公認会計士を諦めて進む道。小さな成功を積み重ねる大学生活(多浪の大学生活編#3)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
実質6浪で大学に入学。一年生の4月から公認会計士を目指し大学内の専門学校で勉強に打ち込み始めました。
しかし、想定を超えた高難易度と授業にペースについていけなくなり、たったの一ヵ月間で挫折してしまいます。
大学卒業後も公認会計士試験に合格できる未来を想像できなくなり、断念という決断をします。
前回の話はこちら。
単位取得に必死になる大学一年の前期
大学一年の5月。
公認会計士試験を諦めた後は、大学の前期の単位を取得すべく毎日休まずに大学の講義に出席していました。
一年生の前期は講義を目一杯入れていたため、月曜日~金曜日までほとんど隙間なく講義が埋まっていました。
相変わらずコミュニケーションが苦手で友人も少なかった私は少人数制・クラス制の授業を避け、大教室の講義ばかりを選択していました。
(これが大学初期の失敗の一つです…)
4月のオリエンテーションでできた友人3人とは、週1、2回会う程度。
大学でも孤独になっていました。
一年生の前期は講義スケジュールについていくのに必死でした。
大学に入学するまで浪人で2年半もかかってしまった私ですから、大学の講義ですらキャパを超えていました。
一年の前期で単位を落とす…
あっという間にテスト期間がやってきます。
大学では、概念的で難解な講義も多く…私には理解できない講義も多々ありました。
大学一年の前期のテストではさっそく単位を3つほど落としてしまいました。講義を一切欠席してなかったにもかかわらず…単位を落としショックを受けました。
私が入学したのは会計学科です。会計のメイン科目であり必須科目の「簿記論」という重要な講義も落としてしまいました。
この「簿記論」が非常に難解かつ厄介な講義でした。
内容は簿記3級程度だったのですが、きわめてアカデミックな内容で講義が進み、簿記の基礎知識を持たないと先生が何を話しているのか全く分からず…完全にお手上げでした。
大学に入学して4ヶ月。さっそく3つも単位を落としてしました。
「このままでは卒業すら危ういのでは…」
危機感に襲われます。
一年生の後期。考えを改める。
「せっかく大学に進学したのに、留年なんてできない…!」
不安に駆られ、後期は冷静に考えを改めることにします。
会計学科に入学したのに、後期こそは「簿記論」を落とすわけにはいきません。
会計の基本である簿記をなんとかすべく勉強を始めることにします。
一年生の5月。大学内の公認会計士の専門学校「炎の塔」の学費を払い入学しましたが、資格の難しさに勉強を断念してしまいました。
学費を全て無駄にしてしまったと思っていたのですが、調べてみると払った学費の中で簿記3級~1級までのオンライン講義を受講できることが分かりました。
大学に入るための受験勉強でも私は予備校のビデオ講義を活用してました。引きこもり気質な私にはオンデマンド方式の勉強がマッチしていました。
さっそく簿記3級のビデオ講座を好きな場所・好きな時間に受講し始めます。
将来に向け、小さなことから始めていく
後期は大学の講義と並行し、すぐに取得できる資格の勉強も始めました。
難関な資格取得しようとしても、これまでの経緯からすぐ挫折してしまうことを自分自身でよく分かっていました。
まず取り組んだのは「漢字検定3級」です。
非常に恥ずかしい話なのですが、私は小学校~高校までほとんどまともに授業を受けたことがありません。義務教育の勉強すら欠落していました。
漢字検定なくても良かったのですが、基礎の基礎の資格から学び直しを始めます。
また、TOEICの勉強もスタートします。
TOEICは就活で有利。という情報をインターネットで見つけたからです。
大学入学時、TOEIC(IPテスト)を初めて受けました。大学受験で培った英語はほぼ全く通用せず一問足りとも解ける問題はありませんでした。
一年生の4月のTOEICスコアは300点だったと思います。
中でもリスニングのスコアが絶望的でした。
大学受験勉強でリスニングは一切勉強しておらず、TOEICのリスニングテストは全く聞き取れませんでした。
TOEICの教材も購入し、リスニングとリーディングの勉強も始めました。
一年生の後期は大学の講義を受講しつつ、空いている時間は図書室で簿記・漢字検定・TOEICの勉強に打ち込んでいました。
資格を取得。小さな成功体験を積み上げる
大学一年生の冬になる頃。
漢字検定3級、簿記3級いずれも無事に取得することができました。
簿記3級は大学の学内専門学校のビデオ講義が上手くハマり、ほとんど苦労することなく講義と写したノートだけで資格を取得できました。
(簿記3級の取得はビデオ講義を強く薦めます!)
TOEICはようやく400を超えたくらいでした。なかなか成果は出ませんが継続して勉強を続けることにします。
小さな成功体験を積み上げた成果もあり、
後期は厄介だった大学の講義「簿記論」含め、他の単位も無事に全て取得することができました。
孤独と戦った大学一年時
大学一年生の頃。ゼミにもサークルにも入らず、少人数の講義も受けていなかったため孤独な大学生活を過ごしていました。
オリエンテーションでできた友人はゼミ、サークルに所属していたため、それぞれの仲間と楽しく大学生活を過ごしていました。
学食で一人でランチを食べ…ボッチ飯の日々、、。
「孤独で辛かった…」というのが一年生当時の正直な気持ちです。
(自覚なく、自分自身で孤独を選択していたわけですが…。)
やはりゼミ、サークルには入るべきだと思います。少なくとも少人数の講義も受けるべきです。
大学は学問だけではなく、学生同士の交流で生まれるコミュニケーションを培う場所なのです。
それに気づくのは、2年生以降の話になります。
続く。
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