10月16日土曜日

物が雑多に置かれた室内。訪れる者が少ない淋しげな空間と化してる。怪しげな人物が廊下を横切った事に気が付いた湖南が積み木から手を放して用心してると奥の隣室より、ダイナマイトを投げ込まれた。キャッチして投げ返そうと試みたのに首から下げてるストラップに絡んでしまった。外せないまま掃き出し窓を開けてバルコニーへと慌てて出る。辛うじて外せて投げ落としたのだけれども、倒れ込むままに極度の緊張に晒されたのか、意識を失ってしまった。眼下の公園へと落ちる前に爆発したために爆風にて木々が煽られただけで被害は出なかった。


橋の下を潜り抜けた1台の車がカーヴの先にて停まる。砂利が敷き詰められた広場へと降り立つルパンがハンドルを握ってる老人へと声を掛けて背を向けるままに階段を登って行く。落ち合った人物へと何故か長襦袢の説明を行ってる。着物の内側に着るインナー。白装束みたいな代物。裾が短いのが襦袢。寝間着としても用いられる浴衣の原型。変装するのに必要な様子。


地下道を急ぐ面々。右手側に曲がって階段を上がれば地上へと出られるところで待ち伏せてた連中が現れた。姫様が咄嗟に物陰へと隠れてる。更に真っ直ぐ進める通路が続いてるのだけれども、道幅が極端に狭く為ってるために知らないと見落とす死角と為ってる。黒い鎧の一団から進み出る赤い鎧を纏ってるのがリーダー格らしい。大人しく連れ去られるローブ姿の侍女達なのだけれども、何も話さない。視線を追われて隠れてる位置が悟られないように顔を伏せたまま背を向けて退き返す羽目と為る。残された姫様が立ち尽くしてるとお迎えが現れた。黄金の鎧を身に着けたブロンド女性がメイド数人を引き連れてる。顔見知りなので安心して付いて行く。


狩猟部へと入る事によって本来ならば禁じられてる狩りを行えるように為り、ジビエを手に入れる事が許される。余り人気のない部活なのだけれども、空いてる枠目当てに補欠達が押し寄せる。必要に迫られて始めた身では代表戦に選ばれたい気持ちがわからない。全て受け入れる事なんて出来ないし、参加出来る人数だって決まってる。よって今、行ってるミッションを手伝わせてその結果から誰を一時的に入れるのかを決める。園内を示すマップには欠けてる個所が幾つか観られる。擦れてるとか、破れてるとか、汚れてるとか、そのような意味ではなくてデッドスペースみたいに記されていない。隠し部屋が造られてると睨んで1つずつ調べ回る。南側から入れる“回”の形を有する建物の内側には本棚が作り付けられてる。回遊出来る造りの空間には北側以外、テーブルと椅子が置かれてる。死角に位置するカウンターでは緑髪の司書が眼を光らしてる。北側の隠し扉を見付け出して入ると禁書が収められてるのを目の当たりにする。読めなければ何の意味もない。続いて水回りへと向かう。トイレではなく、水場。単なる炊事用ならば屋根だけで充分なのに壁まで設けられてる。そこが怪しくて調べ始めたら雨が降り出した。屋根から出られないのならば内部を優先的に調べるだけだった。


深爪したら指先が無かったと云う内容やゲームを行ってるのは忘れてる。何やら文章を編んでた気もしたところで覚えていなければ意味がない。顔を描くのが面倒なのか、モブに為ってるマギウスの黒羽根。顔が隠されてるのは雑魚やデザインが決まっていない事が多かったのにモブとして纏められてる。


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呉羽葉月
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