なぜ実質6浪でも大学受験をあきらめなかったのか?(はじめに#3)
こんにちは。実質多浪のロクです。
今から16年近く前の話です。
私は高校を卒業した後、フリーター生活を4年ほど続けた後、突如大学受験を決意し、約2年間の受験勉強期間を経て、大学に入学しました。
私が人より遅れてでも大学に入ろうとしたきっかけは何だったのか。
それは、就職するためでした。
浅はかな考えですが、当時私はそう考えてました。
「就職するために大学に入るなんて、大学は就職予備校ではない」
そんな声が聞こえてきそうです。おっしゃる通りだと思います。
大学の目的の定義として…
「学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与する」(教育基本法第7条第1項)
と記載されています。
しかし、当時フリーターだった私は大学に行く正しい目的など当然理解しているわけありません。
中学・高校時代の同級生たちが充実した大学生活を過ごし、大学3年生から就職活動を始め、内定を獲得した姿が輝いて見えました。
私は「大学に行けば、就職できる!」というきわめて短絡的な思考から大学受験を決意しました。
中学も高校もろくに勉強もしてなかった私ですから、
目的もなくアルバイト生活を続け、勉強する習慣もなく、突然思い立って勉強したからといってすぐに大学に合格できるはずもありません。
当時、アルバイトを1年続けながら受験勉強するも全く上手く行かず、アルバイトを辞め、大学受験に専念することで2年かかってようやく大学に合格できました。
一から勉強を開始して大学に合格するまで約3年かかりました。
大学に入学した時の私の年齢は24歳。実質6浪です。人より6年遅れてます。
私が入学した大学は私立文系MARCHでした。
はたして、実質6浪つまり、人より6年遅れて大学に入学して意味はあったのでしょうか?
「就職する!」という目的は達成できたのでしょうか?
結論、多浪してでも大学に入学した意味はあった。でした。
もちろん6年の空白期間のハンデを背負っているわけですから、ストレートで大学入学してきた子と比べ、就職活動は困難を極めました。
そこでも様々な困難があり、結果、実質6浪で大手鉄道会社に新卒入社しました。
フリーターを続けていたら、入社することは叶わなかったと思います。
ネット上では…
・多浪して文系私大に行っても就職できない
・多浪するなら、医学部か薬学部しかない
・多浪したら人生が終わる
そんな書き込みが溢れていますし、私もそのような書き込みを真に受けていました。
しかし、上手くいくかどうかは多浪かどうか…ではありません。
全ては自分次第です。
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