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薔薇から始まる絵画の旅

2018年頃、近所にあった油絵・アクリル画教室に見学に行きそこで指導されていた先生の絵画と指導方法は、絵画は兎に角自由に描く思った事、感じたことをそのまま描くスタンスに面白そうだと思い参加することにした。
そこに参加されていた3人の生徒さんは年配の方でしたが、すごく力強い作品を描かれていた。荒々しくも重厚で迫力のある作品を作成するおじい様、逆に繊細なタッチで描かれ海外の風景や近所風景を描かれる二人のおばあ様と楽しい雰囲気の中で描かれていて、この教室にお世話になる事を決めた。
緊張しながら初めての参加し初めての作品モチーフは、
現物をよく見て描くのが良いアドバイスから、花瓶に薔薇の花から描く事から始まった。
好きに書いて自由に書いてと言うことは良いことですが、それが故に非常に難しいと感じた事を強く覚えています。普通は、モチーフを正しく読み取り姿形色彩を正しく模写するものという常識の中で描かれて行くものだと言う認識となりがちで、そうなってしまうとありふれた絵画となり、それぞれ個人が持ち合わせている個性ががない作品ばかりとなってしまう。
確かにごもっともなことなのですが、好きに書いてと言われると逆に筆が動かなくなってしまう自分との戦いのような感覚で、非常に難しい事だとひしひしと感じながら制作を続けた記憶が蘇って来ます。

初めての描いた事もあり、個性とは何かどの方向性に行くのか自分の個性とはどのような事なのか、まだまだ分からず1作品完成を楽しみながら作成して行きたいと思います。

アルリル絵の具で描いた第1作品の薔薇です。

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