桃原さんから言われたこと その19
以前、電車の高架ホームに駆けのぼって乗ろうとしたら、なんと、階段で2度も転んでしまい、大切なスーツの膝に穴が開いたことがありました。
仕事に出かける時でしたが、30分前に到着する予定であったので、慌てて帰宅して着替え、穴が開いたスーツはかけはぎの名人さんのところに修理をお願いしました(スーツを作って貰ったお店から頼んで頂きました)。
結果、本当に上手くかけはぎをやって頂き、今でも大切に着ています。着ると自分の戒めを思い出すので、有難い一着です。
桃原さんにその話をすると、オウム返しにこう言われました。
「お前は今まで2度失敗したであろうが、というお諭しです」
はい、そうですと項垂れるしかありません。
さて、この投稿を書いている日の前日、電車に乗っていたら、突然の減速があり、うっかりつり革も握っていなかったので、車内で数メートルほど、転がってしまいました。
周囲の人たちから「大丈夫ですか?」と声をかけて頂くぐらい、派手な転び方でした。ただ、尻を打ったのが痛いだけで、ケガや、スーツの傷みはなかったのです。
皆さんに御礼を言いながら「ああ、また何か、失敗してしまって天罰が・・・」と思わざるを得なかったのです。
「すぐ罰が当たること多いな!」とつくづく思いました。
ただ、桃原さん曰く「あとでドカンと来るよりは良い」とのことです。
でも、罰があたるようなことをしなければ良いのに、ついうっかりとやってしまうのが、僕の愚かさなのです。ちょっとでも克服したり、改善したり、前進したりすべきなのですが・・・毎日が闘いです。