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【初心者向け】Azure OpenAIサービスを利用した検索チャットサービス(RAG)の構築を提案しよう【提案編】

前回までの続きで、今回は提案資料をご紹介できればと思います。
ハンズオン編でWebアプリの構築まで手順を紹介していますので
よろしければご覧ください。(ハンズオン編はこちら

提案においてはまず、ユースケースの説明からと思います。
① 企業・組織内のデータを保存する
② チャットサービスに対して質問する
③ データを検索し質問に回答する
シンプルに上記説明した上で、概要図として以下のような絵で
イメージを説明すると良いかと思います。

図1.仕組みの概要図

次に実際の動作事例として、画面のキャプチャなどを提示すると
イメージが更に湧いて良いかと思います。

図2.動作画面のキャプチャ

以下のようなことを訴求ポイントにできるかと思います。
・テキストやワードなど複数の形式のファイルを読み込める点
・ベクトル検索やセマンティック検索などAI検索の最新技術が使える点
・複数ファイルの内容比較検討ができる点

あとは、お客様として当然気になるのがセキュリティと費用です。
セキュリティはMicrosoftの仕組みで担保するという説明がシンプルかと思います。

図3.セキュリティ対策

費用面はMicrosoft公式など参考に、1日あたりや1ヶ月あたりで参考値を提示するのが良いかと思います。

図4.サービスと料金

提案に関する基本的な情報は以上です。お客様にAzureのサービスに興味がある方などいらっしゃる場合はシステム概要図など載せておくと、質問を戴けるかもしれません。システム概要図も、以下のようなざっくりとした絵で良いかと思います。

図5.システム概要図

今回は提案をメインに、Azure AIサービスを利用したRAGシステムの構築をまとめてみました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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