桃原さんから言われたこと その5
霊能者の桃原さんから常々言われています。
「口が軽い」
これは、正確に言うと、僕自身が「適当なことをしゃべる」なのだそうです。人の噂話をぺらぺらするのではなく、「その場を適当に取り繕うために、その場で適当なことを言ってしまう。でも、それを相手が真剣に受けとめてしまうから、注意せよ」、ということなのだと厳しく言われました。
軽い気持ちで言ったことが、あとあと響くとなれば、口を開くのもおっくうになってしまいます。でも、そう言った途端、
「そういうものです!」
とそれは厳しく咎められるのでした。
となると、「もう一生口を閉じていたい」と思います。しかし、
「それでは人生の修行にならない。会話の中から発想も生まれるのだから」と注意されます。
口を開いても、口を閉じても、怒られることばかりです。
でも、考えてみると、それがまさしく人生なのだと思うのです。摩擦や軋轢は当然だと、こんな自分でも思います。
「動物から初めて人間になる人は、暮らしやすい人生を送ります。アメリカの何とか姉妹のように。『今世で初めて人間に』の人は、人間社会の厳しさに耐えられないから、最初は甘くしてもらえるのです」。
こんなことも詳しく伺いました。
「前世が動物の人は、他人の物を奪うことに抵抗がない。生存競争が激しいなか、猿も生き残るのには必死だから」
ああ、なるほど!と膝を打つ。
打ち過ぎて痛い、膝が。<=この一節は、故ナンシー関さんの言葉をお借りしています。