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多浪としてnoteで伝えたいこと

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

2024年6月27日に初投稿し、体験談を書き始めてから約3ヵ月が経過したところで、最近非常に嬉しいことがありました。

なんと…私のnoteを読んでいただいた方から、「クリエイターへのお問い合わせ」を通じてお問い合わせをいただきました🙌

今回は、お問い合わせいただいた「多浪の就活への不安」について詳しく書いていきたいと思います。

これはまさに私のnoteのテーマになるものです。

多浪の就活への不安について

実質多浪で何年か遅れて大学に入学し、新卒で就職活動を始める時、不安を感じると思います。

私が就職活動をしていた時は…

「自分のように実質6浪、26歳の年齢で就職活動している大学生などいないんじゃないか?」

「そもそも多浪で新卒で就職活動できないんじゃないか?中途採用扱いになるんじゃないか?」

…と思っていました。

その思い込みと不安はどんどん大きくなり、いつしか巨大なコンプレックスとなり、押しつぶされそうになっていました。

しかし、今振り返ると全く心配することはないと思います。

多浪でも新卒で就職活動できる

これは当然ですが、現役も実質多浪も関係なく新卒として就職活動できます。

なぜなら、企業は大学生に向け「新卒枠」の採用活動を行っており、卒業予定者であれば、浪人や留年の有無に関係なくこの「新卒枠」で応募できるためです。

繰り返しですが「卒業予定者」なら「新卒」として扱われます。

多浪は内定がもらえない?

「多浪が新卒として就職活動できても、多浪や年齢が理由で結果的にどこからも内定をもらえないんじゃないか?」

そう不安に思ってしまうかもしれません。
過去、インターネットの掲示板でそんな書き込みもいくつか見られました。

結論。多浪でも企業から内定をもらえます。

多浪で内定をもらえない、ということはないです。

日本の法律で、企業が年齢を理由に応募者を制限することは禁止されています(雇用対策法)。

また、労働基準法でも企業は就職希望者が何歳であろうと正当な理由なく年齢だけを理由に不採用にすることは許されない、と定められています。

多浪は就活で不利になるか?

「でも結局、多浪は就活で不利になるんじゃないか?」
そう考えてしまうかもしれません。

たしかにそういった面もあるかもしれません。

周りの学生と比較した時、多浪と若い学生とでは後者を採用する企業もあるかもしれません。

実際、私が就職活動をしていた時、100社以上エントリーして90社近く書類選考で不合格になりました。

面接に進んだ2社については、明らかに年齢を理由に落とされたこともあります。

しかし、それは今からさかのぼって15年以上前の話です。

時代は変わりました。

コロナ禍が就活を変えた

コロナ禍をきっかけに、企業が求職者を年齢で差別する風潮はなくなったと私は感じています。

それはなぜか?

コロナ禍以降、リモートが普及し、転職者が増え転職市場が一気に活発になりました。

これまで日本においては、新卒で企業に入社し、定年まで勤め上げるのがスタンダードでした。

企業は新卒を採用し、65歳までのキャリアプランを見据え雇います。基本的に終身雇用で企業一社で最後まで働いてもらいます。

しかし、コロナをきっかけに大手企業から転職する人が激増し、終身雇用も崩壊の一途をたどっています。

私が勤めていた1社目の鉄道会社は、私が入社以降10年間は転職する人などほぼいませんでした。

転職した人もいましたが、周りからは安定の企業を辞めた変わり者扱いをされていました。

しかし、コロナ禍でリモートが普及したことから転職が容易になり、私がいた鉄道会社でも転職者が爆増しました。

コロナによる鉄道会社の業績不振も理由ですが、転職した人のほとんどが年収・待遇改善を求め転職し巣立って行きました。

これからの就活

かつて「転職35歳限界説」というのは、多くの企業や業界で信じられていました。

しかし、現代の転職市場ではこの説はほぼ過去のものとなり、実際に私は39歳で通信会社に転職しています。

…と前提の話が長くなりましたが、年齢で差別する風潮がなくなったのは中途採用に限らず、新卒採用でも同じことが言えます。

年齢がどうこうよりも、個人のスキルが求められる時代です。

ジョブグレード制を導入する企業も増えて来ました。

新卒で就職活動をする際、どんなスキルを身につけたいかどんなエキスパートになりたいかという観点でしっかりアピールすれば、多浪であろうと道は開けてきます。

これからは終身雇用を前提としたジェネラリストではなく、専門性を身につけたエキスパートが求められています。

絶対にやってはいけないこと

多浪が就職活動をする際、絶対にやってはいけないことがあります。

それは、
「多浪だからという理由で就活を諦めてしまったり、就活の幅を狭めてしまうこと」です

新卒採用は大企業に入る最大のチャンスです。業界にこだわらず、幅広く応募することを強く勧めます。

多浪こそ、この新卒枠を有効活用すべきです。
多浪であっても堂々と就活しましょう。
これは逃してはならないチャンスなのです。

今の時代でも年齢で差別してくる会社があるかもしれません。それでもし残念な結果になっても縁がなかっただけです。
「そんな会社入らなくてラッキーだった!」とプラスに考えましょう。

諦めずに就活を続ければ、あなたに合った良い会社に必ず出会えます。
多浪こそ、とにかく業界は幅広く数を打つことです。

それでも不安を感じている方へ

もし多浪に悩み、不安が拭えない…という方がおられましたら、
ぜひお気軽にコメント欄にコメントをいただければと思います。

コメントしづらいという方は「クリエイターへのお問い合わせ」からいただいても大丈夫です。

XもやってますのでDMも大歓迎です!

どんな細かい質問でもお答えし、可能な限りお力になれればと思います💪

以上、「多浪としてnoteで伝えたいこと」でした🗒️

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