CS優勝!ゼーロンロココ、ここに復活。
ご覧の皆様どうもちゃっとりと申します。
今回は現役中学生であり歴1年の未熟者である私を見事CS優勝に導いてくれたデッキ
「アナカラーゼロココンプ」
の開発秘話、強み、リスト解説に至るまで全てお話していこうと思います。
・デッキの原案は発売前から
今でこそ環境ででブイブイ言わせている
コンプこと「DARK MATERIAL COMPLEX」ですが、発売前の評価はかなり低いものでした。
それはなぜか。未知のカードすぎて真っ当な使い方を多くの人が想像しなかったからです。
事前評価で広まったのは、
この2枚を使ったループで、ロココが居ると0コスで召喚してパワー0で破壊されるゼーロンが無限に手札に戻ってくるので、コンプのカウントを任意の回数進められるというわけです。
多くのデュエチューバーの方々がこの2枚を採用した「青黒」でデッキを組み、動画を投稿していました。
しかし環境ではあまり活躍できなかった様子。
そんな青黒ゼロココンプのゴンパドゥやエマジェンを見てるうち、どうにかもっと上手く出来ないものかと考えるように。
・青黒ゼロココとの違い
青黒のゼーロンロココのときと大筋は変わりませんが、大きな違いがあります。
それは「防御力」です。コンプの得意とする長期戦にも焦点を当て、遠近両用ならぬ短長決戦どちらも得意とすることができました。
受け札がトリガーだけでも11枚搭載されており、そのうちの8枚が手打ちで機能します。
また「安定感」も高まっており、従来のものよりもより多くの枚数の中からサーチできるものを採用し、無いとお話にならないCOMPLEXへのアクセスがしやすくなっています。
また、このデッキは単色38枚構築となっており、多色事故もないのが強みです。
それではリスト解説に入りたいところなんですが、優勝時にもリストは非公開にしているため、ここからは初見殺しデッキな都合有料記事とさせていただきます。
実質1マナでEXターンが取れる受け札を含むリスト解説だけでなく細かいプレイング集や時期環境採用カードについても記述しています!
もし良ければ、購入して頂けると中学生のお財布な私からするととても嬉しいです!笑
…と書いていたはいいんですが、1マナEXターンって「ドンドン打つべしナウ」の事なんですけど、なんと裁定でコンプ攻撃強制が出来ないことが判明してしまったのでなんと、
このデッキの良さ、半分くらい破綻しました。
(決勝戦とか公認ジャッジの人に見てもらいながらやってたんだけどなぁ…笑)
ということで、有料だったんですけど反省して全て無料で御提供します笑。
・リスト&採用カード解説
このデッキは単色だらけな都合上単色の枚数配分にこだわる必要があったため、ある程度均等になっています。
・闇単色枠リスト
・DARKMATERIAL・COMPLEX:4枚
このデッキの看板。
離れないこと、パワーが25000であることが後ほどものすごく大事になります。
・魔王と天使のカナシミ:4枚
2コスの初動枠の1つです。
闇文明には取り回しのいい初動がなかったため、泣く泣く採用した結果無限に大活躍
盾回収はトリガーで返せるこのデッキにはデメリットにも思えますが、手札の枚数を減らさないのは強く、拾っちゃったらそんときはそんときです
当時はマジック、アビス環境だったため2コスのハンデスが笑えるくらい刺さりました笑
・死神XENARCH・ハンド:3枚
闇単色で最強クラスのトリガーです。
COMPLEXを早く立てるためには闇単色札が必須になるためその枚数の調整として採用しています
一応ゲンムを処理できます。偉い( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*)
・水単色枠リスト
・アクア鳥人 ロココ:4枚
言わずもがな4投されちゃいます
他に喋ることがありません。笑
・終止の時計 ザ・ミュート:4枚
受け札とルーターを兼ねるオールラウンダーです
受けが薄くてはCOMPLEXを活かしきれないのでしっかり4枚採用しています
・飛翔龍 5000VT:3枚
安心と信頼の5000VT。
メタカードの処理はもちろん、展開の阻害、ロココゼーロンが揃わない時のコントロールプランのメインエンジンでありながら、COMPLEXの下に入ればフィニッシャーとかいう至れり尽くせりなカードです。
強すぎるので3枚採用していますが、ワンチャン4でもいいくらいです。
・ケローラ(打つのめんどい):2枚
青黒では4投確定だった彼もここでは色配分の都合上2枚のみの採用に落ち着きました。
しれっと呪文も拾えちゃう下面ももちろん優秀ですが、ブロッカーな上面もボルバル8の破壊数の数合わせや押し込む時の保険として出す時があります。
・自然単色枠リスト
・ドンドン打つべしナウ:4枚
このデッキの最強カードです
攻撃誘導はCOMPLEXに当てるとパワー25000の離れない壁になるのでどうやっても突破出来ませんし、1ドローも着いてきます
しかもトリガーでありながら手打ちでもクッソ強いので、実質1マナEXターンです。8投したい
と思ってしましたが全然最強じゃありませんもう忘れてくれちゃっていいと思います。
ちなみに類似カードの「断断打つべしナウ(ツインパクト下面)」はドローこそないですが攻撃を強制出来ます。
・未来設計図:4枚
ゴンパドゥの2倍見れる良質ルーターです
COMPLEXへのアクセスが楽になります!
