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「生き方」のコンパス Vol.135

ネガティブ感情を吐き出す


みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
今回は、ネガティブ感情を吐き出すことについてのお話となります。

随分前のことですが、すごく嫌な人がいて、周りの人たちにも煙たがられていました。

ある時、私にもその矛先が向けられ、難癖をつけてきました。
まだまだ未熟だった私は、つい反応してしまい、ちょっとした揉め事のようになりました。

当然その後はしばらくイライラが収まりません。
人の悪口を言うことが良くないことを知っていましたが、その時は相手の悪口を言ってしまいました。

すると「あれ?気分が軽くなったぞ?」という感覚が芽生えました。

嫌な相手だった場合、その人の悪口を言った方が自分の気分はスッキリするので、言ってしまった方がいいのでしょうか?

あのね、それはネガティブなものを自分の中に溜め込んでたんだよね。
そんな時に相手の悪口を言って、スッキリしたんだよね。

でもね。悪口はやっぱり言わない方が自分のためなの。

悪口を言う弊害は色々あるよね。
スッキリした気分になるような気がするけど、逆にストレスになることもあるの。

また悪口を言っている自分の姿って、第三者から見たら自分の信頼を失うようなことにもつながりかねないよね?
その他にも、悪口を言っていいことなんか、全くないの。

じゃあ、悪口を言わずにイライラやモヤモヤを溜め込んで我慢すればいいのかって、そうじゃないの。

つい最近もムカつくようなことがあったんだけど、その時はね、相手の悪口を言うんじゃなくて、「あーーーっ!ムカつくーーーっ!」って、心の中にあるネガティブなものを言葉にして外に出したの。

そうするとね。イライラが収まって気分が軽くなったの。

これって、相手の悪口を言ってないよね。

問題は、ネガティブな気持ちを自分の中に溜め込んでいると良くないよってことなのかな。

自分の感情を認めて、「あぁ、今、自分は怒っているんだな」というように、自分の感情をしっかりと感じて、その気持ちを言葉にして外に出してみてもいいし、紙に書きだしてもいいの。

そうやってね、ネガティブ感情を吐き出すと、悪口を言わないでもスッキリした気分になれるの。
悪口は言わない方がいいの。

今度、そんな機会があったら試してみるといいのかな。
効果が体感できると、ああ、そういうことなのかって、思えるんじゃないのかな。

心理学では、メタ認知、感情のラベリング、というのが該当するのかな。

これは私の実体験なので、人の悪口を言わないと固く心に誓っていて、それでいて自分が苦しくなるような人の参考になると、嬉しいな・・・。

今回は、ネガティブ感情を吐き出すことについてのお話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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