10月14日木曜日

眼を覚ます度に辺りの状況が変わってる。何かが背中に載っており、身動きが取れないのが大半。抜け出すようにして降ろしたら薄汚れたマットレスだった。何かが瓦礫の陰へと隠れたのだけれども、姿を捉える事が出来ない。逃げ出すように呼び掛けたところで応じる者など現れない。呻き声を上げるだけで真面に話せない者も観られる。乗ってるのが流石に象では降ろせない。押して降ろせるのは降ろしたのに立ち上がる者など観られない。別れを告げて放浪の旅へと出た。何年かして戻って来たら街並みが様変わりしてた。限界集落のような雰囲気なので廃墟よりはまだ増しに為ってる。住人達へと尋ね歩くと最も古くから住んでる人を紹介された。託されてた伝言によって無事に解放された事を知る。しかし、同時にもう会えない事を痛感させられた。肩を落としつつ、お礼を述べて再び旅人に戻った。


子供達の声に眼を覚ます。いつの間にか、眠ってたらしい。遊んでる者やアニメを観てるのに分かれてる。『プリキュア』シリーズなのか、魔法少女物なのか、わからなくても、モニターへと近寄って見始めたのに前に座られるし、野球に変えられてしまうし、結果的に観られない。声が能登麻美子なのか、早見沙織なのか、区別出来ない女性陣によって眠るように仕向けられる子供達だった。そろそろ帰ろうと思うのに泊まるように言われる。如何しようかと迷いながら階段を降りてトイレへと向かう。大塚芳忠の声で話す口髭の人物から手渡されたパットのようなツールにて連絡を取るように求められても、5のボタンが無いのではな行を打つ事が出来ない。電話帳から探すにしても、一苦労だった。スロープを降るスーツケースが崖から落ちてしまう。荷物の送り出しに失敗した事でロボットによって追い回される羽目と為った。白い布が垂れ下がってる室内を逃げ惑う。


牢屋にて捕らわれてる人々。横に為ってる者が多い。鼠が囓った壁の穴や格子の欠けた部分が翌日には見当たらない。寝てる間に直されてるにしては静か過ぎて腑に落ちない。落ちてたペンチにてH鋼の陰に隠れてる部分の柵を切り開く。コンクリート製の床を掘れない事からH鋼を這い上がってボルトを外す。都合良く転がってたペンチを使って外した屋根からの脱出を図る。声を掛けても、続く者が現れない。皆、諦めてしまってるのであった。一日が過ぎれば何もかも元通りなのでは使える時間が限られてる。


飲み歩く老婆に付き添う女性達。死後に財産を貰う約束で従っても、遺言書の形式を為していなければ単なる紙切れに過ぎない。半分、ヴォランティアであるし、支払いは老婆の財布から出してるために懐が傷む訳ではないので平気らしい。自腹を切らない事から損してるのは時間のみ。ストレスが溜まるために個人的には願い下げ。唐揚げを食べてる女性達の気持ちなんてわからないまま背を向けてお店を後にする。


1期の『魔法科高校の劣等生』を観ていなければ内容がわからないと思われる『魔法科高校の優等生』からの影響を所々受けてる。シャワーを浴びるシーンを忘れてる。眠る事によってシーンが切り替わる。ご近所トラブルを逆手に取る逞しい女性達の強かさに圧倒されてるのかも…。逃げ出そう、抜け出そうと試みてるのが全体的な流れと為ってる。暖炉の前に赤く照らされてるソファーが置かれてる。どちらも2つずつ並べられてる事がおかしい。一部屋に1つが普通の暖炉。向かい合わせではなく、暖炉へと背を向けてるソファー。人気が無いのに赤々と燃えてるのも含めて何もかも怪しい室内なのである。

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呉羽葉月
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