終わる寂しさ
私、元来飽き性というのはそれこそ飽きるほど書いたかと思いますが(4回目なのでそうでもないか)、一つのドラマシリーズなんかを最後まで観た、なんて経験があまりないのです。
それはもちろん飽きてしまうということと、ずーっとそれに集中してしまうタイプである一方で、その習慣というものが途切れてしまうとプツンと止めてしまうという悪癖のなせる業であります。
ソシャゲなんかもログインボーナスだけもらって、なんていうのはたくさんあるのですが、一日でもログインが切れてしまうともうそのままなんてことになってしまいます。
さらにどうもわがままなのか、『これで終わりは嫌だ』という意地が先走ってしまい自らの手で終わりを放棄するということも多々あるのです。
それが自分にとって良いと思える作品であればあるほどその意地が強く出てくるのです。
私はお酒を一滴も飲めないのでわかりませんが、お酒を飲むという知り合いが頂き物のいいお酒をチビリチビリと舐めるように飲むのが楽しみだと言っていたのですが、それと同じような感じなのでしょう。
始まりがある以上、どうしても終わりが来てしまうというのは不変の真理なのであるため、傑作を味わうという心地よいぬるま湯を早々に切り上げて『次はいつ入ろうか?』なんて思っているうちに湯より先に気持ちが冷めてしまうのです。
鉄は熱いうちに打て。よく言ったものですね。私にとっては『鉄は熱し続けろ』という方がしっくりくるような、そんな秋の夜でございました。
U-NEXTに入ってるので観たいドラマは山ほどあるんですけどね。
オススメがあればぜひ教えてください。感想を伝えるというモチベーションが私の活力になるかと思います。
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