9月26日日曜日

戦闘員を引き連れた鰐のような怪人が路地を歩いてた園児達へと襲い掛かる。助けを呼ぼうにも、電柱裏のゴミが片付けられてるのでは蛇牙男(ジャガーマン)を呼べない。マンションの屋上からの狙撃がなければ捕らわれてたのかも…。ファイズ・ブラスターみたいな大きな武器を構える暗黒騎士のような人物が周辺地域を火の海へと変えた。ビル群が瞬時に爆発へと呑み込まれた。巨大ロボットによる大規模戦闘ではないのだから辺り一面を焼け野原へと一変させたのは幾ら何でもやり過ぎと思われる。兵器レヴェルの恐ろしい武器を軽々と扱ってる。これでは園児達が無事なのかと心配に為ってしまう。


愛娘を溺愛する絶対的な支配者。見た目としてはヴェルドラに似通ってるのだけれども、髪が黒いし、腰の辺りまで伸びてる。男性にしては長過ぎると思う。育児優先で仕事は部下へとすべて丸投げしてる。実質的にナンバー2の参謀が取り仕切ってる。ソファーへと並んで腰掛けてるのと同じように何も考えずに盲目的に従ってるのが大半の中、面白くないのが1人。立ち上がってるし、言動も目立つ。出し抜く事も、取り入る事も、何一つ行えずに燻ってる。


居酒屋へと入ると仲間達が既に集まってる。遅れて来た訳でもないのに殆ど食べ終わってる状況である。欠けてる個所を埋めるように移動させてテーブルを長方形へと変える。円い椅子を内包出来る程度の小さなテーブルなんて珍しいのかも…。イメージとしては床板パネルが近いと考えられた。酔っ払ってるのはテーブルが移動させられた事にも気が付けない。メニューを受け取ったはずなのに広告やコミックばかりで肝心な内容が見当たらない。ようやく見付けたと思ったらファミリー店向けのメニュー表だった。パスタ・アラモードがどんな料理なのかわからなくても、パスタを食べたくなってしまった。注文を決められないまま時間ばかりが過ぎ去り、仲間達が帰ってしまうし、閉店時間までも迫って来た。優柔不断にも程があるとしても、そもそもメニューの作りが悪い。


幼児用のプールなので足首くらいまでしか浸からない。歩き始めたばかりと思われる小さな子供とその親御さんが当たり前のように多く、独り身では目立つと思われる。視線が下を向いてるのは有り難い。回り込むのが面倒で単に直進しただけに過ぎず、何らかの思惑でも持ち合わせてる訳ではない。辿り着いた柵へと手を掛けて眼下を見渡す。アスレチック・エリアを一望出来る場所だからわざわざやって来たのである。手にしてる柵も含めて見た目が木であっても、コンクリート製なのが風情としては劣るのかも…。


交差点を渡り終えた後に戦隊ヒーロー物のコスプレを行ってる子供達が追い抜いて行く。色や役回りがちゃんと振り分けられてるのが不思議。すぐさま闇夜へと融け込んで姿が見えなくなる。これから向かうお店が受け入れてくれるのかと心配してるだけで通り過ぎて迷子に為るとは考えていなかった。どの道、食事どころではなくなる。


暑さに耐え切れない梨紅から誘われるままにプールへとやって来た。貸し切りと見紛うほどに外のお客が何故か全く観られない。そのお蔭で面積の少ないセパレートを身に着けてる梨紅から過剰なスキンシップを受けてしまう。逃れられないのは環境要因なのか、身体が求めてしまってるのか、自分ではわからない。


保育士の姿が見当たらない事が引っ掛かる。角が生えてる事から猛牛がデザインのモチーフと思われる。動きが速いのか、複数潜んでるのか、デザインが似てるのでは判断出来ない。ゲリラ的に行動する黒き戦士団。宗教的に人民を支配してる白き使徒。愛娘をあやしてる支配者の声が小西克幸、表情のない冷徹な参謀が新井里美、色仕掛けが使えず、悪巧みでは敵わず、アイドル崩れの広告塔へと収まってるのが佐倉綾音。髪の色でしか区別出来ない部下一同。色へ対するイメージ的にも、善悪が反対に為ってる内容。合理的に進ませるほどに平べったくなる歯痒さ。動き易さを考えればセパレートを選択肢に入れられないはずなのに年々増えて来てると思われる。

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呉羽葉月
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