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遊戯王MD カジュアル用の本棚Vo.03 「自演三戦-Self Three Wars-」
(2024年4月18日付)
どうも、カジュアルデッキ大好きおじさんこと、個人勢野良狐Vtuberの狐峰ノラです。花粉はだいぶ収まってきたみたいですが、春特有の寒暖差で体がもうボロボロです…。
約2週間ぶりの投稿となりますが、前回の記事はいかがだったでしょうか?
読んだって人は、感想のコメントを書いてくれるととても嬉しいです!
まだ読んでないって人は、この記事に続いて読んでくれればと思います。
前回に引き続き今回も遊戯王マスターデュエルのデッキ紹介記事になります。
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1.デッキ紹介
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ご時世的に聞くのはちょっとあれかもですが、皆さんはギャンブルは好きですか?自分は賭博はしませんが、ギャンブルは結構好きです。コイントスの表裏、ダイスの出目、どうなるか分からないドキドキ感がたまらないんですよね。そして遊戯王にもギャンブルカードなるものがたくさんあります。
今回はそんなギャンブル効果を持つカードの内の1枚、「Couple of Aces」を使って「三戦の号」や「三戦の才」等で色々回すデッキになります。
まずはデッキの軸である「Couple of Aces」の説明から始めましょう。
・デッキのキーカード「Couple of Aces」
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「Couple of Aces」は古のギャンブルカード、「カップ・オブ・エース」をモチーフにしたカード。
コイントスを行い、表が出た場合自分の場に、裏が出た場合相手の場に召喚される効果を持つ。
この効果で召喚された場のプレイヤーは必ず2枚ドローする効果を持つので、この効果を利用して色々コンボをしていくのがこのデッキの基本コンセプトになります。
2.このデッキの始まりと基本戦術
このデッキの始まりは、とある参加型配信をしていた時にクシャトリラの妨害が出来るということで、コメントに「Couple of Aces」の話題が突然上がったんですよね。(見返してみたら本当に前触れもなく)
そして試しにデッキとして考えてみたところ、「春化精と相性いいし、このカードが相手に渡っても、三戦カードで色々出来るんじゃね?」という馬鹿らしい思いつきが発端で、かつギャンブルカードという不確定要素も相まって、どんどんこのカードに魅かれていきました。そこがこのデッキの原点になります。
このデッキの基本戦術は、「Couple of Aces」のコインの出目でかなり変わってきます。
表の場合、自分の手札が増えるので、後述する春化精やスクラップで普通にデッキを回していきます。
裏の場合、相手の手札が増える代わりに、「三戦の号」や「三戦の才」を使ってデッキを回します。「三戦の号」は通常魔法や通常罠のサーチ、「三戦の才」はドローやハンデス、コントロール奪取を行います。(こちらがこのデッキでやりたいほう)
その他細かい採用理由は下で説明していきます。
3.コンボやカードの採用理由
・Couple of Aces+三戦の号(大暴落ルート、実質先攻時のみ)
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先攻で手札に上記2枚があり、「Couple of Aces」の効果で裏を出すという、かなり前条件が厳しいんですが、相手の手札を2枚スタートに出来るリターンが大きいコンボになります。
先の条件をクリアしたのち、「三戦の号」から「大暴落」を加えます。そうすると、相手は初期手札5枚+「Couple of Aces」の効果で2枚+次のターンのドロー1枚で8枚になり、「大暴落」の発動条件である手札8枚以上を達成できます。
ただし、後攻だったり手札誘発等で相手の手札が減った場合は実質発動不可になるので、その場合はこのコンボは諦めましょう。
(これはオシリスセットを採用すればいつでもいける可能性が出てきますが、まだ検討段階なのであくまで可能性の話になります)
・春化精
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春化精は、自身と他のモンスターを手札から捨てて墓地の地属性モンスターを蘇生(固有効果)+それぞれの効果を使っていくテーマ。「Couple of Aces」が地属性天使族なため、「苗と霞の春化精」からサーチ出来るので採用しています。「Couple of Aces」のコインが表の場合、自分の手札が増えるので、手札が増えることで色々回せる春化精はかなり相性が良いです。
