【適切な期間はどのくらい?】男性の育児休業-私が3ヶ月の育児休業を取得した理由-
ご覧いただきありがとうございます。
30代新米パパの「みつ」です。
今回は私が3ヶ月の育児休業を取得した理由について発信させていただきます。
結論から申し上げますと、私が3ヶ月間の育児休業を取得した理由は「なんとなく」です。
ただ、改めて「どのくらいの期間が適切なのだろう」と考えた際に、3ヶ月という期間はあながち悪くなかったかな、と考えています。
育児休業の適切な期間は人それぞれだと思いますが、自分なりの考えをもって「適切な期間」を考えられると良いかもしれません。
「泣きのピーク」?パパの果たすべき役割とは
厚生労働省イクメンプロジェクトの「男性育休推進企業実態調査2022」によると、2022年度の男性の育児休業の平均取得日数は41日だったそうです。
一方で、厚生労働省の別の調査によると、育児休業を取得した男性のうち、期間が「5日未満」だった人の割合が25%で、「5日~14日未満」の人の割合が約26%だったそうです。すなわち、50%を超える人が14日未満の期間となっていることが分かります。
どうでしょうか?この期間は長いでしょうか?短いでしょうか?
私自身は平均取得日数を大きく上回る「3ヶ月」の育児休業を取得しました。
その理由について述べていきます。
「泣きのピーク」?新生児の「泣き」にはピークがあります
厚生労働省の資料によると、生後1~2ヶ月に「泣き」のピークがあることが報告されています。
前回の記事でも述べましたが、子ども泣き声を聞くと「不安」になったり、「なんで?」と頭を抱えたくなったりします。
ママたちは産後の痛みや子育てへの不安を抱えながら、1日中この「泣き」と向き合っています。
先に述べたように、育児休業を取得した男性の50%以上が14日未満の期間となっています。
この期間にもたしかに「泣き」はありますが、まだまだ声も小さく可愛いものです。
生後1~2ヶ月頃に迎える「泣き」のピークは、私自身も経験しましたが、とにかく「大変」です。
ミルクを飲ませても、抱っこしてても、あやしてみても何をしてもダメ。
赤ちゃんの力もついてきて泣き声もいわゆる「ギャン泣き」といわれるような、とにかく大声で汗をかきながら、がなるような泣き方をします。
さらに、これが1日に何回もあります。
毎日寝不足で体調も万全でないママが、「泣き」のピークと向き合うことは非常に追い込まれることだと思います。
実際、私の妻も育児休業について「(私が)いてくれるだけでいい」「話相手がいるだけで気分が違う」と頻回に話していました。
しかし、これを真に受けて「そんなもんか」とただいるだけでは絶対にいけません。
逆に私たちが「いてくれるだけでいい」「話相手がいるだけで気分が違う」と思うようなシチュエーションはどんなときでしょうか?
自分自身が非常に追い込まれていて、辛い状況のときではないでしょうか?
そのくらい産後のママは追い込まれている状況なのです。
この期間にパパが果たせる役割は非常に大きいのではないかと考えます。
「泣きのピーク」その時パパができること
一般的に泣きのピークは親の「関わり方」に関わらず起きるといわれています。つまり、成長過程で誰しもが必ず通る過程といえます。
先にも述べた通り、泣きのピークのときには「何をしてもダメ」とにかく泣き止みません。
あやし方が分からない、ママの抱っこの方が落ち着くだろう、などいろいろご意見はあるかと思いますが、私自身は「何をしてもダメ」なら私でもできる、と考えて積極的に子どもと関わるように意識しました。
時にはママに昼寝をしてもらい、その間に子どもとドライブに行くこともありました。
幸い、私たちの子どもは車が好き(今は嫌いですが…笑)で、車で走っていると数分で寝てくれました。
一方で、正直この「泣き」には気が滅入るようなことも多々ありました(今ももちろんあります)。しかし、ママと交代であやしたり、抱っこしたりしていくうちに、夫婦間でのコミュニケーションも増え、些細なことでも「ありがとう」と言い合えるようになりました。
実際に育児を経験してその大変さが身に染みると、ママに共感もできるようになります。
子どもを寝かしつけて、その後に「今日は大変だったね」や「今度はこうしてみようか」など子育てに関してたくさんのコミュニケーションをとることができました。
これが夫婦関係に非常に良かったと思います。さらに、私自身が「育児に関われている」と実感を持てたのもこの頃からかなと思います。
子どもとの関わり方は非常に難しいと思います。
私も当初はおむつ交換やあやし方、抱っこのしかたなど、ほとんど分かりませんでした。
分からないときにママに聞くという選択も良いとは思いますが、私たちのように初めての子どもだった場合、ママも今までに「育児」を経験していません。
きっと、毎日いろいろ調べたり試行錯誤しながら子どもと向き合っていると思います。
私自身は「まずやってみる」という気持ちで育児に臨みました。間違えてしまい小言を言われることも少なくはありません。
ママの真似をしてみたり、やってみて上手くいかなかったことは調べてみたり、そんなことをしているうちに「あれ?上手くできてるんじゃない?」なんて思うようになりました。
今の時代、インターネットももちろんですし、SNSでも先輩ママ・パパが多くの情報発信をしています。
その中のできそうなことを「まずやってみる」ことも大切だと思います。
最初は「なんとなく」で決めた3ヶ月という期間でしたが、「泣きのピーク」を夫婦で乗り切れたことは良かったと思っています。
子育ての1番大変な時期は人それぞれだと思いますが、今のところ私にとって1番大変だった期間は生後1~2ヶ月でした。
妻や妻の友人に聞いても同じように話すので、おそらく多くの人が「大変」と感じる期間に育児に関われたことは、貴重な経験だったと思います。
あくまで個人の意見ですが、大変な時期を一緒に乗り超えられれば、夫婦の絆もより一層強くなるのではないかと思います。
以上が、私が3ヶ月の育児休業を取得した理由(後付けですが…)になります。
次回は、「立ち合い出産」について発信したいと思います。
人生でなかなか経験することができない「立ち合い出産」。そのリアルな体験や、あって良かったもの、パパができることなどをお話させていただく予定です。
こんな内容を発信して欲しい!などありましたら、是非コメントをお願いいたします。