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私の趣味。喫煙と文化。

本記事は喫煙に関する内容を含みます。20歳未満の方はを推奨するものではありません。
喫煙は健康を害する行為であり本記事は、筆者自身の喫煙に関する経験や文化的な視点を共有するものであり、喫煙を推奨するものではありません。
また、20歳未満の方の喫煙は法律で禁じられています。喫煙には健康へのリスクが伴うため、十分な理解と責任を持って行動することをお願いいたします。

はじめに

こんにちは、TKGです。
新年あけましておめでとうございます、今年もマイペースにnoteを書き続けていきます、どうぞよろしくお願いします🐍
さて、新年はじめの投稿は、私の趣味についてです。
タイトルの通り、わたしは喫煙者です(たくさん税金納めてます)。
皆さんは喫煙について、どう思いますか?
大勢の方は、「健康に悪い」、「煙の臭いが臭い」、「お金の無駄遣い」などネガティブなイメージが多いかと思います。
喫煙者の私も上記の考えは間違っていないと理解しています。
ただ、それでも私はたばこをやめようとは考えていません。
単純にたばこが好きであること、仕事や作業をしているときに一呼吸つけることなど、自分にとってはメリットがあると考えているからです。
今回はそんな私の趣味で、好きなものであるたばこについて記事になります、人によっては気に入らない内容と思いますが、一喫煙者として、たばこについて、この記事を通してより理解が深まれば良い書かせていただきました。

たばことは

たばこの利用の始まりは、古代アメリカ大陸の先住民の方々が儀式や祈りの場でたばこを焚いていた歴史まで遡れます。
たばこの利用が広まった契機は、皆さんご存じコロンブスによる新大陸発見です。
この時コロンブスらは現地の方々からたばこを送られ、これを機にヨーロッパに広まることになり、最初は貴族や上流階級の嗜好品としてたばこが嗜まれていましたが、その後たばこの栽培が広がり、一般庶民にも広がることになりました。
日本にも16世紀ごろにポルトガルやスペインによりたばこが持ち込まれることとなり、江戸時代には庶民にも親しまれる程に普及することになります。
このようにたばこの歴史は古く、世界中でさまざまな形で利用されています。

喫煙方法の種類

紙巻きたばこ(シガレット)

皆さんが想像する最も一般的な喫煙スタイルです。
19世紀ごろからこの喫煙スタイルが始まり、機械化が進み、大量生産が可能になると価格が下がり普及しました。
吸い方としては、口腔喫煙(肺まで吸い込まない、口の中に煙をため、味と香りを楽しむ吸い方)と肺喫煙(肺まで煙を吸い、より強くたばこを味わう吸い方)があります。
私もメインは紙巻きたばこで、普段ロングピースを吸っています、やっぱりたばこといえばこれ、という感じですよね。

葉巻(シガー)

たばこの葉をそのまま巻いたもので、古くからある喫煙スタイルです。
お金持ちの人が吸っているイメージですが、手ごろな値段のものも多く幅広く嗜まれています。
紙巻きたばこと異なり、口腔喫煙で味と香りを楽しみ、喫煙時間も1~2時間と長く、ゆったりとくつろぎながら味わいます。
私も何度か吸ったことがありますが、紙巻きたばことは異なる濃厚で深みのある味が素晴らしく、たまに吸いたくなりますが、吸える場所と時間が限られてしまうのが悲しいです。

パイプたばこ

パイプ(喫煙具)にたばこ葉を詰めて吸う喫煙スタイルです。
よく映画で水辺で椅子に座りながらおじいちゃんがくわえているあれです。
使用するパイプの種類や、同じパイプを使い続けることによって喫味が変化します。
葉巻と同様に口腔喫煙で味と香りを楽しみ、喫煙時間も30分~1時間と長いのが特徴です。
過去にパイプを購入して、嗜んでいた時期がありましたが、葉巻と同じく場所と時間が限られるので長続きしませんでした。
ただ紙巻きたばこと葉巻とも異なる喫味があり、たまに吸いたくなります。

