桃原さんから言われたこと その26「神様が違う」
時々お参りする小さなお社の近くに、別のお社があり、お参り目当てのお社に行く途中だからということで、その別のお社にも参拝するようになりました。
その別のお社ですが、そこに祀られている神さまは、私にとって、特に何かのご縁があるというところなのかどうか?それがよく分からなかったのです。本来の目的地である小さなお社の方に祀られている神さまは、長年ご縁を頂いているという認識をしていました。
ある日、桃原さんから言われました。
「その途中にあるお社は、本来の神さまとは違う名前の神社になってしまっている。多分、江戸時代ぐらいに名前を変えた、というか、虫歯に銀歯を被
せるみたいに、別の名前を被せてしまったわけです(笑)」
なんでそんなことをしたのでしょうか、ということはさておき、「本来の神さまの名前が隠れてしまい、別の祭神の名前になってしまっているお社の数は、実は、非常に多いのだそうです。
「というわけで、その途中のお社も、しずめさんには縁がもともとあったというわけですね」
そんな風に教わりました。
なので、今日、その2つのお社に、お酒を1本ずつお供えしてきました。同じ額のお賽銭を入れさせてもらい、同じ量のお酒を奉納したのです。
「途中のお社は日本古来の稲穂の神。前からの目的地のお社は水の神様。両方でその土地が守られるよう、セットになっていますからね。それで良いと思いますよ」
と言われ、安心してお祈りしました。
何をお祈りしたかというと、病気で入院中の知人が早く回復しますように、というお願いでした。前回の参拝時に同じことをお祈りしたら、一時退院が叶ったので、今回も2社共に同じようにお祈りをして、一日でも早く全快されますようにと願ったのでした。