出産体験記
2023年の夏に娘を出産しました。初産でした。
その時の記録を残しておこうと思います。
▪️出産予定日当日
朝
お腹が少し張る。あれ、予定日だしひょっとしてもうすぐ産まれるのかな?とワクワク、ソワソワした。
夜
張りがどんどん強くなり、痛い!痛みの間隔はバラバラなので前駆陣痛かな?と思いつつ病院に電話してみるも、前駆陣痛なので家で様子を見てくださいと言われる。
ネットで色々調べると、前駆陣痛は一定時間で痛みが引くことが多いみたいだが、全然張りと痛みはおさまらない…そのため、全然寝れなかった涙
▪️出産予定日 翌日
朝
相変わらず痛みが続く。YouTubeでいきみ逃しの動画をたくさんみて実践してみるも、痛い。
痛いし、いつまで続くのかまったくわからないのがとても不安だった。
夕方
定期検診があったのでお医者さんに診て貰う。
前駆陣痛で、本陣痛じゃないです。本陣痛は喋れなくなるくらいの痛みですよ。あと1〜2日ぐらいで産まれるかなぁと思います。と言われる。
すでに寝れないほど痛みが続いているのに、本陣痛がもっと痛いなんて…という絶望感を抱きながら帰宅。(でも今思うと、無痛分娩を選択したのでダラダラ続くこの痛みの方が辛かった。)
そしてこの日も痛くて寝れなかった。
▪️出産予定日 翌々日
朝
2日連続で寝れなかったことがとても辛く、こんなに辛いのに入院させてもらえない病院にも苛立ちと絶望を感じていた。そしてもう忍耐の限界に達し、病院に電話して少し大袈裟に辛くてもう耐えられないと伝達。すると、入院グッズを持ってきてくださいと言われる!
やっと終わりが見えてきたことに少し安堵しつつ、病院で内診を受けるとその場で破水し、入院が確定。
ただ、子宮口はまだ3センチしか開いていないので促進剤を投入することに。
そこから2時間ほどして子宮口が5センチになり、無痛分娩用の麻酔を投与してもらえた。
促進剤を使う中でどんどん陣痛が痛くなっていったが、やっと産める…痛みの終わりが近づいている…という気持ちのおかげでそれほど辛くなかった。
夕方
麻酔投与後は寝れるくらい痛みをまったく感じず、快適だった。そして夕方に無事に娘が誕生!
会陰はかなり破けてしまったが、麻酔をしていたので縫ってる間も痛みはまったく感じなかった。
無痛分娩にして本当に良かったと心から思った。
娘が産まれた瞬間に思ったのは、本当に人間がお腹に入っていたんだ…ということ。感動もしたけど、疲弊と達成感が大きかった。
あと、やっと寝れる…という喜びもあったが、実際は人生最大の寝不足時期の始まりにすぎなかった。この時の私は産後の体の変化を舐めていたなと思う。
でも、無事に産まれてきてくれてほんとうに良かった。娘よ、ありがとう。