最近面白かったこと

僕が面白いと思ったことが溜まってきたので、放流します。

1.フグ稚魚がしらすパックへ混入しているらしい

朝日新聞を読んでいたら、気になる記事がありました。しらすパックの中に小さなフグの混入が相次いでいて、販売業者は回収する事態となっているという記事です。

朝日新聞デジタルでも画像は見られます。

画像を見ると「どう見ても違うじゃん!」ってくらい、しらすとフグは違うのですが、パック詰めする際に選別することが難しいそうで、業者さんは回収作業で大変らしいです。なぜ大変かというと、フグの稚魚にも毒があるからだそうです。僕自身も、この記事でフグの稚魚にも毒があるのを知りました。

皆さんはどうか知りませんが、僕は、しらすパックの中に小さいカニが入ってたら「ラッキーだぜ」と食べてしまうの男なのです。気が気ではありません。

しらすを食べてたら、ちょっと大きめの魚いるじゃん、ラッキーからのこんちくしょう。ラッキーからのアンラッキーになっちまうわけです。しかし、どうやら稚魚なので毒性は低く、毒はあるけど死ぬほどの毒ではないそう。少し安心しました。

それでも、毒は毒なのでしらすを食べる際は注意ですね。

2.「クジラが打ち上げられる理由」

僕が新聞を読むようにしてる話を同期の芸人「春日向のように」の大本にしたら、彼は「こども新聞」を図書館で読むと言っていました。

どうやら「こども新聞」はわかりやすいというメリットがあるらしいです。早速、真似してこども新聞を読んでみることに。

その日読んだ記事には、大阪の淀川に迷い込んでしまった、オスのマッコウクジラの「淀ちゃん」が亡くなったことについて書かれてました。

そこには、なぜ鯨が迷い込むのかの原因と、どうして海に帰れないのかの理由が子供でもわかるように、書いてありました。

迷い込む理由としては、潮に乗ったり、餌を追ったり、色々あるそうですが、僕が面白いと思ったのは、鯨がどうして打ち上がってしまうのかの理由です。

鯨は、魚と違い、尾ひれが縦方向にしか動かないことで、水面が浅くなった場所では、尾ひれが地面を叩くばかりで、動けなくなってしまうそうです。これは、なるほどと思いました。

確かに、鯨のイラストを思い浮かべると、尾ひれは地面に対して平行だなと思います。鯨について、考えたことないけど、鯨のイラストは鯨についてよく考えられてるんだなと思いました。また一つ勉強になりました。

ただ、この「こども新聞」のあるフロアが、こんなロン毛のみすぼらしい浮浪者みたいな人間が来るような場所ではないみたいでした。周りの子供から、ジロジロみられて、大変居づらかったです。あそこは子供だけのサンクチュアリー、大人が無闇に立ち入ってはいけないような気がしました。

なので、それ以来、一回もこども新聞は読めていません。

3.テレビ欄「セブンルール」 1月24日


長いこと、テレビが壊れていて、地上波番組を見ない生活をしていたのですが、ついに、テレビを買い替えました。買い替えたものの、あまり見ないのですが、新聞を読むついでにテレビ欄をチラッと見るようにしています。長らく見ていなかったので、知らない番組が多いです。

先日、読売新聞のテレビ欄を見たていたら、「セブンルール」の番組表がありました。「セブンルール」は昔からある番組なので僕も知ってます。働く女性にフォーカスして、7つのルールをきくという番組です。

今日は誰の特集なのかと気になり、番組詳細を見てみると「2児母モデル経営者、紗栄子14コのルール」と書かれていました。

え、いつからセブンルール、14コのルールになったの?と思いました。

え、倍じゃん。14って。「セブンルール」ってタイトルじゃないの?なんでもありじゃん。

僕がテレビを見ない間に、「セブンルール」は名ばかりの物になってしまったのかと悲しくなりました。テレビ業界は大変だと聞きますが、7を14にするような企業努力が現場で求められているのかと、同情しました。

そして、僕は読売新聞をそっと閉じ、朝日新聞に手を伸ばしました。「東電3割値上げ6月からの見出し」がありました。電気代がまた上がるという記事です。

電気代はどんどん上がっています。さらに6月にもあがるのか。また悲しくなりました。

年末、実家に帰った時、電気代が高くなった影響で、いい年した両親二人が電気毛布にくるまっているという場面に出くわしました。正直、見てられなかったです。

実家は数年前に建て替えたので新しい家のはずです。実家はそこそこデカくて、外観もいいです。なのに、なぜ、中にいる人間が震えながら、電気毛布にくるまってるのか尋ねると、母が一言「オール電化にしたらこのザマ」と言っていました。業者は、この家を建てる前はオール電化が一番だと言っていたそうです。両親も電気代が上がるなんて露ほども思ってなかったようです。

その場で電気毛布にくるまりながら、虚な目をした両親は、老人詐欺被害者のようでした。

母曰く、電気毛布が一番消費電力が少ないから、昼間は暖房を入れずに、電気毛布で寒さを凌いでるとのことです。

兼子家の新しい1つ目のルールです。

ルール1「寒くても電気毛布」

紗栄子は掟破りの14コのルールなのに、うちにあるのはこんな、悲しい1つのルールです。

そんなことを思いながら、新聞を読み進めていきます。そして、最後にテレビ欄を見ました。「セブンルール」の欄がまた目につきました。

そこには「紗栄子、2週連続」と一言、書かれていました。

「あ!」と思いました。

「セブンルール」はテレビ業界の不振で、数値目標を倍にする企業努力をしていたのではなく、紗栄子さんが「セブンルール」に2週連続で出演するというだけのことでした。

それで、14コのルールになってたわけです。

笑ってしまいました。セブンルールは、セブンルールのままでした。昔のまま変わっていませんでした。

先日、実家の方に雪が降っていました。

心配になって、母親に今月の電気代を聞きました。

8万円って言ってました。

電気代がもはや家賃の額でした。

両親は冬が終わるまで、1つのルールで戦うそうです。



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