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林修先生の教え子が語る、1年間で偏差値を倍にした勉強法

今回のnoteでは、主に暗記効率をあげるノウハウをご紹介します。
大学受験に関わらず、あらゆる試験勉強で応用いただける内容です。
ぜひお読みください。


私は現役での大学受験に失敗し、1年間浪人をしました。
高校時代はほとんど勉強をしなかったので、最初の4月に受けた英語の模試では偏差値が38でした。
そこから独自の暗記術で勉強を続け、10ヶ月後の最終模試では倍の76を達成

志望校は現役時は日東駒専ランクでしたが、最終的には早稲田大学商学部に進学しました。

通っていた東進ハイスククールでも私の伸び率は話題となり、担任からは「あと半年あれば東大にも行けた」と言われました。
もっとも東進にはあまり行っておらず、ちゃんと受けていたのは林修先生の授業ぐらいだったのですが。

なぜ、私が短期間で学力を上げることができたか。
そのきっかけは受験勉強は暗記モノだと気づいたことです。

大学受験に限らず学科試験は100%暗記モノと言っても過言ではありません。
歴史の年号を覚えるといったことはもちろん、一見暗記モノとは思えない、例えば現代文のような問題でさえ、実は作者の出題パターンがあり、それを覚えることで正解率をあげられる、つまり暗記モノだったのです。(これは林修先生の授業を受けて気付きました)

受験が暗記モノだとするのなら、学力向上の秘訣はシンプルです。
ずばり暗記の質と量を向上させること
いかに効率よく暗記できるか、それをどれだけ長時間続けられるか。

本noteでは、私がどのような工夫で暗記の質を上げていったか、そして勉強嫌いだった私が、どのように勉強量を増やしていったかを解説します。


私の受験状況


最初に私の受験時の状況をご説明します。
■高校の偏差値は52程度。
■現役時代はあまり勉強しなかった。
(自宅の机に座ったのはテストの前日ぐらい)
■私立文系3科目での受験。(英語・国語・地理)
 ※現役時は世界史を選択しており、浪人時から地理に変更。

勉強時間をどう増やしたか

さて、どれだけ効率よく勉強をしたとしても、結局はかなりの勉強時間が必要となります。
勉強は嫌いだし、自分には到底無理だと感じられている方もいると思います。
そのため、最初に私の例をご紹介します。

以下の画像をご覧ください。
私の1年間の勉強時間を表しています。

私の1年感の勉強時間の推移

最初は1日3時間しか出来なかったのに、半年後には1日15時間も勉強するようになります。

段階を整理すると3つに分けられます。

①習慣づけ期

浪人したての3か月間。
とにかく机に向かうのが苦痛な時期
予備校に行けば勉強せざるを得ないと思い、一応通いますが集中できない。
何となく授業を受けて、何となく黒板の内容をノートに写し、あとは友人とサボってお喋りしているような状況。
予備校には長時間いましたが、集中して勉強できていた時間は実質3時間程でした。

②模索期

習慣づけ期を経て、なんとか1日に5時間勉強できるようになった私。
ただし、学力が上がっている実感が持てません。
何となく勉強しているけど、本当にこのままでよいのだろうか。
単に授業を受けているだけの状態に疑問を抱きはじめます。

この時期に、林修先生の授業のきっかけで、受験勉強は暗記モノであることに気付きました。
であるならばと、効率的な勉強方法を模索しはじめます。

③確立期

私の考えた暗記術はすぐに効果を現し、学力が毎日のように上がっていくのを実感できた時期。
勉強が楽しいとさえ感じ始めます。
感覚としてはドラクエでレベル上げをしているような感覚です。
やったらやった分だけの効果が実感できるのです。

私は夢中になっていました。
食事の時も問題集を見て、お風呂に浸かっている時も単語帳をめくっていました。
まさに寝ている時間以外は勉強している状態。

この辺りから予備校には通わないことを決めます
授業を受けるスタイルが私の暗記法には向いていなかったからです。
通学にかかる時間(準備や移動の時間)も、無駄になると感じました。


いかがでしょうか。
勉強時間が増えていくイメージを持って頂けたのではないでしょうか。

成果が実感できれば勉強が楽しくなる
楽しければ勉強量が増える

もし、あなたが勉強を苦痛と感じているなら、その理由の1つは成果を感じられないことにあります。

そして、ここからが本noteの肝です。
成果を上げるための、暗記の質を向上させる工夫について解説します。


以下から有料部分が含まれますが、価格は安価な参考書、一冊分程とさせて頂きました。
その金額で成果が出るのであれば、決して高い金額ではないと考えております。

加えて私の勉強方法は、非常に経済的となります。「予備校には通わずに自宅自習をする」「参考書や問題集などの教材は多くを買わない。極力数を絞ってそれを繰り返し行う」という類のものだからです。

是非、ご購入を検討ください。



記憶のメカニズム


最初に、記憶のメカニズムについてご説明します。
記憶はどのようなタイミングで、どのような行為で定着するでしょうか。
このメカニズムを意識することで、暗記効率は劇的に向上します。

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