よもやま話。再び。
これと言った話題はないので、よもやま話です。
この週末はもうすぐ婚姻届けを出す予定の娘が実家に一泊で帰ってきました。
普段シーンとしている我が家(私のチェロの音以外😅)が賑やかになります。
妻の家系の血を引いて、酒が好きで強いので、下戸の私は、こういう日の夕食時は、娘と音楽の話やチェロの話でひと盛り上がりしてから、自分の部屋に退散して、妻に娘の独り占め状態にするのですが、今回は娘の勤務先で、ずっと志望していたクラシック音楽に関わる担当になることが決まったらしく、そんな話でも更にひと盛り上がり。
娘の喜びは親の喜びなのです。
翌日は、7月にある発表会で演奏するゴルターマンのコンチェルト5番を、娘のピアノで合わせてみました。
前回よりも格段によくなっている(はず)の自分ですが、いかんせんうっかりボウイングを間違えたり、フィンガリングを間違えて止まってしまったりが多く、
娘から
「止まっちゃうってどうなの?」
と軽くツッコミあり。
「だよねー。間違えても弾き続ける癖を付けておかないと本番で困るもんねー、、」
などと言いながら、合わせてもらったのでした。
娘は私の音をしっかり聴いて合わせてくれるので、自分はとてもラクで助かります。
娘と趣味が同じ私は幸せ者です。
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話は変わりますが、ベルリンフィルがずいぶん前から動画配信をしているのをご存知の方も多いと思います。
ローンチした時から無料会員を継続しているのですが、ラトルが久しぶりにバッハのマタイ受難曲を再演していて、そのライヴ映像がイースターの期間限定(=23/4/9日曜日まで)で無料配信を行なっていたのです。
平日は仕事をみっちりして、残業はほどほどに夕食後すぐにチェロの練習して、風呂に入るともう眠くて眠くて。
マタイ受難曲は、2時間近い?長時間の演奏なので、何度続きから見始めてもすぐ寝てしまい、先に進まないのです。
日曜日までに観ないと!
と焦っていたら、日曜日にイチからまとめて観ることができました。
前回のときも観たような気がするけれど、今回は本当に素晴らしかったです。
これぞ芸術音楽の最高峰🗻
中でも、テノールのマーク・パドモア、バリトン・バスのエリック・オーウェンズ、この二人の歌は、、、。
マーク・パドモアは昨年私の敬愛する内田光子様のピアノで、ベートーヴェンの「遥かなる恋人に」とシューベルトの「白鳥の歌」のCDをリリースして、2人による日本公演をオペラシティで開催したんですが、内田光子様のサントリーホールでのボストン響とのベートーヴェンのコンチェルトを選んだ私は、金銭的な余力がなく、そちらの公演は悩んだ末諦めたのでした。
私にとってシューベルトやベートーヴェンのそれらの曲は、後にも先にも、F.ディースカウが最高で、それさえ聴ければOK的な感覚があったので、そんな固執も視野を狭めて良くないですね。
無理して行けばよかったな、と今更ながらに少し後悔してます。
ちなみにラトルのマタイの舞台演出は、あのピンクパンサーのピーター・セラーズで、シンプルかつコンテンポラリーなのに、原曲の雰囲気を壊さない、見事な演出でした。
興味ある方は是非観てください。
それにしてもキリスト教という宗教のクラシック音楽への影響は計り知れないですね。。
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先日新しい弓を購入してからというもの、普段から節約しつつ、ヤフオクやらメルカリを駆使して、一括返済日までに間に合うようにお金を作っています。
ギターが高値で売れたのも助かりましたが、壊れたスイスのアンティーク腕時計で、アンティーク専門の時計店も質屋にも、"値段が付けられない" と言われたけれど、世の中にはマニアや転売ヤーがいるのですよ。
【ジャンク】と書いても数万円で売れました。
CDも大切にしていたレアCDから出品して、一枚2万円弱から5万円弱の間で売れてます。
(5万円弱のは私の画像アップミスがあって半額になりましたが💧)
そうやってお金を大事にしてたのに、今日、10,000円以上する新品のCD-BOXをボチッとしてしまいました。
だって(←子どもの言い訳)、
ジャクリーヌ・デュプレの旧EMI(現ワーナークラシックス)録音の全作品がアナログマスターからのリマスター(これが肝心)、ジャケもオリジナルデザインなんです。
しかも自分が持ってるEMIの全集は17枚組なんですが.、
こちらは初出の音源を入れた23枚組。
デュプレ・ファンとして、「残り僅か」と書かれてたら、ボチるのも無理ないですよね??
早く届かないかなあ。
殆ど音は知ってるけど、ワクワクするマニア心なのでした。
さてと、、。
よもやま話も眠くなってきたので、そろそろ終了しておきます。
今日も取り止めのない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
それではまた。