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東京前日記〜飛行機遅延編〜
読み方は「とうきょうぜんじつき」でも「とうきょうまえにっき」でもどっちでもいい。
前回までのあらすじ
東京でいつも遊んでいただいているフォロワーさんとのオフ会があるため札幌から向かう。
しかし、新千歳空港では、航空会社都合による大幅な遅延が発生していた。
遅延の待ち時間に何をするか?
JALの運行状況にアクセスすると「使用する飛行機の到着遅れのため出発に遅延が生じています。」とのことだった。
天気に関しては、冬の北海道だから運休になったりする可能性だってゼロじゃない。だから飛ばなくなったわけじゃないってだけマシなんだけど、それでも心は削られる。
2023年9月のオフ会の時も、前乗りで夜中に羽田空港に着いて、タクシーでホテルへ向かったことがあった。ここはその可能性も考え、待ち時間を有効に活用しようじゃないか。
考えることは主にこの三つ。
①自分以外の他者が関わる予定について
②金銭が関わることについて
③自身の体調について
①他者が関わる予定について
これは、同じ日に会う人がいたら普通に意識すると思うのだが、遅れる場合は遅れると連絡する。
③にも関わってくるが、今回のように前乗りしなきゃ間に合わないような朝イチで予定がある場合などは、翌日の朝の寝不足すぎて無理……みたいなことにならないように、時間帯をずらしてもらうなどは飛行機から降りた時点で(つまりなるべく日付が変わる前に)判断しよう。
以前、もっと待ってる人数が多い地獄の遅延に巻き込まれたことがある。(上記でちらっと書いた2年前の秋)
タクシーに乗るのも一苦労なくらい激混みだったし、そもそもタクシーアプリで呼んだやつに別の人が乗って行って列に並び直すなど、不慣れさと混乱によってホテルに着いたのが夜中の2時ということがあった。
その時のオフ会は、ご飯→ボドゲ会という約束をしていたのだけど、ご飯はみんなのご厚意でカットさせてもらった。
その分、ホテルを1時間追加滞在にして寝た。
自分が行く側だから、急な予定変更で本当にみんなには申し訳ないなと思ったけど、航空会社都合の遅延はこっちに責任ないのだから、自分ができることは、しっかり相談!早めの連絡!代替手段の提案!である。
ていうか自分が同じ立場だったら、まじで無理しないでーって思うからさ。寝不足で楽しくなさそうにされる方がよほど嫌かもな……って。
②金銭が関わることについて
基本的に自分でホテルの予約をしているのだけど、たいてい、到着に遅れる場合は連絡してくださいと書いてあるので、私は時間ギリギリになりそうだったり、5分でも遅くなりそうな時は一応、空港で電話してしまう。
泊まらないわけじゃないですよ、忘れてないですよというのを伝えるのは大事だ。勝手にキャンセルになっても困るわけだし。
あと、交通手段が変わる可能性があるので、時間や乗り換えを終電まで調べてスクショを撮っておくといい。調べ直すこともあるけど、見通しが持てる方がいいからね。
私は翌朝の交通手段もスクショしてます。
羽田ならまだなんとなく駅への行き方がわかるけど、初めて行く空港は要注意。
で、到着後の手荷物受け取りの時間が意外とかかるので鬼門。
これが終電を逃すとタクシーになってしまうので金額が何倍にも膨れ上がる。心する必要があるということだ……というか、着陸前になんかぐるぐるタイミング見計らってるなー、これ降りれないな、という感じだったのでこの時点で諦めてた。
とりあえず、数回前の東京旅行で使ったタクシーアプリにはいい思い出がないので別のものをダウンロードする。
(下記でレポ風にしてるからわかると思うのですが、結局使わなかった。)
③自身の体調について
①でも書いたけど、遅く着くということはそれだけ寝る時間が少なくなる。
洗顔して、シャワーして、髪を乾かして。お土産の配分を考えたり袋を用意したりして。私が遅いのもあるけど1時間はかかる。
普段の睡眠時間を考えると、できれば6時間(最低でも5時間半)は確保したいし、7時間寝れたら万々歳だ。
あと、ホテルって空気清浄機があろうと乾燥することが多い。加湿のため寝る時もマスクをしてることもある。特に冬。
といいつつ、とっておきの蒸気でホッとアイマスクのキンモクセイの香りを使ったら、マスクをし忘れた。これ、普段寝る時も無香料使うけど、おすすめです。
以下は具体的な遅延の様子です。(当時リアルタイムでメモ帳アプリに書いてたものを転記。)
遅延レポ
