麻雀初心者講座④ 〜立直を目指すと和了できない?〜

 早速だが、前回記事から引用。

それぞれ①和了を目指さなくなる②門前は難しい③立直を目指さない方が結果的に立直手順が上手くなる、と私は考えているからだ。

 今回は①について述べる。

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 こちらは、麻雀を統計的に分析した書籍である。この本によると、天鳳全体の和了の中で、副露手は約半分を占めているらしい。(詳しくは自分で読んでください)

 天鳳で生まれた和了をそれぞれ0副露、1副露、2,3,4副露に分類すると、0副露は全体の半分だった、ということだ。

 単純ではあるが、立直を目指すというのは、鳴かないということであり、残りの5割を全部捨てていることになる。鳴かないという行為は基本的には和了から遠ざかる(鳴いた場合と比較して)行為であり、これは私が前に述べた麻雀の目的から反する行為である。(勝利→和了→役あり聴牌)

 恐らく、初心者の牌譜には立直手順に固執して鳴ける牌を悉くスルーした結果、他家に和了られた局が沢山あるだろう。かつて(今でもそうだが)の私が正にそうだった。それでも「まぁ立直手順を見てたから仕方ないよな」と開き直るばかりで、目の前の和了をひたすら逃し続けていることに気付かない。これが、1番良くない。

 大切なことは手順そのものではなく、「これは立直手順を踏むべき配牌だ」ということを正しく認識できることである。そして、それを身につけるにはとにかく和了するしかない。

 単純すぎるが、立直手順を踏む配牌は全体の5割、即ち半分ほどしか無いことを忘れてはならない。

 いずれにせよ、

鳴かない=和了から遠ざかる=勝利から遠ざかっている。

 この感覚は忘れてはならない。

 

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