合格の歓喜。実質6浪目で夢叶う(受験勉強編#18)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
実質6浪目、最後の大学受験。志望校は1校2学科のみ。ラストチャンスにして入試を2つに絞るというのは…かなりリスキーな受験でした。
全力を出し切り2週間後の結果発表を待ちます。
前回の話はこちら。
受験を終えた後…
経営学科・会計学科の入試を終えた後は2年半続けた受験勉強を止めました。
外に散歩したり、ゲームをしたり…勉強以外のことをして毎日を過ごすのは本当に久しぶりでした。
毎日10~11時間勉強していたため、突然勉強を止めると落ち着かない気分です。
受験した経営学科は確かな手ごたえありました。しかし第一志望の会計学科の結果は自信がない、というのが正直なところです。
時間が経つと結果が不安になってきます…。
しかし両親とも約束し今回の実質6浪が最後の受験。
どんな結果になろうとも受け止めるしかありません。
もしダメなら今後の受験は一切諦めます。
運命の合格発表当日
受験から2週間後、いよいよ合格発表の日を迎えました。
結果はインターネットから閲覧できます。
合格発表のサイトにアクセスし受験番号を入力すると結果が表示されるシステムでした。
不合格だとあっさりとテキストのみが表示され、
合格だと「サクラサク」の文字とともに桜の画像が表示されます。
当時は今ほどインターネット回線が速くありません。
合格の場合、画像を読む込むためクリックした時点で結果が分かるのです。
恐る恐る…まずは経営学科の結果を見ます。
受験番号を入力し、結果を見るのボタンをクリック。
すると…。
合格…!
思わず「やった!!!」と声を上げました。
恥ずかしながら、私の人生で何かを自分の力を成し遂げたことはほとんどなく…
24歳にして初めて自身の努力で勝ち取った瞬間でした。
続いて翌日。第一志望の会計学科の結果を見ます。
すでに経営学科が受かっているため結果を見るのは怖くありません。
落ちても構わないと思っていました。
結果は…
なんと、、、合格…!!!
正直、会計学科の試験の手ごたえはほとんどありませんでした。
難問に苦戦しながら、なんとか問題を解ききったのがこの会計学科の試験です。
まさかの2学科の両方が合格。
これまで通常では考えられない膨大な時間と高額の費用をかけ…失敗を繰り返しながら取り組んだ受験勉強の成果があらわれた瞬間でした。
合格後のこと
今回の結果を両親に報告しました。
結果は意外だったようで、二人とも目を丸くして驚いていました。
まさか合格するとは思っていなかったようです。
高校卒業後3年半もフリーターとして職を転々とし…
突然大学受験すると言い出したと思ったら2年連続で不合格。
今回も不合格になるだろうと思っていたとのことでした。
小さい頃から今まで何かで成果を上げた経験がなかったため、両親がそう考えるのも当然でした。
こんな不甲斐ない息子によく耐えたと思います…。
(今の私があるのは両親のおかげです)
意外な成果
今回の結果発表で、自分でも驚いたことがあります。
受験したMARCHの経営学科・会計学科では入試で高得点を出すと上位クラスに入学できる権利が与えられます。
経営学科、会計学科ともに上位クラスでの合格でした。
上位クラスといっても他の学部生とカリキュラムはほぼ同じなのですが、このクラスではより専門性の高い授業で単位を取得できます。
(会計学科であれば、より会計に特化した専門科目で単位を取得できます)
ただ1点、勿体なかったのが…スカラシップ(学費の一部免除)のチャンスを逃してしまったことです。この上位クラスに合格するとスカラシップ(学費の一部援助)を得られるのですが、その条件が事前の小論文提出でした。
小論文といっても10行くらいの短い作文を書くだけです。
私は上位クラス、スカラシップなど受からないだろうと思い小論文を提出していませんでした。
社会人になった後に気付くのですが、どんなことでもまずはチャレンジをして行動しないとリターンは得られないのです。
成果を得るためには数を打つ…これは社会人の鉄則なのですが、この時は考えもしませんでした。
何にせよ夢にまで見た大学の合格。
合格の余韻に浸り、喜びを噛みしめながら大学入学の準備をします。
続く。
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