8月9日月曜日

校医からとある女子生徒を連れて来るように頼まれる。校内を探し回ったら屋上にて絡まれてるのを見付けた。普段ならば止めへは入らず、先生を呼んで来るのにその余裕もないし、仕方なく、割って入る。大人しく引き下がってくれたから戦わなくて済んだ。校医が呼んでる事を伝えて階段を降りたら何故か無いはずの地下まで降りてしまってた。見るからに地下道の壁面。踵を返して上がろうとした階段が崩れ落ちては使えず、地下を進む羽目に為った。難なく、別な階段から上がれたから良かった。生徒が埋め尽くしてる廊下を通れず、校庭へと出る事に決めた。砂地を泳ぐ鮫のような魔獣に追われる羽目に為り、封じられてるのか、召喚が行えず、対応に苦労した。何とか辛うじて追い払った。新校舎が瓦礫と化し、グレイの建物がそびえてるのが見える。解体されたにしては囲いが設けられていない。背後の道路と公園も建物へと姿を変えてるし、2階が体育館と為ってる特殊な校舎も半ば呑み込まれてる。校舎間を繋ぐ連絡通路も無くなっており、少し観ない間に大きく様変わりしてる。入り組んでるために迷う羽目に為ったのだけれども、滑り台を降った先に保健室まで辿り着けた。これでお役御免と思ったのに処置まで手伝わされる羽目に為る。困惑によって記憶が残らない。


道の駅にて待ち合わせしてる道路標識のような人物を探してるのだけれども、見当たらない。コスプレしてる者ばかりでは普段着の方が浮いてしまう。別な着ぐるみを纏ってるのでは見付けられるはずもなかった。何重に着込んでるのやら…。犬の着ぐるみを脱いで標識のような格好にて運転席へと乗り込む様子を背後から観てる。折り重なる大量の着ぐるみによってリアシートが埋まっており、言われるままに助手席へと乗ったのだけれども、荒っぽい運転によって直ぐに後悔させられた。何処をどのように通ったのかを覚えていないのに目的地には着いてた。


大人には狭苦しい梯子を登った先の窓から恐竜の頭部を見る。仄緒ちゃんが食い気味に見詰めてるのに瑞玻ちゃんの方は興味があるのかないのかがわからない。搬入口だったと思われる場所も含めて嵌め殺しに為っており、出入り出来なくても、ガラス張りなので外から見学出来る。入れないのでは触れられないために残念としても…。


欠伸を噛み殺す仄香さんが「お休みなさい…」と部屋を後にするのを見送ってたら不意に酔っ払ってる瑞穂さんから押し倒された。危うく床へと頭を打ち付けるところだった。跨がって来る瑞穂さんが「準備出来ていない」なんて頬を膨らませる。呑んでたのだからまだその気になっていない。擦り付けられたらすぐさま反応を示した。


ダンジョンを抜けたら谷間の村へと出た。赤い屋根の家が縦に並んでるのだけれども、塀によって仕切られてる。村の東側を南から北へと抜けたら別な洞窟が口を開けてる。休まず、先へと向かうのは危険と退き返す。教会を通らなければ村に入れないなんて変わった作りと思われる。宿屋が在るから休めても、武具屋が無いのでは装備の強化が出来ない。村を抜けた先の南から出たらダンジョンを通らずに山を越えられた。


入りくねったトンネルを抜けたらブッコワウスみたいな敵が待ち構えてた。部が悪くて途中にて逃げ出す。ゲゲの態度がおかしい事から「もしかしたら介人の父親なのかも…」なんて思ってしまった。カーテンばかりのクリニック内をさ迷ってたり、何やらゲームにて遊んでたりする。モグラのように蟻の巣を巡る。当てもなく、さ迷うばかり…。目的地へと辿り着けるのに帰りに迷うのは曲がるべきところで曲がっていないためなのである。丁字路では突き当たってから曲がるために突き当たらない帰りでは曲がれない。交差点では決して起こらない現象が生じる。体育館が2階に為ってるのを外に眼にした事がないために珍しいと云う事に為るとしても、ビルの上が学校に為ってたり、校舎がお城に為ってたりするのと比べたらインパクトとしては劣るのかも…。


火、炎、爆、炎熱属性。

日、昌、晶、光輝属性。

雷、霆、震、雷電属性。

風、嵐、裂、烈風属性。

・、‥、…、水滴属性。

木、林、森、樹木属性。

草、花、薬、草花属性。

石、岩、磊、岩石属性。

土、圭、硅、珪素属性。

暗、闇、漆、漆黒属性。

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呉羽葉月
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