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多浪受験に賭ける、私の物語(受験勉強編#1)

こんにちは。実質6浪の社会人ロクです。

今回から実質5浪目、純粋2浪目での受験勉強編を書いていきます。

私は高校卒業後、3年半のフリーター生活を経て、
「大学生になりたい」「大学を出て就職したい」…
という極めて漠然な想いから、人より4年も遅れた大学受験を決意しました。

多浪受験に将来を賭けます。
長期間続く私の多浪受験の始まりでした。

多浪受験を決意したフリーター時代の話はこちら。


再始動の4月

フリーター時代に一番長く働いたオンランショップでのアルバイトを辞め、
4月から受験に専念することにしました。

次の受験まで10ヵ月あります。

「勉強できる時間はいくらでもある!」

浪人生になると、不思議なことに4月は無限に時間があるような感覚を持ちます。
感覚というより、実際は錯覚…ですが…。

私は楽観的なまま、受験勉強の準備を始めることにしました。

再び志望校を定める

自分のやりたいこと、得意なことを軸とした学問を学ぶため、前回の受験では情報ネットワーク系の学部のある大学を受験しました。

次の受験も、学びたい学問は変わりません。

再びネットワーク系の学部を持つ大学(日東駒専)に照準を絞ります。

受験科目も「英語」、「数学」の2科目に絞ったまま。

浪人生活をスタートする際、不思議なことに…
時間があるという錯覚ゆえの欲が出てきます。

私はさらに上のランクの大学も目指したい。と思うようになりました。

調べてみると、MARCHのとある大学にも情報ネットワーク系の学部がありました。

受験科目は同じく、英語・数学のみで受けられるようです。

しかし、前回受験の大学は数学I・A、II・Bで受験できたのに対し、MARCHの大学は数学III・Cも試験範囲になっています。

「10ヵ月あるからいけるだろう。」と甘い考えで、MARCHの大学を第一志望に定めることにしました。

数学III・Cがどれだけ難易度が高いのか、勉強したことがなかったために分からなかったのです。

将来を想像し、生まれてくるワクワク感…

前回、大学不合格となった2月。私はひどく落ち込みました。

不合格の結果を目の当たりにした時、目の前が真っ暗となり、未来を見失いました。

しかし、4月に改めて目標を定めた時、まだ大学に合格していないのにもかかわらず、未来が明るいようなワクワク感がこみ上げてきました。

何の根拠もない、ただの妄想でしかありません。

浪人経験がある方なら分かると思うのですが、このワクワク感というのは非常に危険です。

本来なら、この時点で危機感を感じ、一分一秒惜しまず勉強に励むべきなのですが、志望校を定めただけで満足してしまいます。

ここでの慢心が、長期間に渡って続く、私の浪人生活の原因になるのです。

次の話はこちら。

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