・イシズギミック
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最近よく見るパワーカードの一角。地属性天使族繋がりで採用。三戦の号で使ったカードなどを戻すのに重宝します。実は「墓守の罠」で「Couple of Aces」がサーチ可能なのもGood。
・機械族パーツ
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春化精の手札コスト用でガジェット3種採用。
「スクラップリサイクラー」はガジェットをデッキに戻す役割で採用。召喚時デッキからガジェットを落とすことで、春化精からガジェットの流れをスムーズにする。後述するスクラップのサポートも受けられるのがなお良し。
「マシンナーズ・メタルクランチ」はほぼ確実にガジェットかリサイクラーを持ってこれるのでけっこう重要になります。
「マシンナーズ・カーネル」は機械族最強の砦として相手に圧をかけてもらいましょう。
・スクラップ
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採用理由としては、「スクラップ・サーチャー」を使いたかったため。
こう言うと元も子もないんですが、どこまでいっても「Couple of Aces」はギャンブルカードなので、相手の場に送りつけるのは不確定なんですよね。
それを確実にするため、サーチャー送り付け戦術をサブギミックとして採用してます。
具体的には、「スクラップ・ゴーレム」が相手の場にスクラップを送り付けられるため、墓地からサーチャーを押し付けた後、サーチャーの強制効果が発動するため、「三戦の号」と「三戦の才」が腐らずに使えます。
さらに「三戦の号」から「ギブ・アンド・テイク」に繋げることで、相手ターンにサーチャー効果によるモンスター除去も可能になります。
・Exデッキ
Exデッキは春化精の縛りの関係上、地属性Onlyにしてあります。(春化精の効果を使うとそのターン地属性しか効果を使えないため)
もう少しパワーを上げたいなら、「I:Pマスカレーナ」+「閉ザサレシ世界ノ冥神」セットだったり、フィニッシャーの「ヴァレルエンドドラゴン」辺りを採用するのがおすすめです。
4.デッキの課題
ここまで色々解説してきましたが、このデッキには重大な課題があります。それは「ギミック同士の衝突」と「最終的な着地点が無い」です。
まず「ギミック同士の衝突」とは、三戦の号と春化精の構築アプローチの違いです。三戦の号はデッキから色々な通常魔法・通常罠を持ってくるのに対して、春化精はモンスターをデッキに多く積むことで回転しやすくなります。
つまり「通常魔法・通常罠を色々入れたい」三戦の号と、「モンスターを多く入れたい」春化精でぶつかってしまうわけです。構築初期段階の頃はこの問題がかなり足を引っ張ってました…。
これは今のところモンスター多めで最低限の魔法罠って感じでまとめてますが、これだとやりたいはずの三戦ギミックの幅は少なくなった状態になります。ただし三戦の号で直接サーチする関係上、罠を持ってきても相手に警戒されてしまうので、面白そうな攻撃反応型通常罠とかを採用しづらいのも向かい風になっています。
そしてもうひとつの「最終的な着地点が無い」という課題。たとえデッキを組むきっかけだったとしても、あくまで「Couple of Aces」からの三戦カードは展開する手段の一つであり、目標ではありません。その先に行きつく着地点が決まってなければ、漠然と展開して中途半端な盤面を作ってお終いです。
現状春化精やスクラップでExデッキのモンスターをただ出力するだけになってしまってます。(それでも十分だと感じるかもしれませんが、自分が満足出来てないんですよね)
この課題は今すぐに改善できることではないので、このデッキの伸びしろとして、今後も引き続き練っていきたいと思います。
5.最後に
というわけで、今回のデッキ紹介は以上になります。どうだったでしょうか?このデッキはまだ完成と呼べるものではない(というかほとんどのデッキがそう)ので、進捗があったら後日どこかの記事で載せようと思ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、また次回~!
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