ウィーン・フォルクスオーパー体験記~音楽の都の「国民劇場」は誰もが笑顔になれる場所でした
ウィーンの中心部をトコトコと走るトラムに乗り、「ヴェーリンガー通り/フォルクスオーパー」で降りると、目の前が「ウィーン・フォルクスオーパー」でした。ウィーン第2のオペラハウス。重厚で壮麗なウィーン国立歌劇場の建物に対して、ウィーン・フォルクスオーパーは曲線的なアール・ヌーボー様式で、かわいいピンク色。金色の縁取りがきらきらして、おとぎ話に出てくる劇場のような印象を受けました。フォルクスは「国民・民衆」の意。ウィーン・フォルクスオーパーはいわば「国民劇場」、ウィーンっ子の日常に