【カニノケンカ・ニ】逃げ構成について
初めに
カニノケンカというゲームはチュートリアルでも説明があるが「相手をひっくり返し、3カウントとれば勝ち」となるゲームです。
そしてランクマッチではこれを1ラウンドとし、2ラウンド先取することによりマッチングに勝利となるルールです。
ラウンドを取るために「相手をひっくり返し、3カウントとれば勝ち」を狙うことになるわけですが、実際にはラウンドを取得する方法が大きく分けて3つあります。(回線落ちによる勝利等を除く)
相手をひっくり返し、3カウントとる
相手を戦闘マップにおける場外エリアに押し出す(リングアウト)
制限時間が来た時点で対戦相手より被ダメージ(%)が少ない
ここではこの中の3つ目に焦点を当てて、記載をしていきます。
判定勝ちについて
そもそものカニノケンカの判定勝ちについてまとめると以下のようになっています。
制限時間(150秒)経過時点で対戦相手より被ダメージ(%)が少ない方がラウンド勝利となる
エリアダメージや対戦相手の攻撃によるダメージ%に差異はない
過程におけるダウン数および終了時点でダウンしている等の状況は結果に関与しない
そのため、例え最後の2秒で 200%(3ダウン) VS 0%(0ダウン) の状況だったとしても残りの1秒で一方的に201%ダメージを与えれば逆転勝利ができます。(もちろん現時点ではそのような方法はありません)
この判定勝ちや時間を用いた戦術について改めてまとめていきます。
時間を使った戦術について
時間を使った戦術といっても大きく分けて2つに分類ができると考えています。
終始逃げ切りを狙いダメージ有利を常に取り、判定勝ちを目指したゲームメイクをしていく
開幕で時間を使うことで、なんらかの有利状況を作りゲームをコントロールしていく
この記事では前者を「タイムアップ戦術」、後者を「タイムマネジメント戦術」と呼び分けて記載をしていきます。
戦術の前提
戦術の特性上、必要な要素がいくつかあるためそちらについても下記にまとめる。
逃げ切ることができる or 時間を使うことが出来るステージであること(後述)
対戦相手よりも機動力のあるカニであること
一瞬の接触時のダメージレースに負けないために瞬間的な火力が出せること(推奨)
時間を使うことができるスペルを所持していること(推奨)
今回の記事ではトラフカラッパがチェーンバインドを持っているという前提で進めますが、それ以外にもオオカイカムリ等のカニやトラバサミ、ダッシュブースターを利用するということも検討ができます。
タイムアップ戦術
試合時間(150秒)のうちほぼすべてを逃げ続け、タイムアップ時点でダメージ有利の状況を作り判定勝ちを狙う戦術。
ただ、ハイパーモードによる空中浮遊(約15秒)とチェーンバインドを持っている場合は追加で30秒のアドバンテージがあるため、実際のところは試合時間の2/3となる約100秒を逃げ切るだけで十分となる。
チェーンバインドは拘束による相手のハイパーモードによる巻き返し等も防ぐことが出来るため、相手視点では非常に巻き返しが狙いにくい状況を作り出しやすい。
この動きをするために、序盤から終盤までステージの広さや構造を利用する。
理想的な動きとしては、序盤に少しずつダメージリードを確保し対戦相手のハイパーモードを1つ目のチェーンバインドで拘束、ある程度距離がある時やハイパーモードのタイミング等で再度チェーンバインドで拘束し最後の20秒ほどをハイパーモード飛翔で逃走という動きとなる。
タイムマネジメント戦術
時間が経過しステージが狭くなることを利用し、自分にとってなんらかの有利な状況を作成しケンカを有利にすることを目的とした戦術。
銃やトライデント等の超射程武器に近接戦闘を仕掛けたり、相手がこちらに攻撃しづらい状況で一方的に攻撃しダメージ有利を得ることでリング収縮時によろけを発生しやすくするなどの状況を狙う動きをしていく。
ステージについて
これは記事にした方がいいのかなって考えていたタイミングで、マップの情報がまとまった素晴らしい画像をSUKE(@G1lvwbZ3l7Ujmw5)さんが作成していたため許可をいただき利用しております。
また、上から タイムアップ戦術とタイムマネジメント戦術両方で使えるマップ > タイムマネジメント戦術のみで使えるマップ > 時間を使った戦術に向かないマップの順番に記載していきます。
