フラグシップバトル優勝🏆9弾黒スモーカーデッキ解説

割引あり

2024年10月1日 22:36

初めまして。田舎でワンピースカードの修行をしています、Ｄと申します。

先日ワンピースカードゲームフラグシップバトルにて、黒単スモーカーデッキを使用して優勝しました。調整を手伝っていただいた方々、ありがとうございます。

Ｘにて優勝報告をさせていただいたところ

意外にたくさんの方に反響をいただき、驚きました。また、多くの方にDMにて、構築や回し方等の質問をいただきました。
私自身、8弾から黒スモーカーデッキを本格的に握り始めた身であり、まだまだ修行中（でも自信はあります）なので一緒に考えていただきたいというスタンスで回答、返信していましたが、それらをまとめて言語化することで、誰かのお役に立てるのではないかと考え、noteにまとめる運びとなりました。

自分なりの理論ですが、黒単スモーカーは今の環境をかなり良い立ち位置で勝負できるリーダーだと考えています。まだまだ発展途上の理論ですが、温かい気持ちで触れていただけると幸いです。

1. リーダー選択の考え方について

スモーカーを握っていると、かなりよく投げかけられるのが、「0ルッチのほうがよくないですか？」という質問です。
対して私の答えは「ぼくもそう思います」です。笑　しかしその中でもスモーカーを握っているのは意地でも趣味でもなく、自分なりに勝てる理論を構築しているからです。

前環境まで、猛威を奮っていた0ルッチデッキは研究がかなり進んでいて、強者たちが擦りに擦っているのでリストも立ち回り方も安定しています。私も前環境初期までは0ルッチを握って勝負していました。

8弾環境後期になるにつれ、ルッチミラーが多くなり、ジャックを返せず負けたり、エニエスが欠損して負けたりと何度も悔しい思いをしました。
しかしその中で、KO耐性のついている4ボルサ5サボの絡み方でミラーを制することができることに気がつき、KO耐性を多く採用し、安定してプレイできれば、ルッチミラー（広義で黒ミラー）を制することができる！という考えに至りました。そこで行き着いたのが、スタートデッキで強化された黒スモーカーデッキでした。

4ボルサ5スモーカーを2種類の小型サーチ・リソース入れ替えカードで引っ張って来られ、相手のKO耐性つきのカードをトラッシュに送ることができる5たしぎを採用できる黒スモーカーデッキはまさに、黒ミラー最強デッキでした。

8弾後期は赤紫ローの多面展開＋除去に若干苦戦するものの、確実に黒ミラーをものにできるスモーカーはかなり立ち位置よく振る舞うことができていました。（スタバ優勝複数回、フラシでは惜しくも決勝負け2回）

そして9弾環境
赤紫ローはいなくなり、黒ルッチも減りました。除去環境でなくなったことにより、若干各デッキが着地狩りを怖れずカードをリストに採用してき始めました。また、ドンカーブ通りに1枚ずつプレイするタイプのデッキが増えています。これらの除去を警戒していないデッキ、多面ではなく1枚ずつドンカーブ通りにプレイするデッキが増えたことが全て追い風となり、スモーカーデッキの立ち位置がかなり上がってきたと言えると考えています。

またなんと言っても、現環境では相手がスモーカーデッキを理解していないことがほとんどであることも追い風です。相手は先後の選択、マリガン基準など、何から何まで定まらずにバトル開始を迎えることになります。これは勝負に有利に働く要因の１つです。マイナーだからこそ強い、という利点もあります。

いやいや、青ドフ‥と思った方は後述の各対面の立ち回り方を是非読んでいただきたいです。　

2. 有利・不利対面について

青ドフラミンゴ　五分
赤シャンクス　有利
紫ルフィ　五分〜微有利
赤紫ルフィ　有利
黒ルッチ　有利
→11月構築と環境により微不利
黒ティーチ　微不利〜五分
黒黄ルフィ　不利　
→11月構築により微有利
青ナミ　不利
青紫レイジュ　不利
黄エネル　五分〜有利
黄カタクリ　五分〜有利
黒紫ルフィ　微不利〜五分

かなりの数を回して上記の有利不利を判断しています。しかし、黒スモーカーのリストの特性状、中型のコスト帯（3〜5コスト）のキャラがデッキのほとんどを占めていることもあり、ドンカーブ通りにプレイしていくだけでは勝率を上げるには難しいです。対面によっての理想ムーブ、採用するカードなどによって出力が大幅に振れるデッキですので、考える人によっては上記の有利不利も賛否あると思います。

かなりの思考を要するので、プレイ難度もある程度は高いです。でも、「だからこそスモーカーは面白い。」と思っていただけると幸いです。