22時過ぎ。予定では45分遅れだったが、実際1時間くらいの遅れで飛行機は飛んだ。搭乗手続きの時間的に、私が乗ろうとしていたものより後に飛ぶはずだった便の方が早く飛ぶっぽいのは若干解せなかったがもうそんなこと言っても仕方ない。航空会社の人に直接文句言わない代わりにここで言うけど。
この前機材変更のメール来たなと思っていたけど、これまで乗った飛行機よりちょっと豪華な仕様だったので、得した気分だ。
いや、気分だけだ、時間&体力にはだいぶ損だけど。
航空に携わる方々も本当におつかれさまでした。無事に飛んで着いただけでいいのだ。それはほんとにそうなんだけど、やっぱりしんどいものはしんどい。
いつも乗ることが多いタイプよりビジネスクラスとかの席数が多いので、自席への移動中に眺める余裕があった。へぇ〜、あんな感じなんだ〜
人生で一度くらいは乗ってもいいかもしれないけど、たぶん一度でいいなと思う。
後ろの座席からめちゃくちゃチャカチャカ音漏れしている。が、飛んでる間の音にかき消されて全く気にならなくなった。そういうこともある。
ちなみに、飛行機の中では恐山さん(っていうか品田遊さんの)エッセイを数本読んだ。旅の内容じゃなくても、自分以外の人の日常ってすごく非日常な感じがするのだな。
サラッと機内誌を読んでたら、京都の印香が乗ってる!(メーカーは違うと思うけど)前にフォロワーさんが教えてくれてからお香の類も好きなので、ふと嬉しくなった。
そして、寝ようと思ってもなかなか寝れないので、結局このnoteを別のメモ帳アプリに書いてるというわけです。
シートで何分寝たかわからない。張り切って買った上着が硬くて首が痛い。
もうなんでも愚痴になってしまうような心持ちで、運が悪いなというのを取り返すぞ、とは思うけど……とにかく明日は体力も気力も使うだろうから早く寝たかった。
23:35到着予定と言っていたが、実際は23:45に地上に降り立った。そして、乗客として飛行機から降りた時点で23:59。間に合わないかもしれない、というかもう絶対間に合わない。
こういう時に機内持ち込みのスーツケースいいよなぁと思う気持ちはあるが、ただでさえ、おみやげが入らなかったのだ、私には無理な話だった。
カウンターで、補償の案内をしている。遅れによって私のように終電を逃したり、泊まる場所を変えたりする人が対象で、タクシー代やホテル代の領収書を添付して書類を送ると口座振替で入金される。
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さて、ただ今回の場合は上限が15000円だったように思います。よって、めちゃくちゃ遠くにいく予定だった人が本来泊まるはずだったホテルをキャンセルして(キャンセル料は補償対象外)新しく予約を取り直した場合は、結局自費が発生するのではないかと思う……
※今回の私の場合、蒲田駅周辺のホテルまで乗せてもらって、4300円でした。
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タクシー乗り場の写真を撮らなかったけど、行くエリアが都内じゃないとき、並ぶところが違ったりする。表示を確認している間にも空車タクシーを待つ椅子取りゲームは始まっているので、一組遅く並ぶだけで待ち時間が何分も伸びる可能性があるのかもしれない。
タクシー乗り場もアプリで呼ぶのと来るのを待ってるのならどちらが早いか微妙なラインだった。ある程度のお客さんを乗せた後、私の前に待ってるのは私含め三組くらいだったが、後ろにはなかなかゾッとする人数が並んでいた。
そしてその三組になった後のタクシーが来る頻度が5分に一回くらいという急にやる気を無くした頻度になり、正直イライラしていた。
電車に乗り換える方が早いか、タクシーで帰った方が早いかわからないくらいの時間だが、まぁ、どうせタクシー代はJAL持ちなのだ。前回ほど途方に暮れていないだけずっとマシだった。先頭になった。0:24。空車より迎車のランプが増えてきた。
0:26来た!空車!!
というわけで、遅延って嫌だねぇというお話でした。このあと無事タクシーの運転手さんは物静かなタイプの方にあたり、領収書を書いてもらいましたので、旅行から帰ったらJALに送りつけるだけです。
無駄にやること増やして……と思うか、あとで立て替えてもらえるならまぁタクシー乗れてよかったなと思うかは私次第ですね。
1時くらいにホテルにつき、雑談してるDiscordサーバーに顔を出して、シャワーを済ませ2時就寝。
ていうか旅行中でも隙間時間で書けるものですね〜!
結局、睡眠時間は少なかったりするのですが、旅行のブーストがあるから15日はずっと元気だった。
そんなオフ会(初サバゲ)についての感想はまた後日!