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日本にいながら英会話をする方法
前回は、「内向的な私が街頭インタビューを初めて変わったこと」と「思い出に残るインタビュー」という視点でインタビューを振り返りました。
今回は、「英会話力」という視点で振り返っていこうと思います。
中学や高校の英語の授業は英会話力には繋がらないんじゃないかとよく言われます。
しかし、私の今までの英会話(街頭インタビュー)を振り返ってみると、中学や高校時代の英語学習が基礎になっている気がします。
この事について、自分なりに考えたことも書いていけたらなと思います。
中学校や高校の英単語は英会話の役に立つのか?
結論から言うと、中学校や高校の英語学習は英会話の基礎になると考えています。
藤沢晃治氏は、『日本人が「英語を話せない」たった3つの理由』(三笠書房)の中で、英会話力を下記のように示していました。
英会話力=発信力+音声語彙力+反射力
藤沢氏は著書内で、「発信力」と「音声語彙力(藤沢氏の造語)」、「反射力」を以下のように定義していました。
発信力→英語表現がスラスラ出てくる能力(英作文などの書く能力)。
音声語彙力→耳から入った音声を英語表現としてキャッチできる能力。
反射力→時間をかけずに瞬時に英語表現を生み出せる能力。
私はこの音声語彙力の定義を読んだ瞬間、「これだ!!!」となりました。
私は高校時代に、私なりの英単語暗記法である「叫び暗記法」というものを生み出しました。
ちなみに使っていた単語帳は、駿台文庫の『システム英単語』です。
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叫び暗記法は、以下の方法で行います。(ポイントは叫ぶこと。)
①覚えたい単語を正しい発音を意識しながら近所迷惑にならない程度に大きな声で発音してみる(私の場合は近所迷惑だったかもしれない笑)。
↓
②大きな声で英単語を発音しながら、単語の意味も一緒に言う。
例:「Knowledge=知識」と叫ぶ。
↓
③大きな声で英単語を発音しながら、単語の意味も同時に言いつつ、英単語を書いていく。
(私の場合は、捨てる前のいらないプリントの裏に書いていました。)
↓
④英単語の正しい発音と意味、スペルを覚えたら自分で短い文章を作ってみる。(私は口に出していましたが、書くのも良いと思いました。)
↓
⑤最後に、①~④の内容を自分で自分に大きな声で授業をする。
例:「knowledgeは、知識という意味があり、スペルはこんな感じ(また紙に書く)。」みたいな感じで言う。
だいたい①~⑤の作業を2分で行います。
高校時代は1日に20個くらいずつ覚えていたので、約40分くらいかかっていました。
この「叫び暗記法」を生み出せた理由は、次の3つだと思いました。
①高校時代に月~金の英語の授業で毎回英単語の小テストがあったから。
②暇だったから(部活をしてなかったため)。
③なんとなく「英語話したいな~」なんて考えていたから。
ちなみに、高校の頃の英語の小テストは先生が英単語を発音して、その単語を生徒が書くという方式の時があったので、発音とスペルを同時に覚えるようになりました。
そして、この「叫び暗記法」のおかげで、2023年10月4日(水)に行った第1回インタビューの時に、「意外と英語聞き取れる気がする」なんて思えたのかもしれません。
つまり、高校の頃の英語学習が英会話に繋がったのです。
暇な人がいれば、ぜひ「叫び暗記法」を試してみてください。
中学校と高校の英文法について
380人の米兵さんにインタビューさせてもらって、とあることに気付きました。
『中学校の英文法だけでは会話はできない。』ということです。
よく「中学校の英文法だけで英会話は可能!」というものを見かけたりするのですが、高校で習う過去完了形と中学校で習う動名詞を組み合わせてマシンガンのように話している米兵さんがいました。
やはり、中学校の英文法を基礎にして、高校の英文法をしっかりと学習していくことが大切だと思いました。
英会話中に分からない単語が出てきたら勝手に予想してみる
2024年8月12日(月)に、「米兵さんの筋トレ法は?」というテーマで米兵さんにインタビューさせてもらいました。
この時のクリスさんのインタビューを使って、「分からない単語の予想」について書いていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1725872197-56OzgMRCKDcd8HrYUhuL0WoE.jpg?width=1200)
インタビューでクリスさんに、「クリスさんがマッチョになった要因は何だと思いますか」と質問したらこのように答えてもらいました。
"It all start with a desire, a motivation, a goal, that you want to reach, and then disciplining yourself to maintain your consistency.
Once you are consistent, your body will flow naturally into every day that you want to work out.
That's where you need to focus on getting everything done there."
これを聞いた時の私は、consistency(一貫性)とconsistent(首尾一貫した)の意味が全く分からず、「コンシステンシー…?コンシステント…?」となっていました。
そこで勝手に、consciousness(意識)と似たような意味かななんて思いながら話を聞いていました。
似たような意味の単語を知っていれば、意外とコミュニケーションって成り立つんだなって思いました。(僕が勝手に考えていることです。)
英会話で完璧を目指したら英語が嫌いになるだけだから、いろいろ英語を話す環境に飛び込んでいくことを優先させた方が良いと思います。
英会話の後に、「あの単語聞き取れなかったな」とか「あの時自分が言った単語と間違ってた」って学ぶのが一番いいです。(私なりの勉強法です。)
英語が好きなら外国人に話しかけてみよう
私は大学生で、収入がまだ安定していません。
オンライン英会話をしようにも、「収入が安定してないから無理じゃね?」となりました。
だから、「英語が本当に好きなら自分から英語環境に飛び込んでいこう」という精神を持つようにしました。
この精神のおかげで、内向的な自分に勝ち、英語を話す機会を手に入れました。
私が話しかけた米兵さんは優しい方が多かったです。
そのおかげで、「外国人に話しかけたら意外と話せた」とか「自分の英会話力の限界を知れた」、「外国人の知り合いができた」なんて経験ができました。
「自分の英語に自信がないから英会話なんて無理」なんて言わずに、英語が好きなら英会話の世界に飛び込んでみましょう。
意外と楽しかったりします。
そして自分の意見を発信することの大切さを知ることができます。
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最後に
①自分なりの英語の勉強法を見つけて、自分なりの進度で自由に学習する。
②他人に「発音下手じゃん!」などのネガティブなことを言われようとも自信を失わずに、英語が学習に取り組む。
この2つさえあれば、英語話すのが楽しくなるんじゃないかなって思います。
結局、”楽しく英会話ができる力”を身に付ければそれでいいんじゃないかなって思います。
地道に英単語や英文法、異文化を勉強していけば、楽しい世界が広がっていく気がします。