9月10日金曜日

街中なのに『モンスト』みたいに移動する事から思うように進めない。眼鏡を掛けてる老婆がパン屋を営んでるのと痩せた老人が薪を焼べるお風呂屋、2軒の旅館を有する自然豊かな街中をボーリング球のように転がって片っ端から倒し回ってるのでは裏手の洞窟まで向かえない。倒れても、NPCの台詞が変わらない。ペットの黒猫が逆さまに為ったら窓ガラスを突き破って蝙蝠が現れた。戦闘に為っても、何も切り替わらない。


白い階段を占める傭兵達。駅へと通じてるすべてのルートを塞いでる。迎え撃つ手筈が万全だったはずなのに裏を掛かれて統制が取れなくなった。それでも、戦い続けたら施設内の被害が大きくなった。売り物を移動してなかったテナントが撤退を強いられる結果となる。


倉庫へと眠ってた旧式のパソコンを引っ張り出す。外してたコードを繋ぐのに手間取って繋いだままにして置けば良かったと思う。上司の練習用ならば古い機種で充分と思われる。


動き回り過ぎたのか、水分補給が足りなかったのか、営業先にて倒れてしまう。誰かによって肩に被かれて庭先を運ばれる。声が出なくて何かを指差そうと試みるのに視界が霞んで良く見えない。寝かされた場所が駄菓子屋らしくて扉が閉められてるのに子供達が入って来るために落ち着いて眠っていられない。世話を行ってくれる老婆には悪いのだけれども、抜け出す。壁伝いに手を付いて進み、売り場をさ迷い歩く。家電には用がなくて退き返したのに何故か商店街へと出てしまい、四つ辻にて声が石田彰である魔人と遭遇してしまう。逃げ惑う人々を掻い潜り、アーケード街を抜ける。


御堂や滝の近くにてL型の箱が見付かる。赤い色合いも含めて【禁忌の筺】と呼ばれてる代物へと似通ってる。長老達が不吉さに畏れ戦いてるのだけれども、お祭りの準備にて忙しい者達は気に掛けていられない。取り敢えずは能登麻美子の声である万屋へと預ける。ブロックの配置を変えるだけでも、容易く時間を巻き戻してる。それだけ予定が圧して焦ってる事を物語ってた。何かが滴る冷たい音。『マンキン』にてくまいもとこが演じてるような少年が腰を抜かす。朝一番に登城した少年が目の当たりにした光景は夥しい遺体の数々だった。昨夜、見回りを務めてたはずの兵士達が変わり果てた姿にて見付かる。壇上にて横たわってる赤毛の将軍は『ログ・ホライズン』にて日野聡が声を当ててるキャラへと似てる。陣頭指揮を行ってるのは宮廷魔術師。しかし、怪しき儀式を行ってたとか、良からぬ指示を出してたとか、次々と証言が上がり、立場を悪くして行く。地位を持ち出して半信半疑で戸惑ってる連中を黙らせようとしたら、騒ぎを聞き付けた将軍が出張って来て取り押さえるように命じたために逆効果と為った。


何事もやり過ぎてしまう傭兵。祭りの朝、城内に兵士の屍体が転がってる展開だけは幾らやり直しても避けられない。外にも早見沙織の声である泉の女神や若本規夫の声で喚く山師なども出て来たのに忘れてる。佐藤利奈の声であるリーダーに従って動いてるのに余り良く覚えていない。声へと意識を向けた結果なのか、見た目が曖昧に為ってしまった。

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呉羽葉月
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