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私が考えるワンショット論

皆様どうも初めまして。
宮城にてワンショットを握っているいっつと申します。

と言っても知らない方ももしかしたらいるかもしれませんので軽く紹介いたします。

・公認優勝回数 9回(内ワンショットでは6回)
・第1回ムシガエルGP優勝(ワンショットで優勝)
・全国大会東北予選 ベスト4(ワンショットで走ってます)
・バディファイト元東北ファイナリスト

と、最後のはどうでもいいですね。

今回は、私の考えるワンショット論をダラダラ書ければいいかなと思います。

まぁ、見たくない人はここでブラウザバックを。


え、本当に見るの?いいの?後悔しない?



そもそもワンショットって何ぞや?

ワンショットとは、以下のようになります。

対戦相手に1ターンで致死量のダメージを与え、勝利すること。
名前の由来は、西部劇で決闘相手を弾丸一発で勝負を決めることから。(atwiki ワンショットキルの項より)

蟲神器におけるワンショットとして代表的なデッキは玉響ワンショットと呼ばれるデッキタイプになります。

今回のノートではその「玉響ワンショット」にフォーカスを当てて、色々論じていきます。

デッキレシピについて

まずは、3弾環境の歴史も振り返りながら現在使われている玉響ワンショットのレシピを見ていきましょう。

1.逆鱗玉響

3弾のパーツ入れて優勝した玉響は
これが初めてかもしれない。

私がムシガエルGP及びホタル杯の2日間にて両日優勝を取ったデッキになります。

当時、サカダチの枠にはリュウジンオオムカデが入っていたのですが、3弾で出たパラワンや以前からいたダイオウサソリに対してどうやっても突破出来ない、突破出来たとしても無理をしてしまい、リーサルまで持っていけないという問題点を抱えていました。そこで、3弾にて実装されたサカダチコノハナナフシを採用。 

パラワンは神の逆鱗で取り、他の虫には顎門をつけた後逆立ち返しで体力が低い虫を引きずり出して取ると言った当時としてはかなりトリッキーな動き方をして優勝しました。

又、藪蚊の密約を採用することで、あと1枚痒いところに手が届くパーツを探し当てて、一気にワンショットを決められるという所も気に入っています。

今作るとなると、サカダチ1枚をテナガカミキリにしたり、藪蚊を刺蝿にしても面白いかもしれませんね。

2.セイボウ型

ワンショットの同士である
にょろ仙人のレシピを引用しています。

次に、現在主流のセイボウ型とも呼ばれるワンショット。

序盤から手札を温存し、打点が揃い次第ワンショットの動きへと変化していく文字通りワンショットワンキルを体現した構築になっています。

私自身もこの構築を使っていたのですが、私自身の攻めっ気が強いせいか、イマイチ馴染めずにいました。術が9枚というほぼ半分が術という構成でかつワンショットの「溜めて勝つ」にしては、溜めすぎなんじゃないかと思い、現在は握っていません。

勿論、弱い訳では無いです。

むしろ強いです。

爆発力だけで言えば今まで出たどの玉響ワンショットの中でも最高の火力で相手を倒せます。蜜蝋の壁を採用することで防御面を厚くする他、刺蝿の血盟のコスト確保としても優秀。

最後に幼虫達を並べて、イラガセイボウやリオック等打点を用意して理不尽に相手を絶望へ叩き落とすことも出来ます。

3.やませ型玉響

NR神器レギュレーションにて
多分初の優勝をもぎ取った玉響

最後に、私が初めてのNR神器で使い優勝したやませ型(さっき命名)玉響ワンショットです。

やませ型は、先程のセイボウ型をベースにして、2面取り・攻撃力双方においてどの虫も取れることにフォーカスを当てて作成しました。

1コスト6枚という構成のため、序盤から殴りに行けるようにしています。
回し方によってはアグロの面もあるため、アグロミラーと勘違いした相手をワンショットで屠ることが出来る、NR神器でちょっとしたメタになると思っています。

