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谷川俊太郎さま

好きな人の訃報を受けて。

小学校か中学校の頃の国語の資料集に載っていた、谷川俊太郎。詩が好きで、名前が好きで、近影を見て、好き!ってなって。資料集の気になる作家さんの本を片っ端から読み漁っていた頃。
合唱は結局、好きだったのか苦手だったのか不明、だけどそんな時期でも確実に好きだーって思った、『春に』。

あの頃からもうおじいちゃんだったもんね。
いつか死んじゃうんだよなーってわかってたけど。いや、知ってたけど、解ってなかったんだろうきっと。

かなしみはつづく。
いきていくかぎり。
それでも会えてよかったとしか思えない。

夫は、朝のリレーが好きと言って、そらんじていた。

谷川俊太郎と同じ時代に生まれてこれて、本当に良かった。
生まれてきてくれてありがとうございました。

誰かが言ってた。「詩人、って職業として言えるのって谷川俊太郎さんだけだ」って。だけってことはないと思うけどさ。でも、言わんとすることは通じた。
憧れの、職業。