タイムアップ戦術とタイムマネジメント戦術両方で使えるマップ
火山
タイムアップ戦術における最強のマップ。
最終収縮の状態でもマップの広さがかなりあり、火山に足を取られ進むことができないカニが多く、マップの約120°ごとに遮蔽に使うことができるでかい岩がある。
これにより相手の構成とカニによっては150秒間ほとんど触らさずに勝利を狙える。
余談だが120°ごとにあるでかい岩はカニにもよるが全身が隠れ、最終収縮時点でも残るため銃対面で遮蔽物として利用し近接戦闘を強いるような立ち回りもすることができる。
星辰の浜辺
こちらは火山の次に優秀なマップとなり、リング最終まで残る中心のでかい岩(画像の殺生石)を利用した立ち回りとなる。
ダメージリードを確保した後は、殺生石に張り付き相手を常に反対側にとらえるように動いていく。
こちらも余談となるが、この殺生石は一部ダウン判定のない部分があったりするので耐久するときはでかい岩に背中を預けると良いことが合ったりする。
※以下はタイムアップを狙えるがこれまでのマップと比べると難易度が高くなる
カニ神殿
最終収縮でのある程度の広さと昇降する足場を利用した時間稼ぎを行っていく。
このマップでは終盤にチェーンバインドを使用しても安全地帯が足場が上がっているときの裏側しか残らないため腐りやすいので早めの使用を推奨する。
カニトラップダンジョン
ダメージエリアが上から下に収縮する(天井が低くなる)ため、左上と右下の足場以外はほぼ残っており横に広いステージを利用して時間稼ぎを行っていく。
ただし、道が狭く移動時にどうしても接触する可能性が上がることや、相手とすれ違う時にジャンプを行うと降りてきているダメージに頭をかすめてダウンしたり余計なダメージをもらうため注意して立ち回っていく。
タイムマネジメント戦術のみで使えるマップ
タイムアップを狙うことが出来ないが、マップの構造を利用し時間を使い有利な状況を作っていく。
ここでは各マップにどのように時間を使っていくか記載をしていく。
なお、マップの構造を利用する都合上、定点だと飛びつけるカニも多いため立ち回りには注意する。
蟹蒸街
画像にもある通り、開始地点の左右にあるマンションの屋根に上ることが出来る。
こちらからはトライデントや投擲、スペルを利用したダメージリードを狙うことができ、逆に相手からすると接近しないと攻撃できない高所にいるため詰める動きが必要になる。
屋根の上に居座れるのはだいたい85カウントくらいまで
巨蟹町
全ての建物の屋根に上ることができ、頂上が三角形になっているため相手の攻撃を遮蔽として防ぎつつ頭出しで投擲などができる。
また、路地裏等を利用して逃げ回ることもできるがこちらはエリアに早々に飲まれるためしっかりと状況を見て利用していくことを推奨する。
路地裏がエリア外になるのがだいたい85カウントくらい、屋根の上に居座れるのはだいたい55カウントくらいまで
カニヴィレッジ
こちらも全ての建物の屋根にのることが出来る。
屋根が三角形になっている建物や幅広の建物、透明な壁を少しだけ貫通して長物を防ぐことができる空間もあるため、それらを利用して時間を使って動いていく。
居座れるのは↓の画像の場所で大体70カウントくらいまで、もう少しだけ前に進むと60カウントくらいまで
カニファーム
海底
砂漠
マップの広さとカニの足の速さを利用して逃げ回っていく。
遮蔽物が少ないため、相手が超リーチの武器を持っている場合やそこそこの速度のカニの場合は相手がマップ内側になることもあり追いつかれて殴り合いになる展開も十分あり得る。
時間を使った戦術に向かないマップ
リング
相撲場
闘蟹場
時間を使った戦術は諦めて素直に殴り合ってください
最後に
この戦術についてはほかの方よりも書けることがあると思い、ここにまとめさせていただきました。
カニノケンカの勝利条件は相手を立てなくすることだけではないということ、そのためにマップなど利用できるものを全て利用すること、相手に付き合わず勝つためにできることを求めていくとこういった逃げ構成が選択肢に入る場面もあると思っています。
誰かの知識として役に立つことを祈っています。
冷血のアリスカラッパ
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