、私もやはりこの曲です。
毛利さんの演奏が熱い!
愛聴盤のワンダ・ウィウコミルスカの同曲の演奏に勝るとも劣らない素晴らしい演奏でした。
長くなってきましたね。
今日のタイトル、①と付けましたので、②も予定しております。
一体この冬何回毛利文香さんの生演奏に接してるのでしょう。
追っかけと呼ばれても仕方ない。
それだけ魅力ある演奏なんです。
毛利文香さん祭り②の巻は、また近いうちに書くと思います。
まだ聴いてない方は、是非、彼女の生演奏に触れてみてください。
それではまた。