なりたい顔と流行顔と私の顔
1.コンプレックス発生
思春期真っ只中の中学生
小学生までの私は自分の容姿について悩むことはありませんでした。
毎日の宿題のだるさや給食が全部食べられるかくらいしか不安なことはなくて、放課後近所の子たちとドッチボールをしたり、どんな友達といても毎日楽しかった。
でもおしゃれにも興味が湧いてきて、たくさん試すうちに自分のスペックに愕然としました。
今から15年ほど前、あの〝花より男子〟がファイナルを迎えてその余韻を引きずったまま私は中学生になりました。
まだ携帯電話を持たせてもらえず、見るものはテレビだけでした。
そこに映る主役の女の子はみんな二重まぶたのくりくりした目でハツラツとしている〝可愛い子〟でした。
もちろん私も憧れていたのはそんな可愛い子です。
クラスの1軍(今で言うスクールカースト)の女の子はみんな目がくりくりでした‥笑
『モテたい』とはまた違って、イケてる友達と一緒にいたくて、そのためには今流行りのファッションや二重な事、痩せている事が必要だと勝手に思っていました。
流行りの顔になりたかった高校生
本当に一緒にいて楽しいと思える友達に出会って、スクールカーストから脱出したけど、なりたい顔は変わりませんでした。
すでに私の中で〝可愛い顔〟の定義は決まっていたからです。
毎日アイプチをして学校に行きました。
雑誌のPopteenやRanzukiのギャルの子もだんだんと清楚ギャルになっていく中でも二重なのは絶対でした。
小さい目に直径14〜15㎜のカラコンを入れて、つけまをつけて、丸くピンクのチークを入れました。
今考えると似合ってなかったと思うけど、プリクラで撮った自分はなりたかった〝可愛い顔〟に近かったんです。
2.自分に似合うがわからない
いろんな〝可愛い顔〟があると気づく専門学生
狭い地域で生きてきた私にとって、電車で1時間以上かけて通った先にはいろんな子がいました。
今まで褒められた事がないような事を褒めてくれる友達が、周りに集まってきたんです‥!!
「顔が小さいね」「大人っぽい」
どれも初めて言われた言葉でした。
『自分をもっと活かそう』と思ったはいいけど、何が似合うのかはわからなかった。
『私にはこういうのが似合うと教えてくれるのがあったら手っ取り早いのに』と思ったけど、その当時はまだイメコンは主流ではなかったと思います。
まだイエベ、ブルベも知っている子はいなかった時代でした。
流行りに乗らない事を決めた専門学生
当時カジュアルテイストが流行りはじめていた気がするのですが、私は断固としてその波に乗らなかった人だったと思います。
スニーカーよりヒールを履いて、今思うと16タイプカラーメソット®のディープオータム時々ディープウィンターばかり着ていました。
褒めてくれた「大人っぽい」を活かそうと思っていたと思います。
3.今、思うこと
私のなりたかった〝可愛い顔〟=〝流行りの顔〟 でした。
その流行りは今でも続いているようです。(なんならもっと強化されてる‥笑)
その事に気がつけたのは、顔タイプ診断を受けた事とSNSで発信をされているアナリストさんの投稿からでした。
あんなにコンプレックスの塊だった私は今、自分の顔もスタイルも雰囲気も大好きです。
それと同じくらい、友達や日々出会う人、テレビやYouTube、SNSで活躍している方も、全ての人素敵だと思います。
容姿に関して、自分を受け入れて相手も理解できるようになったのは、イメコンに出会ったからで、すごく救われました。
次は私がイメコンに出会ってからを記録しようと思うので、もしよろしければまた見に来てくださると嬉しいです。
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