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キャリアセンターでの相談が転機に。ポジティブに進む私の就活再挑戦(#多浪の就職活動編#12)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
実質6浪、24歳で大学に入学。
同年代から6年遅れた26歳からの就職活動…。
『実質6浪から大手内定を掴むまでの26歳新卒の就活サバイバル記』
ハンデを抱えた就活生や逆境に挑むすべての方に、少しでも勇気とヒントを届けたい。そんな想いから記事を書きました。
前回の話はこちら。
多浪の就活再挑戦
大学3年生の12月。この時点でエントリーした企業は全滅。
就職活動をリスタートです。
気を取り直して、再びIT企業一択でエントリーを続けました。
私が就職活動をしていたのは2010年。当時IT企業は1万7千社近くあると言われていました。
それまでエントリーしたのはたったの40社。そう考えるとエントリーできる企業はいくらでもあります。
就職活動は交通費を除いてお金はかかりません。就職サイトの利用も無料。どれだけエントリーしてもタダです。
新卒枠を使えるこの時期にとことん就活サイトを使い倒そうと思いました。
そうポジティブに考えエントリーし続けました。
この頃から「書類選考を通過できたらラッキー」くらいの気持ちでエントリーをし続けていました。
70社にエントリーして感じた変化
大学3年生の1月になりました。本格的に就職活動を始め3ヶ月が経過します。
この時点でエントリーした会社は70社を超えていたと思います。
相変わらず書類選考不合格が続いていましたが、1社からOB訪問の案内がありました。
書類選考不合格以外の連絡は久しぶりでした。
案内をもらったのは大手通信会社でした。
インターネット掲示板で調べるとどうやら数回のOB訪問を重ね、最終面接に進む選考フローのようでした。
最終面接に進むためには「実質的に面接」といえるOB訪問を突破しなければなりません。
一回目のOBは若手の社員でした。システムエンジニアとして働いているそうです。年齢は20代前半。26歳だった当時の私よりも明らかに若い…。
穏やかな雰囲気の中、会話も弾みました。
このOB訪問の後日、なんと二回目のOB訪問の案内をもらいました。実質的な二次面接です。
二回目のOBは中堅の社員でした。おそらく係長相当。年齢は30代前半です。
一回目の若手社員と異なり社会人としての風格や内に秘めた厳しさのようなものを感じました。
この雰囲気に圧倒され私の回答もしどろもどろに…。手ごたえのないままOB訪問は終了。
以降、私には次の選考の案内は届きませんでした。
結果不採用だったわけですが、実質的な二次面接まで進んだのは大きな自信になりました。
私の就活に変化が現れてきたのは70社近くにエントリーしたこのタイミングからです。
確実に一歩一歩進んでいました。
鉄道系IT企業の書類選考を通過
大手通信会社のOB訪問を終えた直後のタイミングでした。
今度は大手鉄道会社のユーザー系SIerから一次選考の案内が届きました。
就活初期、ほとんどが書類選考不合格だったのに、1月のこのタイミングから書類を通過するようになりました。
その理由はおそらく二つあったと思います。
一つ目は、エントリーを続けながら自分のエントリーシートを都度見直し、改善していたこと。
二つ目は、エントリー時に適性検査を数多く受けたことで、適性検査のハイスコアを取れるようになったことです。
とにかく数をこなすことで経験が積み重なり、それが多浪のギャップを埋めるための強みになりました。
鉄道系IT企業の選考に進む
書類通過した鉄道系IT企業の企業研究と対策を十分に練り一次選考に挑みました。
一次選考は中堅社員二人との面接です。
事前に準備した通りに面接は進み手ごたえも良好。翌日、最終面接の案内が来ました。
就活初期の11月頃を振り返ります。
40社以上エントリーし唯一通過した2社が年齢を理由に不合格になった時、「もうチャンスは訪れないんじゃないか」と思っていました。
しかし、あきらめずにエントリーし続けたことで状況は間違いなく好転していました。
最終面接は油断はできません。「ほぼ受かるだろう」と思って挑んだ保険系SIerの最終面接で落ちた経験があります。
最終面接こそ最大の難関です。
念入に対策し最終面接に挑みます。
続く。