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公認会計士への挑戦と挫折。専門学校で感じた壁(多浪の大学生活編#2)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

実質6浪目で念願叶った大学進学。無事に志望校志望学部に合格し入学式を迎えました。

実質6浪のハンデを背負い、社会人としての逆転を狙うため公認会計士を目指します。

前回の話はこちら。


公認会計士の学内専門学校に申込み

大学一年の4月。大学内にある公認会計士の専門学校の学費を支払い、講座受講手続きを完了します。

学費は数十万円です。決して安くはない金額ですが、専門学校としてはかなり安いです。

この学費もフリーター時代の貯金から捻出しました。将来の自分のための投資と考え惜しくはありませんでした。

学内専門学校は、大学の楽しい雰囲気とは全く違ったまさに「本気」の雰囲気でした。

本気の大学生たちが公認会計士を目指し昼夜問わず勉強に励んでいます。

その専門学校は「炎の塔」と呼ばれていました。私は覚悟を持って申し込んだ…つもりでいました。

大学の講義とともに専門学校の講座も開始

4月の初め。大学の講義と同時に専門学校の講座もスタートしました。

大学までは自宅から電車で2時間。一限目の授業に出席するには朝6時起きです。

大学一年目は忙しく、1コマ90分の授業を朝から夕方まで隙間なく受講します。

朝からひたすら大学の講義を受け続け…夕方に受講終わると、そのまま学内専門学校で21:00近くまで公認会計士の講義を受け続けます。

覚悟を決めていたとは言え…なかなか辛い、、。

大学のオリエンテーションで友人になった同級生2人は、公認会計士は目指しておらずサークル・ゼミに打ち込んでいました。

そのため専門学校では周囲に友人はおらず…私はまた孤独と戦っていました。

2年前、大学進学を目指し予備校に通ったものの…友人ができず、孤独に耐えきれず予備校を辞めてしまったことを思い出しました。

その時のエピソードはこちら。

公認会計士の勉強に限界を迎える…。

大学の授業と専門学校の講義を受け続けて1ヵ月。

朝から晩まで勉強を続けていましたが、たったの一ヵ月で限界が近づいていました。
理由は二つあります…。

まず一つ目に専門学校の講義の進むペースが私には速すぎました。

同時に、周りの受講生のキャッチアップ力が恐ろしく早いことに気付きました。

周りの受講生は大学附属高校出身が多いことが分かりました。私と比べエリート学生です。元々のスペック…地頭の良さの次元が違いました。

二つ目に、朝から晩までリアル講義を受け続けるのは、私の体力面・精神面からもついていけませんでした。

浪人時代、私はほぼ宅浪でした。自主勉に加え予備校のビデオ講座と衛星放送で自宅で受講できる講座を受講しており、引きこもり気質で今で言う「陰キャ」な私には宅浪が合っていました。

以上の理由から、早くも1ヵ月で限界を迎えました。

そもそもよく考えると、私は勉強が苦手でした。

今の大学に入学するだけでも純粋浪人期間で2年半かかっています。他の学生は現役で大学に入学しています。

私からすると「勉強の化け物レベルの学生」と戦って勝てる気がしませんでした。

公認会計士の勉強を断念する

大学進学を志していた時、私はインターネットで
「多浪は人生終わり。就職できない」という書き込みを見かけていました。

「実質6浪で大学に入っても就職できないのでは…。」と不安を感じたことから、

実質6浪でも通用する資格を取りたいと思い公認会計士を志していました。

しかし現実として、公認会計士は超•高難易度の資格です。
何度資格浪人を繰り返しても、なかなか合格できません。

私は合格する未来を全く想像できなくなり、このまま勉強を続けても資格を取得できずに大学を卒業する予感がしました…。

大学に入学するだけでも2年半もかかっているからです。

たったの1ヵ月間での早すぎる判断でしたが、傷は浅い方が良いと思い、
一年生の5月には公認会計士を断念し、実現可能で現実的な新たな道を探ることにします。

続く。

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