煌夜祭の登場人物紹介(ネタバレなし)

 多崎礼先生の煌夜祭
 とても美しくて切ないファンタジーだけど、登場人物の関係性がわかりにくい…! 
 一度読んで人間関係がよくわからなかった人のための登場人物メモ(ストーリー詳細や考察ではない)
★ネタバレなしだけど、やはり最初は前知識も一切なしで読んでほしい。

 物語は冬至の日に廃墟と化した島主の屋敷で二人の語り部が出会う所から始まる。

◆語り部

👤ナイティンゲイル…小夜啼鳥(ナイティンゲイル)の仮面
👤トーテンコフ…頭蓋骨のような白い仮面

♠第一話 『ニセカワセミ』
 (語り部…ナイティンゲイル 舞台…シェン島)
👤カワセミ(ニセカワセミ)…語り部。
👤黒い服の若者。性別不明。黒髪。魔物😈

♠第二話 『かしこいリィナ』
 (語り部…トーテンコフ 舞台…ヤジー島、ゼント島)
👤リィナ 黒髪、青い瞳の美しい娘


♠第三話 『魔物の告白』
 (語り部…ナイティンゲイル 舞台…ターレン島)
👤ガヤン…ターレン島主の子。魔物😈
👤エナド…ガヤンの義兄。
👤老婆…森の奥に住む。魔物?😈 


♠第四話 『七番目の子はムジカダケ』
 (語り部…トーテンコフ 舞台…第三輪界の島)
👤ムジカ…体が小さく力も弱いため両親に捨てられた子供。
👤魔女…森の奥に住み子供を食べると噂される。数年間ムジカと暮らしていた。魔物?😈
👤少女…黒髪、青い瞳。ムジカが「姫」と呼ぶ美しい人。
👤エナド…少女の知り合い。ムジカを養子にする。

★エナドの養子になったムジカは名前がクォルンに変わる。

♠第五話 『王位継承戦争』
 (語り部…トーテンコフ 舞台…王島イズー)
👤クォルン(ムジカ)…第四話で登場。鴉の仮面の語り部レイヴン。 枯れ草のような髪色、青みがかった灰色の瞳。
👤エン…白茶色の髪、透き通るような青い目。少女のような柔和で儚げな顔。イズーの王子👑 魔物😈 頭蓋骨の仮面の語り部トーテンコフ。
👤エナド…クォルンの養父。

★この話で登場人物が把握できなくなってくる。ミスリードも多く、混乱。

♠第六話 『呪い』
 (語り部…ナイティンゲイル 舞台…ターレン島)
👤ガヤン…第三話で登場。魔物😈

★王位継承戦争後のターレン島。ガヤンと語り部の関係が明らかにされる。

♠第七話 『すべてのことには意味がある』
 (語り部…トーテンコフ 舞台…エンジャ島)
👤頭蓋骨の仮面の語り部
👤老女

★この話の後に語り部ナイティンゲイルとトーテンコフ、魔物の謎や関係性が明らかにされる。やや反則な表現もあるけど、人物の意外な関係性がこの物語の面白さだと思う。
 
★ストーリー自体は暗く残酷なのに、とても美しいファンタジー。そしてミステリーの謎を解いたような読後感だった。メモを書きながら本を読んだのは初めてかも。

★ネタバレありの登場人物紹介はこちら
https://note.com/noted_crane4747/n/n2bf3dd94e54d

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