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【第1部】母ちゃん、いまさら一人暮らし始めました。

2:仕事のこと

33年勤めた横浜市を退職しました。

 大学を卒業してすぐに、横浜市の教員になりました。友達と遊ぶことのほうが好きで、ゼミの先生は光村の国語の教科書作りに何年も携わる素晴らしい方だったのに真面目に学ばず(今思うととてももったいない)、大した野望もなく、なんとなく先生になってしまいました。

 それから33年。途中、結婚したり子どもが生まれたり、親がなくなったり、家族が入院したり、いろいろあったけど、なんだか長く続けてしまいました。

 結局すごく楽しかったんだと思います。クラスが何となくうまくいかなかったり、授業が全然だめで講師に指導されたりしたけど、毎日が新しいことの連続で、なんだか大笑いしちゃうことも結構あって、いやだったことや落ち込んだことも忘れちゃったんだ。一緒にいてくれた子どもたちには、本当に救われました。私が担任であることを許してくれた保護者の方々には感謝しかないです。そして、たくさんの先生方に育ててもらいました。本当にありがとうございました。

 そして、横浜市を退職して私は今、1人暮らしを始めています。新たな学びに挑戦します。

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