煙管

日本で独自に進化した喫煙方法です。
パイプによく似た煙管(きせる)を使う喫煙スタイルで、江戸時代に広く普及しました。
細かく刻んだたばこ葉を少量ずつ吸うので、葉巻やパイプなどと違い、長時間吸うより紙巻きたばこのようなさっと嗜む、粋な吸い方です。
当時は意匠を凝らした煙管を持つことがある種のステータスだったようです。
私も吸っていたことがありますが、ほかの喫煙スタイルのたばこと比べると独特な喫味で私は好きでした。

水たばこ(シーシャ)

主に中東など気温が高い地域で嗜まれている喫煙スタイルで、最近では日本でも若い方を中心に広まってきています。
特徴的なシーシャパイプで、炭を使いたばこを温め、水にくぐらせた煙を吸うという独特な喫煙方法です。
フルーツやスパイス系の香りフレーバーがあり、水にくぐらせた煙を吸うので、ほかの喫煙スタイルに比べるとかなり吸いやすいです。
吸いやすさと甘めのフレーバーがあることからほかの喫煙スタイルに比べて敷居が低いですが、もちろんたばこなので健康に悪影響があることを忘れてはいけません。
数回吸ったことがありますが、吸いやすさとフレーバーをその時の気分で味わえるのが魅力的で、たまにシーシャバーへ吸いに行っています。

嚙みたばこ

最近コンビニでも取り扱っているところが見られる唇と歯茎の間にたばこをはさむ喫煙スタイルです。
煙が出ないこと、吸い殻も小さな紙パックなので周りに迷惑をかけずに喫煙できます。
メージャーリーガーが嗜むことでも有名ですが、私は口がニコチンが染み出すことによるひりひりする感じが苦手で続けられませんでした。

手巻きたばこ

自分でたばこ葉を選んで、自分で紙で巻くスタイルのたばこです。
傍から見るとやばそうな感じが。。するかもしれませんが、紙巻きたばこの価格が上がる中で、より安くたばこを嗜む方法として広まってきています。
自分でオリジナルのたばこ葉ブレンドを作って吸うことができるのが魅力的です。
私もやってみようとしたことがあるのですが、自分で巻く手間がかかるのがダメで続きませんでした。

喫煙と文化

今でこそ喫煙している人はかなり少なくなりましたが、たばこは人と共に歴史と文化を育んできました。
フランスのジタンというたばこは、パリの文化人たちにとっては象徴であったり、日本ではピースというたばこ発売当時のデザインを現在のデザインに変更されたときに、爆発的な人気を獲得し、日本のデザインを重視する流れのきっかけになったとも言われています。
またパイプや煙管などの喫煙具は、ただたばこを吸うための道具としてではなく、工芸品としての美術的な価値もあります。
上記の例からたばこは単なる個人の趣向としてではなく、文化や歴史にも影響を与えてきた存在であることが言えます。
健康志向が広まってきた現代でも、たばこは加熱式たばこや若年層に広まってきているシーシャなどのようにそのスタイルを変えて嗜まれています。
今後も時代に合わせ、そのスタイルを変えることで喫煙という文化は生き続けると考えています。

喫煙者の私が思うこと

やっぱり喫煙者への視線が痛い。
これは避けられないものだと思います。
ただ思うのは同じ喫煙者として、マナーがなっていない方が多いことは誠に遺憾です。
喫煙禁止の場所でたばこを吸う、そしてその場に吸い殻を捨てていくポイ捨て、なぜ自ら首を絞めることをするのか同じ喫煙者として理解に苦しみます。
ただ同時に、喫煙する場所が減りすぎていることにも問題があるとも考えています。
場所がないから仕方ないという考え方は間違っていますが、現状特に都心部では路上喫煙を禁止しているところが多いのにもかかわらず、喫煙所を増やすどころか減らされているというのはいかがなものか?とも思います。
もっと喫煙者と非喫煙者が共存できるようにならないかな、と常日頃思っています。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はたばこについて、いろんな種類があって、歴史や文化的側面、私が思うことを書き綴りました。
この記事を通して、私は喫煙を推奨する意図はまったくありません。
ただたばこについて少しでも理解が広まり、単なる臭くて不健康なものではなく、深い歴史と文化があるんだなぁ、と思っていただければ幸いです。

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