新連載🎉SNSで活躍する”本物”とフィクションの融合　新感覚小説＃０

「〜約束の丘、∞の空〜」

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スクリーンに広がる、色とりどりの無数の光の海。

そこは、「BLUE PARKER BROTHERS」（通称BPB）の５大ドームツアー最終公演。

「BPB！BPB！」
という大歓声が、まだ暗いステージに鳴り響く。

観客の熱狂がドームを包む中、

「まあぼ〜！」
「あおちゃん～！」

大歓声と共に響く、彼らの名を呼ぶ声も次第に大きくなっていく。

すると、東京ドームのライトが一斉に消え、会場は一瞬の静寂に包まれた。

次の瞬間、客席が爆発するような歓声に包まれる。その中で、ステージ上の二人は、長い時間をかけて掴み取ったこの瞬間を胸に、深呼吸をした。

「BLUE PARKER BROTHERS」としてのステージは、彼らのキャリアの中でも最も大きな意味を持つ。
100万人を超えるファンクラブ、数々のメディア出演、ドラマやバラエティ番組で鍛えられた彼らの絆は、今、このステージで最高潮を迎えている。

まあぼ（有角幻也）は、トレードマークの青いパーカーを着たまま、少し緊張気味にステージの端に立ち、周囲を見渡す。

その顔には少し驚きの色があり、もともと控えめで恥ずかしがり屋な彼にとって、こんな大きな舞台はどれだけ心が震えるものだったか想像に難くない。しかし、すぐに目を閉じて、祈るような表情で、深く息を吸い込んだ。

隣に立つあおちゃん（青波佑典）は、まるで全てを受け入れたかのような落ち着いた表情を浮かべていた。

髪を軽く撫でながら、観客の熱気に一瞬目を閉じる。「なんとかなるさ」と彼は自分に言い聞かせ、自然と口元が緩んだ。その落ち着きが、まあぼの緊張を和らげる。

「大丈夫だよ」と、あおちゃんが静かに言うと、まあぼは力強く頷いた。
そして、二人の目が合った瞬間、そこには言葉にできない深い絆が宿っていた。

「これが、俺たちの歩んできた道だ。」あおちゃんの言葉が、まあぼの心に響く。

そんな中、音楽が流れ始め、照明が一気に変わる。舞台は明るく照らされ、二人の影が大きく伸びていく。「約束の丘 ∞の空」のイントロが流れ出した瞬間、会場中の観客が一斉に二人の歌声に耳を傾ける。

まあぼは、少し震えた手でマイクを握り、あおちゃんと共に歌い始める。この曲は、彼らにとってただのヒット曲ではない。
高校時代、まだ駆け出しだった頃、二人が最も大切にしていた「約束」と「希望」を歌った曲。そして、この曲には、あの子との思い出が刻まれている。

思い出の曲。それは、三人で交わした夢、約束の証。あの頃、まだ無名だった二人と彼女は、必ず夢を叶えようと誓いあった。そして今、その誓いを果たすかのように、この曲を歌っている。

途中、まあぼの歌声がかすれ、涙が頬を伝う。彼はその涙を拭うことなく、歌い続ける。
３人が一緒にいるような気がして、胸が締めつけられるような思いに駆られながら・・

あおちゃんは、そんなまあぼの隣で静かに支えるように、しっかりとマイクを持ち、力強く歌い続ける。彼の声は、まるであの頃の約束を思い出させるかのように、温かく力強い。

たくさんの溢れる思いを、今、この歌に込めて。

「約束の丘 ∞の空」

その歌詞が終わり、最後のメロディーが静かに会場を包み込むと、二人はしばらく無言で立ち尽くしていた。
観客はその静寂の中で、心からの拍手を送る。

「まあぼ～頑張って～！」

「あおちゃん！好き～！」

声援が大きくなる一方で、まあぼの目にはまだ涙が光っている。

「ありがとう。」あおちゃんが軽くまあぼに向かって微笑みながら、彼の肩をそっと叩く。

二人は、何も言わなくてもその視線でお互いを理解している。今、この瞬間こそが、これからも続く未来への希望の光だった。

でも、この頂点に至る道のりは、決して楽ではなかった。
数え切れない挫折と涙、すれ違いの日々。

…そして、その影にいる、一人の女性。

彼らの青春の一ページを支え、共に笑い、泣き、夢を語り合ったあの子。高校時代、三人の友情で結ばれていた日々が、ふと頭をよぎる。

まだ何も決まっていなかった、高校の放課後。
夢を語り合った日々。あの丘で交わした約束。

「あの場所に立つんだ、絶対に。」あおちゃんの言葉が、今も鮮明に響く。

そして、歌い終わった今、二人はただ約束を果たしただけではない。その先に待つ未来への扉を開けたのだと、心の中で確信していた。

「これからだよ、俺たち。」あおちゃんが改めて口にする。

その言葉に、まあぼは軽く頷き、深い息を吐く。今は、目の前に広がるドームのステージではなく、遥か昔、制服を着て夢を語った学園の一室を思い出していた。

あの頃、未来がどうなるのかなんて、誰にも分からなかった。でも今、こうして彼と共に立つことができている。まだ終わらない、始まりの物語がここにある。

『あの日、僕たちはあの丘で、未来の自分たちを想像していた。』

『そしてそれぞれの、無限の未来へ歩き出したんだ。』

次の場所へと向かう、あの日から続く道が、静かに二人を包み込んでいく…

・・・to be continued

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初めまして！りると申します😽

ここまでお読みくださり、ありがとうございます😊💕


この小説は、Xで実在する人物、まあぼさんとあおなみさんをモチーフにしたアナザーストーリーです。

フィクションではありますが、人物像、実際にあった会話、エピソードなどを盛り込みながら展開していきます。

また今後登場する人物も、Xで実在する人物となっております。
興味がありましたら、ぜひXの方ものぞいてみてくださいね💖

まあぼ＠X収益化情報発信中 @Masa_1000ninme

あおなみ｜【AIイラスト&クリエイター】 @aonami_ai

作者：りる925@初心者さん応援隊 @reeruu93

😺そして、本日11月30日20時から、この３人でXで毎週開催のスペースを始めます🎉

このスペースは、「約束の丘　∞の空」の設定と同じになっています。

『【プランＸ学園】美術部 放課後の怪しい集会！？』 

【ホスト】
りる
あおなみ
まあぼ

😺どなたでも参加OK！ でも、おしゃべりできるのは「ウィズ＆プランＸコミュニティ」メンバーのみです。

今後小説に登場する人物も、スペースの方に参加予定😊

私たちの生の声も聞いてみませんか？

よろしくお願いします😽