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世の中ふわふわした奴が多すぎる‼️ふわふわ鶏団子究極のレシピはこれだ!

 鍋の季節がやってきた。寒くなると、人は自然と温かい食べ物を求めるものだ。
そんな時、鍋に欠かせない存在といえば、鶏団子である。しかし、この鶏団子、作り方によって仕上がりがまるで変わる。固くて噛み応えのあるもの、ぷりぷりと弾力のあるもの、そして、ふわふわと軽い口当たりのもの――どれが最も美味しいのか。

 私はこの問題に決着をつけるべく、様々なレシピを調べてみた。そしてある記事にたどり着く。

そこでは、卵、パン粉、豆腐、水など、あらゆるつなぎを試し、どれが最も美味しいのかを検証していた。その結論は、意外なものだった。

「何も混ぜないほうが美味しい。」

 確かに、ひき肉だけで作った団子は、肉の旨味をダイレクトに味わえる。しかし、私はそこに違和感を覚えた。なぜなら、記事の中で「水を混ぜるとふわふわになる」とも書かれていたからだ。
 つまり、美味しさと食感を両立させるには、適切な水分量とつなぎが重要なのではないか。

 では、最適なつなぎとは何か?私は考えた。そして、一つの答えにたどり着く。

 最強のつなぎ、それは「お麩」だった

肉の10%ぐらい

 お麩は、水をたっぷり吸収し、まるでスポンジのように膨らむ。これを細かく砕いて鶏ひき肉に混ぜることで、肉のジューシーさを損なうことなく、ふわふわの食感を実現できるのではないか?

 私はさっそく実験に取り掛かった。

 まずは、お麩を細かく砕く。

粉砕!

 軽い力で簡単に崩れるので、手で潰すだけでも十分だ。これに水を加えると、見る間に膨らんで柔らかくなる。この状態でひき肉と混ぜれば、肉に均一に馴染み、団子がふんわり仕上がるはずだ。

 ボウルに鶏ひき肉を入れ、お麩と水、塩を加えてよく練る。

塩は肉の1%

ここでポイントとなるのが、「卵は入れない」ということだ。ひき肉は塩を加えて混ぜるだけで十分に粘りが出るため、卵でつなぐ必要はない。塩だけで勝手にまとまるからだ。

 ちなみに水の量だが、ひき肉と同じだけ混ぜていい、最初はシャバシャバになってもはや個体というか液体、昔問題になったマックのチキンナゲットみたいな色合いになるが気にせず混ぜ続ければ、だいぶ柔らかめではあるが纏まりを帯びてくる

 この状態で団子を成形し、鍋の中へ。
ぐつぐつと煮立つスープの中に、白く丸い団子が次々と浮かび上がる。その姿は、まるで小さな雲のようだ。

 肉100% vs. ふわふわお麩入り団子、どちらが美味しいのか?

 さて、ここで気になるのが、果たしてこのふわふわ団子は、肉100%の団子と比べて本当に美味しいのかということだ。

 実際に作って食べ比べてみた。

まずは肉100%の団子。

噛むと、肉の旨味がギュッと詰まっている。シンプルに美味しい。これはこれで完成度の高い味だ。しかし、食感はやや硬めで、鍋のスープをあまり吸わない。

 次に、お麩入りのふわふわ団子。

ひと口食べると、その柔らかさに驚く。口の中でほろっとほどけ、スープの旨味をしっかり吸い込んでいる。肉の風味は感じつつも、優しい食感が楽しめる。

 鍋の主役として考えたとき、どちらが適しているかは明らかだった。

 結論:鍋にはふわふわ鶏団子が正解

 鍋物にするにはこちらが正解
だが例えば中華風炒め物とかそのまま焼いたり揚げたりして食べる場合には、肉100%鶏団子の方が美味い、肉の味が断然濃いのだ。
ふわふわ鶏団子はふわふわだが、何食ってんのか分からん?みたいな感じになる、汁を吸う鍋物なら汁を吸って美味くなるだろうが単体では旨みがない

 まぁでも鶏団子食べる時ってだいたい汁物の中に入ってるし、そもそも今回は鍋で食べてどっちが美味しいか?という検証な訳だからこの結果でいいんだ

 鍋の中でふわふわする鶏団子が美味しいのなら、人生の中でふわふわしている私もまた、意外と悪くないのかもしれない。

就活まであと85日。

終わりが見えてきた。
ふわふわのままでいられる時間も、そう長くはないのだろう。

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