後に細かいプレイングがあります
・キャディ・ビートル:2枚
自然単色カードの色枚数合わせなメタカード枠です。自然単色2コスメタにはインカ、デスマッチなど競合が多数いますが、当時は不利な天門を意識したかったのとVTに強くなかったのでキャディとしました。黒緑には有利ついてたのも理由です
・無色枠採用リスト
・夢幻なる零龍:4枚
言わずもがなの4投ですが、サーチなどに寄せたなら3投もありです。最初期の構築では3枚だったので…(CSは4-2 18位)
・フィニッシャー枠
・ボルバル8:2枚
フィニッシャー枠であり、このデッキ唯一無二の多色です。
3ターン目にこいつ出ればまあ大抵勝ちます。
追加ターンは積極的にとることはあまりないので「ノメノンでいいのでは?」と思われる方もいるかとは思いますが、環境にキャディが少なかったのとEXライフの優秀さ、VTに引っかからないことからボルバル8を選択しています
リスト解説は以上になるので、最後に細かいプレイングをご紹介。
・細かいプレイング集「全5種」
1.未来設計図、ケローラで戻すカードの順番
これは適当ではなく、基本的に「トリガー」を一番上に戻しましょう。何故ならボトムがボルバル8だった時、そこででたボルバル8のEXライフがトリガーになるからです。
2.ゼーロンぶん投げ
ゼーロンはロココが無くてもCOMPLEXのカウントを1進められますので、時がきたら適当にぶん投げてカウントを8にしてしまいましょう。
3.ドンドン打つべしナウを打つタイミング
ドンドン打つべしナウは相手のキルターンに合わせて打ちましょう。ワンドロー欲しさに早まっては負けてしまいます。
また、ゼーロンロココのループ前に打っておかないとCOMPLEXを寝かしてしまうことになるので、打つなら先に打って反撃を阻止しましょう。
さらに、トリガーできても相手がもう殴って来ないのであれば手札に維持しましょう。その後の試合の流れをこっちへ持っていけます。
しかしこれも破綻です。
4.EXターン開始時のCOMPLEXには敷かない
これはゼーロンを持っている時限定です。(大抵持っているはずです)敢えて入れずにドンドン打つべしナウを打ってから8枚にするとエコです。
これまた破綻です。
5.COMPLEXの下には8枚以上カードを敷くことも
COMPLEXに8枚より多く入れちゃダメというテキストはないので、COMPLEXが離れてもいい前提でVTやボルバルを掘りに行くプレイをすることが多々あります。特に選ぶトリガーしか無いデッキにはボルバルが出るまで掘りましょう!
・そのほか採用候補カード
画像は省いてしまいますが、キャディの枠は環境に応じてデスマッチやらなんやらに変えましょう
また、ボルバルの枠はシャコでもいいです。
シャコは盾を殴ると除去されてしまう恐れがありますが、寝ているクリーチャーに向かって殴れば安全にEXWINすることができます(COMPLEXの下にめっちゃカードを敷くと山を減らせる)。
現環境デッキの多くがクリーチャーを寝かせます
・ファイアーバード
↪︎ハイパー化
・青白天門
↪︎H・アルカディアスのハイパー化
・青黒COMPLEX
↪︎COMPLEX本体
・ドリメ
↪︎イザナイメイ、各種ハイパー化
などなどです
ファイアーバード対面はハッターや冠ラッキーがいるので先にVTを投げるか、ハッターだけなら寝ているクリーチャーに向かって殴ってVTを投げてからワールドブレイクしながらシャコを出しましょう。トリガーが突撃インタビューしかないので確実に勝てます!
現環境で使うならボルバル8よりもシャコをおすすめします!
というわけで、いかがでしたでしょうか!
リストだけではあまり強く見えないかもしれないですが、極めていくとものすごいくらいのマジレスデッキへと変貌します(前環境であれば、先攻後攻各5回ずつでマジックは10戦中8勝、黒緑アビスなら10戦10勝を遂げていました)。
皆さんも是非このデッキで友達を「ロココ…?」と言わせてみてください!
ここまで見て下さり本当にありがとうございました!この記事で稼いだお小遣いでまたカードを買い新しいデッキを紹介出来たらなと思います!笑
次回もお楽しみに!
裁定ミスすみませんでした。今後は気をつけます…
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