赤が相手であればセアカもといパリーで、青はヤママユで、緑に対しては火力が青天井のクロヤマアリで取るようなやり方を心がけることが優勝への近道かと思います。

更に、ヤママユを玉響蜉蝣で踏み倒していれば、なんとイラガセイボウでもう1点なんならリーサルなんてことも出来ちゃいます。

……なんで玉響ってどのレギュレーションでも暴れるんだろうな、おじさんちょっと怖くなってきたよ。元凶お前だろってツッコミはなしで。多分元凶俺じゃないけど。

玉響の回し方について

と、ここまで長々とくっちゃべって来ましたが、ここで私が玉響ワンショットを回す上で取り組んでいることや実際にこうしているということについて書いていきます。

1.貯めるエサは大体2~3枚

玉響ワンショットにおいて、重要なのは手札。その枚数及び質が求められてきます。

その為、従来のデッキのようにエサを毎ターン貯める、という動き方は基本しません。

よく2枚で止める人が多いですが、私の場合は

例として3エサ貯めて蜉蝣2枚→1エサの虫1体

という布陣を敷いてワンショットに入ることが多いです。

手札の状況によっては、エサ2枚でいいやということもあります。その辺はご自身で作ってみて、ここで止めよう・もう少し貯めないとキツイななどを見つけてみるのも面白いかもしれませんね。

だからといって5エサ6エサ貯めないでください。それはもうワンショットじゃない別のデッキです。

2.序盤はジャブ程度に1~2枚は縄張りを殴る

これは個人によって様々な攻め方のプランがあるため、一概にこうだと言うつもりは全くありません。

私の場合は、序盤(基本後攻取れた時)に1コストないし2コストで1~2発縄張りを殴ってから試合を進めます。

理由としては、相手が蜜蝋の壁で要求する打点を増やしてきたとしても強気に出れるように、アグロと偽装させて早く殴らなきゃという揺さぶりをかけるためです。

その後はゆっくり手札が溜まるまで待ち続け、気が熟したら一気に発射しちゃいましょう。

最初殴ったらゴライアス出たって?そんなの蟲神器ではしょっちゅうある事です。縄張り引けるじゃんラッキーとプラスに考えましょう。

3.縄張り殴りを小出しにしない

玉響を教えていてよく教え子がやってしまうというか、自分もやった事あるから言えるんですが

相手が並んだから玉響蜉蝣撃って面を取る、その後小さい虫出してオマケで殴る。

これ、1番やっちゃダメです。

ワンショットの基本理念は、1ターンで一気に相手を攻めることにあります。
相手が展開してきて焦ってしまって玉響蜉蝣撃っちゃった。
断言します、負けます。

小出しするくらいならじっと我慢して相手の出方を見つつ、自分は手札の質を上げて頃合いになったら一斉発射。

この心を忘れないよう気をつけてワンショットライフをお楽しみください。

4.いい日悪い日は必ずある。流れを掴め

玉響ワンショット以外のデッキでも経験あるかと思いますが、どれほど緻密に組んだデッキでも引けなければそれまで。
玉響ワンショットにおいては、その引きにかなり依存しています。

引いたら全部カードが白かった、重いコスト引けなくて負けた。
カードゲームです、そんな時もあるとその日は酒でも飲んでさっさと寝ちゃいましょう。

また、初めてワンショットで大会出て緊張する等もあるかもです。

大丈夫です、負けたら取って食われる訳じゃ無いんですから。自分が練習した動きをしっかり出来るか。自分の動きを忘れないように1度深呼吸するかタバコでも吸って落ち着きましょう。

……と、ここら辺で区切ろうと思います。
ここから先も読みたい、ちょっとでも私が何を考えているのか知りたい物好きの方は、是非記事を購入いただけると幸いです。
無理はしないでくださいね。私に缶チューハイでも奢ってやるよって位の気持ちでいいので。

それでは失礼します。ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!

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